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宮崎弁2010年08月31日 14時08分44秒


ユキちゃん

宮崎弁は、数ある方言の中では、まだわかりやすい方だと思います。


宮崎に帰っている間に、春海のあまりの同化ぶりに驚くこともありました。
さすがに宮崎弁をしゃべることはありませんでしたが、他県の人が聞いても「?」じゃなかろうかと思うことばを正確に理解していました。

ある日、じいじと春海がそれぞれ自転車に乗り、ロン(ポインター)の散歩に出かけました。

ママは帰ってくる時刻に、ブラブラ歩いて途中まで迎えに行きました。

途中で合流後、じいじと春海はそのまま自転車に乗って先に家に帰りました。
家の近くに交差点があって、左に行ってもまっすぐ行っても家には同じぐらいに帰り着けます。
春海が前を行っていたのですが、交差点の手前でじいじが後ろから、
「まっすぐ行きない」
と声をかけました。
春海、そのまままっすぐ行ってしまいました。

あー、春海は「行きない」が「行きなさい」って意味だって、わかってるんだー(゜_゜)

と、ママは後ろから見ていて驚きました。



世界的に見て、「n」ではるじまる否定的なことばって多いですよね。

宮崎弁の場合、「行きない」の「ない」は否定ではなく、「しなさい」の命令形の変化したものです。
ですから「しない」は「しなさい」。

他県の人が聞いたら、「しろ」と言われているのか「してはいけない」と言われているのか、よくわからないことばが、「○○しない」以外にもあります。

「○○せんね」

大学の先輩が合宿で自動車免許をとりに宮崎に来たとき、助手席の教官に、
「ブレーキ踏まんね」
と言われて、踏んだらいいのかいけないかわからなかったことがあったとか。

これまた命令形で、
「ブレーキ踏みなさい」
って意味です。

ちなみに、春海は、家では元江戸っ子のパパの関西弁と、元宮崎県人のママの関西弁。学校(お友だち)では地元弁・・・・なので、妙なことばをしゃべっています(^_^;)

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