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挫折しそうだ・・・・2008年07月10日 16時39分43秒

門司親徳さんの手記、かなり読み進んだのですが、挫折しそうになっています・・・・。

最初はおもしろかったんですよ。
この人は短現の主計士官です。
開戦前から瑞鶴に乗っていて、その後も「雨男」ならぬ「空襲男」のように、行く先々で爆弾を落とされる経験をしているのですが、それにもかかわらず、やはり戦闘員ではないためか、ちょっと戦争を他人事のように眺めているようなところがあって、また、それが新鮮でよかったのですが。

いま、しおりが挟んであるのは、大西中将の副官になり、特別攻撃隊が編成され、ぞくぞくと出撃を始めたそのあたりです。

起こった出来事は一つでも、それに接した人の立場などで、その人数分だけのとらえ方がある、というのは重々わかっているつもりですが。

大西長官の副官、という立場から見た比島での特攻―。

なんだか、読むのがしんどくなってきて、とうとう『八機の機関科パイロット』に手を出してしまいました。
この本の著者は碇義朗さん。いままで何冊か読んでいますが、たぶん、この人の感覚はわたしの感覚と大きくずれていないはず。
でも、そういう(いわば気の合う)本ばかり読んでてもだめなんですよね。
門司さんの立場ではどうだったのか、やはり、最後まで読まないとダメですよね・・・・。

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