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目薬もったいない→大出費2008年07月10日 15時51分36秒

今朝起きたら、ママの右目までが痛がゆくなっていました。
「これはアレルギーか、炎症に違いない」
と思いました。

「そうだ。昨日、春海がもらった未開封の目薬がある。もったいないから使いたい(^◇^)」
と思ったのですが、さすがに右目だったので、もし、医者の診断もなしに勝手に人の目薬を使って取り返しのつかんことが起こっては困る、と大人の理性が働きました。

「いちおう、医者に診てもらってからにしよう」
と、昨日、春海を連れて行った総合病院の眼科に行きました。
問診の紙に「右目がかゆい」と書きました。
そのあと、視力や眼圧の検査をされたのですが、そのときに、
「左右の目の見え方が違って勝手悪い」
と、いまにして思うと、余計なひと言を言ってしまいました。

「どんなふうに違うんですか?」
「右の方がものが大きく見えて、左は小さく見える」
「ああ、それは左右の近視の度数が違うからそう見えるのは当然ですよ。でも、いちおう、調べましょうか」
と、細かい格子の入った本など見せられました。
すると、どうも、右目の方だけ、縦線がくねくねと歪んで見えていることが判明。
「視野が欠けているせいかもしれない」
と言ったら、
「じゃあ、視野検査しましょう」
どきっ!
「目がかゆい。春海のもらった目薬使っていいですか?」って聞きに来ただけなのに、検査、検査・・・・。カシャカシャカシャカシャ・・・・検査料はいまの段階で、いくらほどになっているのだ?

視野検査をし終わって、やっと医者の診察です。
「えーっと、今日は・・・・?」
と、カルテを覗いているので、
「目がかゆいんです。昨日、娘がこの目薬をもらったのですが、使っていいですか?」
と聞いたところ、
「ちょっと診ましょう」
目の診察。
「アレルギーですね。その薬、あまり効果ないですよ」
「・・・・(゜o゜)」
「アレルギーの目薬を出しておきましょう」
「さっき、左右の目の見え方が違うって話したら、視野検査してくれたんですけど、結果はどうなんですか?」
「右がちょっと欠けているけど、正常より多少欠けている程度ですよ。見え方が違うのは別の原因かもしれないですねー。もう一度見せてください」
と、顎乗せる診察台でもう一度診察。
「念のため、眼底検査しますか?」
「え?」
また検査? カシャカシャカシャカシャ。
「今日は目がかゆいって言うのなら、日を改めてでもいいですよ」
いや、一回帰ってまた来たら、また余計な診察料を取られてしまう。
「今日でお願いしますっ」

散瞳剤を点眼して30分ほど待ち、眼底検査をしてもらいました。
真っ暗な診察室で、丸い虫めがねみたいなのとペンライトをもった先生が、
「はい、上見てください、右上・・・・右・・・・右下・・・・下・・・・」
と、片方の目それぞれ8方向を向かせて眼球の中を覗いていくのですが、右目の「右」と「右下」だけ、何度もやらされました。
(ああ、何かあってんなあ・・・・)
とわかりました。

診察が終わって、
「右目の網膜の一番視力が出る部分に○○○膜という薄い膜ができています。見えにくい原因はこれです」
と先生。
何度か「○○○膜」と言われたんだけど、ママは目の中だけではなく脳にまで膜ができているようで、いま思い出そうとしてもさっぱり思い出せません。
薬でどうにかなる膜ではなく、外科手術しか取りようはない、と言われましたが、あえて取る必要もない、とも言われました。
目の中なので、それ以上のリスクもあるから、とか。
ママの場合、「見えにくい」というだけの話で、視力は矯正で0.9出ているからほっておいてもいいのではないかとのこと。

結局、高い検査料払って、検査結果は改善可能なことでもなく・・・・。
「半年後ぐらいにまた眼底検査を受けることをお勧めします」
だって。

春海の方は塗り薬のおかげで左目のお岩さん状態は改善されてきました。本人も鏡を見て、
「しわが出てきた♪」
と、喜んでいました。
(しわ→ふたえのラインのこと)

挫折しそうだ・・・・2008年07月10日 16時39分43秒

門司親徳さんの手記、かなり読み進んだのですが、挫折しそうになっています・・・・。

最初はおもしろかったんですよ。
この人は短現の主計士官です。
開戦前から瑞鶴に乗っていて、その後も「雨男」ならぬ「空襲男」のように、行く先々で爆弾を落とされる経験をしているのですが、それにもかかわらず、やはり戦闘員ではないためか、ちょっと戦争を他人事のように眺めているようなところがあって、また、それが新鮮でよかったのですが。

いま、しおりが挟んであるのは、大西中将の副官になり、特別攻撃隊が編成され、ぞくぞくと出撃を始めたそのあたりです。

起こった出来事は一つでも、それに接した人の立場などで、その人数分だけのとらえ方がある、というのは重々わかっているつもりですが。

大西長官の副官、という立場から見た比島での特攻―。

なんだか、読むのがしんどくなってきて、とうとう『八機の機関科パイロット』に手を出してしまいました。
この本の著者は碇義朗さん。いままで何冊か読んでいますが、たぶん、この人の感覚はわたしの感覚と大きくずれていないはず。
でも、そういう(いわば気の合う)本ばかり読んでてもだめなんですよね。
門司さんの立場ではどうだったのか、やはり、最後まで読まないとダメですよね・・・・。