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夏バテ2008年07月22日 07時58分57秒

冷や汁
暑いですね。
みなさん、夏バテしていませんか?

ママはウン十年生きてきて、たったひと夏だけ夏バテした経験があります。
忘れもしない大学4回生の時です。

大阪の夏は暑いです。
夜でも25度以下に下がらない熱帯夜が続きます。
でも、ママは1・2・3回と、夏は大阪の暑い夏を経験せずに済みました。

1・2回の時は京都の乙訓地方の竹藪の中の神社で発掘合宿でした。朝夕涼しくて、過ごしやすかったです。
3回の時は大阪で発掘合宿(これは斜面に作られた古墳時代の須恵器窯の調査で、調査中は灼熱地獄だったけれど、宿舎は公共の宿舎で冷房があった)。

1・2・3回と続けて千浩荘の夏を経験せずに済みました。
千浩荘のわたしの部屋は1階だったので、当然、夜は窓を開けられません。扇風機をタイマー状態にして回して寝るのですが、タイマーの限度2時間おきに目が覚める、という毎日でした。
しかも、夏休みに入って一週目に博物館実習がありました。
余談ですが、ママが履歴書に書ける「資格・免許」は唯一「学芸員」資格のみです(笑)。

博物館実習、大阪城内にあった(いまもある?)市立博物館に数日通いましたが、森の宮駅からも大阪城公園駅からも適度に遠い。直射日光に照射されながら15分ほど歩いて通っていました。

毎日満員電車に乗って、乗り換えて、暑い中を歩く―大阪の夏初体験です。自分で気力体力弱っていくのが手に取るようにわかりました。

帰りは梅田を通るので、地下街でおいしいものを食べて帰ろう、と友人たちと店に入るのですが、サラダすら完食できない状態になってきました。

「これはヤバい。夏バテで死ぬかもしれん」
と思ったママは、対策を考えました。
何か食べられるものはないか。

そういえば、蛍が池から大阪空港に向かう道の途中に宮崎の郷土料理の店がなかったか?
行ったことはなかったのですが、空港に行く時に見かけたような気がします。
で、1人で探して行ってみました。ありました、ありました。

ちょっと飲み屋っぽくって入りづらかったけど、藁にもすがる思いで宮崎郷土料理の店に入りました。
目当ては「冷や汁」です。
どんなに食欲がなくても、これだけは食べられそうな気がしたのです。
で、注文して食べてみました。
嘘のようにモリモリと食べられました。
夏バテには「冷や汁」に限る!!

というわけで、実家の母親から冷や汁の作り方を教えてもらい、いまは自分で作っています。

このとき夏バテになったのには暑さだけではなくもう一つ理由があります。まあ、書く気が起こったら書きましょうかねえ。