乙9期 前川重美さん ― 2013年04月02日 11時09分21秒
※前川さんのご遺族の方、連絡いただけるとうれしいです。
hinemos.mama@gmail.com
※こちらに新たに画像追加しています。
今日は偵察員いきます。
前川重美さん。
三重県出身。
中攻の偵察員です。
1空、752空、702空、751空。
氏名入り写真にお顔がありました。
松本さんのアルバムにちゃんと写真館で撮影された肖像写真が貼られていました。
hinemos.mama@gmail.com
※こちらに新たに画像追加しています。
今日は偵察員いきます。
前川重美さん。
三重県出身。
中攻の偵察員です。
1空、752空、702空、751空。
氏名入り写真にお顔がありました。
松本さんのアルバムにちゃんと写真館で撮影された肖像写真が貼られていました。

例の、写真左下隅に「T.OBUNAI」と刻印がある写真です。
(おそらく阿見坂途中の小船井写真館)
前川さんは右側の人です。
(おそらく阿見坂途中の小船井写真館)
前川さんは右側の人です。

左側の人は、操縦専修生ですが、現時点で氏名不詳。
この人です。


飛練は筑波、中攻操縦専修生だった、ということはわかるのですが、それ以上の情報はいまのところなく、氏名特定できていません。
武田信行『ジュンちゃんへ… 戦争へ行った兄さんより』には、たぶん同じ時の撮影ではないかとおもわれる別の写真が掲載されています。
写っているのは上の二人と松本さん、もう一人の操縦専修生で、計4名。
武田信行『ジュンちゃんへ… 戦争へ行った兄さんより』には、たぶん同じ時の撮影ではないかとおもわれる別の写真が掲載されています。
写っているのは上の二人と松本さん、もう一人の操縦専修生で、計4名。

もう一人の操縦専修生、この人。
この人は飛練は谷田部、海兵団は呉、中攻操縦専修生集合写真には写っていません(元から戦闘機か、艦爆操から戦闘機か、艦攻操)。
やはり現時点で氏名不詳です。
写真館での写真は4人バージョンも2人バージョンも、軍帽のペンネントは「土浦海軍航空隊」なので予科練卒業間際だと思われます。
予科練を巣立つにあたって、仲良しの4人で撮りに行ったのでしょうか。
(9期生は15年11月15日に霞ヶ浦海軍航空隊から土浦海軍航空隊配属になり、11月30日に予科練卒業)
【東京行軍】
この人は飛練は谷田部、海兵団は呉、中攻操縦専修生集合写真には写っていません(元から戦闘機か、艦爆操から戦闘機か、艦攻操)。
やはり現時点で氏名不詳です。
写真館での写真は4人バージョンも2人バージョンも、軍帽のペンネントは「土浦海軍航空隊」なので予科練卒業間際だと思われます。
予科練を巣立つにあたって、仲良しの4人で撮りに行ったのでしょうか。
(9期生は15年11月15日に霞ヶ浦海軍航空隊から土浦海軍航空隊配属になり、11月30日に予科練卒業)
【東京行軍】

楠公銅像前
【水泳集合写真】
【水泳集合写真】

白帽に2線は相当の泳ぎ達者です。
9期で一番泳げるのはおそらく3線の谷村博明さん(乙飛出身の他の搭乗員さんに聞いたところでは線は2本までと言われていたけれど、谷村さんは写真ではっきり3線入っている)。
2線もその次に泳げるレベルではないかと思います。他の期であればおそらく最高に泳げるレベル。
9期で一番泳げるのはおそらく3線の谷村博明さん(乙飛出身の他の搭乗員さんに聞いたところでは線は2本までと言われていたけれど、谷村さんは写真ではっきり3線入っている)。
2線もその次に泳げるレベルではないかと思います。他の期であればおそらく最高に泳げるレベル。
【操偵適性検査】

【鹿島神宮】

あと数点、ここには出せないお写真があり、それらの写真と冒頭の小船井写真館での写真を元に集合写真から探しました。
どうでしょうか? 前川さんだと思うのですが・・・・。
予科練卒業時の寄書き。
偵察専修生は自分の名前を署名していない人が多いです。
前川さんのお名前も、探しましたがありません。
あることばに添えられた署名(?)
「紀伊熊野産 大和石」
最初、「紀伊熊野」は和歌山のことだと思い込んでいて、9期生名簿(昭和40年時点)で探し、
「該当者いないよなあ・・・・。戦後に引っ越されたのか・・・・」
と諦めていました。
でも、前川さんの出身地をあらためて聞いて、これは前川さんの寄書きなのだとわかりました。
「大和石」も検索したら出てきました。
前川さんの懐かしい故郷の海・・・・なのですね。
泳ぎが達者なのも納得。
※画像はこちらにも追加しました。
おもいで
「女性美の顔、女と歩くと何方が男かわからない」
「若きインテリ。君はどこかに教養の深さを感じさせるものがあった。あの若さであれだけあった知性、生きていてくれたら大いに貢献してくれたろうに」
19年1月4日 751空 ニューギニア方面
前川さんのお名前も、探しましたがありません。
あることばに添えられた署名(?)
「紀伊熊野産 大和石」
最初、「紀伊熊野」は和歌山のことだと思い込んでいて、9期生名簿(昭和40年時点)で探し、
「該当者いないよなあ・・・・。戦後に引っ越されたのか・・・・」
と諦めていました。
でも、前川さんの出身地をあらためて聞いて、これは前川さんの寄書きなのだとわかりました。
「大和石」も検索したら出てきました。
前川さんの懐かしい故郷の海・・・・なのですね。
泳ぎが達者なのも納得。
※画像はこちらにも追加しました。
おもいで
「女性美の顔、女と歩くと何方が男かわからない」
「若きインテリ。君はどこかに教養の深さを感じさせるものがあった。あの若さであれだけあった知性、生きていてくれたら大いに貢献してくれたろうに」
19年1月4日 751空 ニューギニア方面
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