モンブラン ― 2024年10月03日 21時09分23秒
うちの上司、スイーツ好きです。
先日、栗の季節になったので丹波地方にモンブランを食べに行かれたそうです。
「並んで食べてきました♪」
とうれしそーに。
「なんですとー!? うらやましすぎるのですー!(;゚Д゚)」
去年も、同じような話をされて、食べたくてたまらくなったわたしは、仕事帰りに淀屋橋で途中下車して中島大祥堂に生絞りモンブランを食べに行き、家へのおみやげ込みで3000円ほど散財してしまったことがありました。
今回は、自分で作ってしまいました。
まずは土台をどうするか。
市販のタルト型クッキーも買ったのですが、やはり土台から作ることにしました。
タルトではなく、アーモンドケーキにしました。
国産栗の甘露煮刻みいりのアーモンドケーキを焼きました。
ここが一番気合を入れましたかね。
アーモンドケーキを丸型でくりぬいて台にして、そこにマロンクリーム(ボンヌママンのマロンクリームと生クリームを混ぜたもの)をちょっと乗せて、さらにその上に甘露煮半裁。
生クリームで覆って。
マロンクリームをかけて、粉砂糖を振って、栗の甘露煮半裁を乗っけました。
モンブラン絞り金がなかったので、小さな○1穴の絞り金でやりました。
ぶっちゃけると、あまりおいしくなかったです(爆笑)
土台があぶらっぽすぎたのと、生クリームとマロンクリームが甘すぎたのと。
そこにさらに甘露煮の甘さも加わって、「もういいわ」って感じに。
2こ、3こ、ペロッといけるよ(*´▽`*)
とはなりませんでした。
モンブランはケーキ屋さんで買ったほうがよさそう(;´・ω・)
大阪府立弥生文化博物館 発掘された日本列島2024 ― 2024年10月06日 20時23分35秒
昨日、大阪府立弥生文化博物館に行ってきました。
文化庁主催の発掘された日本列島展が始まったのでした。
初めて展覧会の開会式に潜入しました(笑)
ここ数年、正倉院展のレセプションに行っていたんですが、うちら一般人は館外の行列に並んで、モニターで開会式の様子を見る、みたいな感じだったので、その場に立ち合うのは初めてです。
正倉院展レセプションほどヒトはいませんでした。
テープカットに並んでいる人たち(博物館館長、文化庁担当者、大阪府教委、マスコミ?、近隣自治体首長、教育委員会関係)が全員あいさつしました。
特に「おー!」と思ったのは、首長さんたちのお話で。さすがにふだんから人前で話をする機会が多いためか、話慣れしていているなあという感じでした。よどみなく、おもしろくお話されていました。
パパも同じ感想でした。
春海は寝ていました(無理矢理連れてこられた感)。
開会式の後は文化庁担当者による展示解説。
展示の前で見どころを解説してくれます。
この展示物(縄文のお墓)の説明をしているときに、玉を「お墓にお供え」と説明してたのが気になりました。
あとで質問しようと思っていたのですが、そのまま忘れていました。
玉類って、ふだんから身に着けている可能性が高いじゃないですか。
ふだんから身に着けていないものがお墓に入っていたら「お供え」したのかなと思うんですが、ふだん身に着けているものを「お供え」と捉えているのは理由があるのか?
お供えしたのか(副葬品)、身に着けたまま葬られたのか(着装品)、そこらへんはどう区別しているのかな、と。
聞こうと思いながら忘れていました💦
写真、いろいろ撮ったんですが、帰ってきてフォルダ見たら全然残っていませんでした(泣)
再葬墓の壺棺。
展示室の出口近くは地域展「大阪に伝来した龍」をやっていました。
こちらは弥生博の担当者の展示解説付きで見てまわりました。
池上曽根の土器の龍はまだわかるんですが、中には「これが龍!?」って園児の落書きみたいな”龍”も。円弧だけ、みたいな(笑)
なぜそれが龍なのか、どういう風に変遷していったかの図が壁にかかっていたのを春海が写真に撮っていたので驚きました。興味ないと思っていたので(笑)
春海曰く「同じ遺跡でこんな変化をしていきましたよ、っていうならまだ説得力あるけど、離れた地域でこんな風に変遷したってのは説得力がなくない?」と、写メを撮っていました。
列島展の大阪会場は、弥生博と近つ飛鳥博物館です。
弥生博が古い時代、近つ飛鳥が新しい時代担当のようです。
近々近つ飛鳥にも行かなければ。
そば処 賢 ― 2024年10月10日 23時07分04秒
ずっと前から気になっていた蕎麦屋さん。
そば処 賢。
駐車場とか、どうなっているかわからなかったので、今日、一人で偵察に行ってみました。
お店はの交通量の多い道に面したこんな↑お店。
前の道は奈良と法隆寺を結ぶ主要道なので大型バスがパンパン通ります。
歩道から直でお店の引き戸。
心配していた駐車場はお店の裏にありました。
お店の中はカウンターのみ10席ぐらいの感じか。
事前にネットで調べた上で、お目当ては天丼セット。
ただ、わたしはエビが食べられないので、ご主人に、
「好き嫌いは対応してもらえますか?」
と聞いてみたら、
「ええよ(*´ω`*)」
と言ってもらえて。
ほわほわした人当たりの良いご主人でした。
天丼を野菜天丼にしてもらいました。
まずは小鉢。
全然小鉢じゃない大きさでおでんが出てきました。
「これは多いぞ💦」と思ったのですが、おいしい出汁がしみ込んでいて、出汁まで完食。
野菜天丼。
サツマイモ、ゴーヤ、ナス、オクラ、レンコン、カボチャが乗ってました(*´▽`*)
つゆは甘めで大好きな味。
これは新そばなのかな?
壁に真新しい紙で新そばって貼られていました。
つゆは醤油濃いめのつゆ。
最後は蕎麦湯で割ってこれまた完食(完飲)。
1600円。
満足して帰ってきました~(*´ω`*)
浅川さんのアルバムに・・・・ ― 2024年10月11日 15時07分13秒
いまちょっと某航空母艦の艦攻隊のことを調べていて、その関係で浅川さんのアルバムを見返していました。
で、気になる1枚が。
最近も同じようなカットを目にしました。
石破内閣階段集合写真。
これ↑、ちょっとネットで話題になっていたので、
「あれとはずいぶん趣が違うな。どれどれ」
と拡大してみました。
「なんや、誰もわからん💦」
しかし、場所は旧官邸のようにある。
タキシードの人たちは内閣の人じゃないのか。
やたらと海軍軍人が多い内閣写真だな。海軍大臣ってこんなに何人もいるのか!?(;゚Д゚)
まさかですが、そんな感じで(どんな感じやねん)。
真ん中の人が総理大臣なんだろうと思って調べたら、すぐにわかりました。
第30代内閣総理大臣・齋藤實(さいとうまこと、字体は内閣ホームページに依る)。
在位昭和7年5月26日~9年7月8日。
「あとはわからんな」
そう思って放置。
予科練生は一生懸命調べるんですが💦
が、ちょうど別件で知人の戦史研究家Tさんとメールをしていたので、メールの最後についでで、
「浅川さんのアルバムにこんな写真が貼ってあったんだけど、何かわかりますか?」
と尋ねてみたら、パパっと、海軍軍人さん何人かに名前を付けてくれました。その上で、
「ぱっと見海軍大将」
「ネット上にもいろいろ写真があるんじゃないか」
とのアドバイスがあったので、俄然やる気になって、
「よし! 特定してやる」
最初に気になったのは齋藤さんの左にいるご老人ですわ。Tさんからもご指摘ありませんでした。
「東郷さんに似てるわ~」
あとで聞いたらTさんも「似てる」と思ったそうですが、自信がなくてこの人のことは名指ししなかったそう。
わたしも「東郷さんによく似た他人の空似の海軍大将」かと思って、めっちゃネット検索しました。
夜中2時ぐらいまで東郷さんの晩年写真探していました。
「顔は似ているけど、いまいち決め手に欠ける」
で、他に何かヒントは?
と探したら、勲章が目につきました。
これ。
東郷さんに似ている人がつけている勲章。
明らかに東郷さんに似ている人はほかの大将たちと違うのをつけています。
「なんだろうな、これ」
調べたら同じものが出てきました。ネット便利!(・∀・)
大勲位菊花章っていうらしいです。
内閣府のHPによると「我が国最高位の勲章」だそうです。
海軍大将で生前にもらっている人、限られます。東郷さん。
というわけで、たぶん他人の空似じゃないな、と。
なので、今度は東郷さんと齋藤さんの名前で検索をかけてみたら、共同通信のページがヒットしました。
まったく同じ写真が出ていました。
昭和7年(1,932)11月4日、海軍将官会議の写真らしいです。
撮影場所は首相官邸。
齋藤首相が海軍さんたちを昼食に招待したらしいです。
キャプションでは「前列右から谷口尚真大将、安保清種大将、斎藤実首相、東郷平八郎元帥、加藤寛治大将らと閣僚」とかで、Tさんより情報少なめ。
Tさんご教示海軍大将と共同通信サイト、さらに「閣僚」とあったのでそれはわたしが首相官邸サイトの齋藤内閣閣僚名簿から探して記入してみました。出身期もわたし記入。
自分が入れたところはまったく自信がないので、もし、わかる方いたらご教示いただけるとうれしいです。
名前が入っていない方も。
ちなみにわたし、「海軍将官会議」、よくわかっていません💦
※画像は浅川さんご家族ご提供。
大阪府立近つ飛鳥博物館 発掘された日本列島2024 ― 2024年10月13日 09時41分29秒
昨日春海は友だちと京都に遊びに行っていたので、パパと二人で近つ飛鳥博物館に列島展を見に行きました。
弥生博と共催。
弥生博は先週見に行きました。
行くといつも撮ってしまうキムタク階段(笑)
※リポビタンD、CМ
まず常設展をさっと。
出張中だったイノシシさんが定位置に戻っていました。
ちなみに出張中のイノシシさんの痕跡。
目的はこちら。
これ、今回の目玉みたいですよ。
群馬県赤堀茶臼山古墳出土の鶏形埴輪(ツイッターでは「水鳥」と書いてしまっていますが、鶏です
。とさかあるもんね💦)
赤堀茶臼山から出土したのは本体部分で、下に展示されている破片は古墳から約3キロ離れた釜ノ口遺跡から出土したそうです。ここは埴輪工房で、どうやら完成品を古墳に運ぶ前に羽根の先端部分が破損して遺跡に残ったみたい。
1500年後の再会、ステキ。
以前、離れた場所で見つかった石器がくっついたって話、聞いたことがあります。
昔の人の交流範囲がわかっておもしろいですね。
わたしはこれ↑、銅鐸で見つからないかなあと期待しているんですが。
突線鈕式銅鐸という一番新しい段階のでっかい銅鐸があるんですが、銅鐸の周辺に飾耳という渦巻文様の丸い飾りがついています。それが欠けている銅鐸があります。逆に飾耳だけが遺跡から出土することもあるんですよ。銅鐸本体は入手できなくても飾耳だけを宝物みたいに大事にしていた人たちがいるんじゃないか。
その飾耳と、離れた場所から出土した銅鐸がくっついたらおもしろいなと思って集成したことがあるんですが、根気が続かずorz
誰かやってほしい。
文化の秋のあとは食欲の秋。
葛城の道の駅に寄って、シャインマスカットのミックスソフトを食べて帰りました。
高田のあたりから見る二上山は美しいですね。
特に夕暮れ時。