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潜水艦2008年09月18日 11時11分54秒

最近、元回天の搭乗員の手記を読んでいます。
読み終わったら感想を書こうと思っているのですが、まだ途中です。毎晩、寝る前に読んで、毎晩、涙を流しています。

「こんな人の部下になれて幸せだったんだろうなあ・・・・」

柿崎中尉、二十歳をちょっと過ぎただけの隊長さんですが、立派すぎです。

柿崎中尉の話はまたのちほどあらためて・・・・。

ところで、ママは海軍は海軍でも航空隊の話はよく読むのですが、艦隊の方はさっぱりです。
戦艦とか空母ですらよくわからないのに、潜水艦の話を読んでいるというわけです。
「うーん・・・・。用語すらわからん・・・・(-"-)。いや、モノのイメージがまったくわかん・・・・」

本を読んで勉強するのは苦手なので、
「そうだ、映画を見よう!」
ということにしました。
たしか、『出口のない海』に、主人公が回天の勉強をしたり、潜水艦内で寝起きする映像があったなあ・・・・と思い、DVDを探したのですが、ママの勘違いだったか、見つかりません。

「しかたがない。『ローレライ』で我慢するか」

お話は作り話ってわかって見ていますから(^_^;)。
改めて見ると、CGがすごい(立派、という意味ではなく、わざとらしくてマンガみたい、という意味です)。

さすがに潜水艦内の様子ではCGは使われていないようですが。
あれに出てくる艦内の映像って、忠実に再現してあるんですかね? それともまったくのデタラメもんですか?
それすらわからない・・・・(困)。

艦内で響き渡る音(警報音とか機関の音?)はあんな感じなのでしょうか?

どれほど映像を信用していいのかわからないのですが、あれを見て、確かに実感できたのは潜水艦は耳はあるけど目がない、ってことです。
潜水中はソナー以外に全く外の様子をうかがい知ることができないようです。自分の目で敵の様子や攻撃を確認できないってどんな感じなのでしょう。

いま読んでいる手記でも、潜水艦に乗って特攻出撃し、潜水中に敵の駆潜艇にしつこく追いかけまわされて爆雷を受ける場面が出てきます。
潜水艦の乗員たちは見えなくても敵の様子がわかっているのかもしれませんが、回天の搭乗員は初めての潜水艦で、外で何が起こっているのかよくわかっていないような様子です。

結局、このときは危機一髪で逃げられたのですが、上がってみたら母潜も回天も、至近で爆発した爆雷のために損傷を受けていて特攻断念になりました(多々良隊伊47)。

『ローレライ』でちゃんとした潜水艦のイメージが沸いたかどうかは疑問ですが、また、今日も回天の続き読みます。

春海の初恋2008年09月18日 15時44分24秒

春海は小学校の同じクラスに好きな子がいるようで、家でもよくその子の話をします。

しかし、幼稚園時代に好きだったそうたくんのことがいまだに忘れられないようです。
何かというと、そうたくんのことを思い出すようです。
「そうたくん、どうしてるかなあ・・・・」
なんて、もの思いにふけることも・・・・。

でも、小学校は違う学校だし、ママはあそこのお母さんとは話したこともないので、もうそうたくんとはジエンド。
もしかしたら中学校で一緒になるかもしれないけど、それも2人とも地元の公立中学に行けば、の話なので。

幼稚園を卒園してもう半年。
そろそろ忘れたらいいのに、と親ながら冷たいことも思うのですが。

卒園式の時にパパが聞きこんできた話ではそうたくんも春海のことを好きだと言ったとか何とか?

昨日、プールで、幼稚園が一緒だったお母さんたちの会話をなんとなしに聞いていたらそうたくんの話題が。
娘がそうたくんと同じ小学校に行っているお母さんがこんなことを・・・・。
「○○ちゃんがそうたくんのこと好きでね。放課後、よく一緒に遊んでいるみたい」
ふうん・・・・かれは相変わらずエムなんだなあ・・・・。
春海はいまだにそうたくんが好きみたいだけど、向こうはもう春海のことは忘れているみたいやなあ・・・・。

今日、幼稚園でスポーツクラブがあるので、春海を送っていきました。いつもより、ちょっと早い時間。
幼稚園の前の幹線道路の横断歩道を渡らせ、春海が園内に入ったのを見届けてから帰ろうとしましたが、春海、門扉も閉めずに園庭の方に行こうとしたので、
「はーちゃん、閉めなさいっ!」
と横断歩道のこっちから叫びました。

すると、ちょうどそのとき幼稚園の門前を高速で横切った二人乗りの自転車が。
(幼稚園側。だから春海がいた門扉のすぐ横)

前に女の人。後ろに春海と同じぐらいの男の子が乗っていました。
前の人は顔すら見えなかったのですが、後ろの少年、幼稚園の門扉の前を通り過ぎる時、横断歩道のこっち側にいたママのことをじーっと見ながら行ってしまいました。

(あっ! そうたくんっ!)

春海はかれの乗った自転車のすぐ横、50センチぐらいのところで一生懸命、門扉を閉めようとしていました(幼稚園の中)。

そうたくんはママの方をじーっと見ながら行ってしまい、結局反対側すぐのところで門扉を閉めるのに必死こいていた春海には全く気がついていないようでした。

春海も重い門扉を「うーんっ(>_<)!」と押していて顔を上げなかったので、そうたくんには気づいてませんでした。

一瞬、春海に向って、「そうたくん!」と教えてあげようか迷いもあったのですが、結局、黙っていました。

そうたくんのあの「じーっ」(めっちゃ見つめられました)は、ママのことは「春海ちゃんママ」と気づいていたような様子。
塾のリュックを背負っていたので、もしかしたら毎週あの時間にあそこを通るのかもな・・・・。

ああいうニアミスはこっちが切なくなるねえ・・・・。
あれを見て、もう、春海とそうたくんには「縁がない」とママは判断しました。

来週から絶対にあの時間には行かないぞ・・・・。