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亀の子学級2008年09月01日 16時37分07秒

「学生時代」のカテゴリに入れていますが、小学生の頃の話です。

ママが小学校5年の時、担任の先生は岩切先生という女の先生でした。
新卒で赴任した先生で、背が高くて、髪が短くて、学生時代体育会系テニス部で鍛えたイケメンの女教師でした。

5年、6年と岩切先生が担任だったのですが、この先生、土曜だか日曜だかに、クラスで勉強が遅れている子供を自宅アパートに呼んで勉強を教えていました(もちろんタダですよ)。
名づけて「亀の子学級」。強制じゃなかったと思います。

これって、いまはやっちゃいけないのかな?

とにかく、ママも算数の分数がさっぱりで、何度か亀の子学級に呼ばれました。

いまから思うと、23、4の若い女の先生が、土日の休みを使って、金にもならんことをよくやっていたなあ、と思います。
当時もありがたいと思っていましたが、最近の教育を見ていると、あの頃のことを思い出してますますありがたさが募っている今日この頃です。

高校の時も、さすがに自宅に呼んで教える教師はいませんでしたが、結構時間外の授業がありました。
ただ、小学校の亀の子学級と違って、高校時代の補習は、あの頃ははっきりいって迷惑以外の何物でもありませんでした。

3年生で部活が終わってからは授業前1時間、授業後2時間の補習。
土曜日の午後もやっていたような。ママは居残りさせられて校外にパンを買いに行っていた記憶があります。

夏休みなんてお盆休みが数日あっただけで、あとは全部補習や模試。

県立高校で、これはやりすぎなんじゃないの、と当時は嫌で嫌でたまりませんでした。

ただ、いまになってみると、塾に行かずに済んだのは学校のおかげ、と思えるし、やっぱり、これは生徒より先生がたいへんだったんじゃないだろうかとも思えるようになってきました。

最近は「学校の勉強がわからなければ塾行け」と陰で言うのではなく、もう、教育委員会ぐるみで学校教育放棄してしまっているような感が否めませんよね~。
先生の「教える力」、「教えようと思う心」、大丈夫なんでしょうか?

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