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蕎麦屋の2次会2008年06月18日 08時51分37秒

本当に10日ぐらい続いてしまうかもしれない搭乗員の集いの話。
(初めてご覧の方や久しぶりにご覧の方。この話題はずっと続いておりますので、下から読まれることをお勧めします)

2次会はショッピングセンターみたいなところの1階の食堂街の蕎麦屋になりました。
でも、蕎麦なんか食べる人は一人もいません。酒とつまみだけ(数人ウーロン茶)。

4人ずつ座れるテーブル席でした(蕎麦屋ですから、蕎麦屋)。
わたしが座った席は搭乗員さんが1人、若い人3人という席でした。

わたしの向かいに甲飛13期出身・元神雷部隊のKさんがおられました。
この方からも興味深い話を聞くことができました。

戦闘機の訓練を終えて部隊に着任したとたんに反乱騒動に巻き込まれて、基地から鹿島神宮まで走らされ、神宮の石畳(2度目に聞いた時は「玉砂利」と言われたような・・・・?)に正座させられたとか。

この反乱騒動のことは、神雷部隊のことを扱った本にも出ている有名な話です。予備学生出身の士官と下士官が衝突して乱闘になったとかなんとかそんな話です。
Kさんは転勤してきたばかりで「反乱」とは無関係だったようですが、とばっちりで一緒に走らされたとのこと。
「えらいところに来てもうた」
と思ったらしいです。

この騒動の時、岩城さん(Kさんは「ガンテツ」さんと呼ばれていました)とか野中五郎隊長、大田さん(桜花の考案者)がどんな対応を取られたのかも話されていました。

数ヶ月前に亡くなられた谷水竹雄飛曹長の思い出話もたくさんされていました。
Kさん、口を開けば、
「谷水さんはわれわれ後輩をとてもかわいがってくれた。やさしい人やった」
と、そればかりでした。
戦後、ずいぶんかわいがってもらったとかで、谷水さんがどれだけやさしかったかというのを、例を挙げてたくさん話してくださいました。

戦争の話だけではなく、Kさん独特の夫婦論も展開されていてとても面白かったです。

この搭乗員の会は、Kさんの世代が一番若手だそうで、自分たちが頑張らないと会は終わりという思いで、一生懸命会を盛り立てているようでした。素晴らしいです。

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