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背面急降下2009年02月10日 07時43分07秒

ママは搭乗員さんや搭乗員生活には興味があるのですが、かれらの本分であるはずの戦闘行為に関してはあまり興味もなく、聞いても読んでもよくわかりません(^_^;)。

戦争映画を見ても、戦闘シーンって、興奮しないんですよねー。
戦国もので、合戦シーンに異様に興奮する人がいるようですが、ママは戦闘シーン、合戦シーン、ともにテンション上がりません。
むしろ、指揮所のデッキチェアにのんびりと腰掛けたまま、
「おい、昨日のねーちゃん、どうだった?」
「おう、好みのねーちゃんだったぜー」
なんて会話してくれる方がよほど興奮するわけで!
(変態ですねー)

まあ、妄想ママの前置きはどうでもいいとして、今日は何が言いたいかというと、昨日書いたホリブンのB29撃墜の話。
戦闘行為に関心のないママが書いてしまったので、ちっともホリブンのすごさが伝わらなかったのではと危惧したので、もう一度書くことにしました。

ホリブンの手記は昨日引用したとおりで、あれ以上のことは書いていないわけですが、『源田の剣』によると、ホリブンは、「背面急降下」でB29の主翼に20ミリを命中させたようです。

しかも、この日は地上から空を見上げて見物している人も多かったのだとか。
そんな中の1人、当時中学4年生だった男子生徒の目撃談。
「B29の片翼がもげ、ひらひらと枯れ葉が落ちるようにゆっくりと墜落した。それは戦闘機の体当たりではなく、直上からの急降下攻撃だった」
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
ホリブン(^O^)ホリブン(^O^)ホリブン(^O^)ホリブン(^O^)ホリブン(^O^)ホリブン(^O^)ホリブン(^O^)

文字にすると簡単に「背面急降下攻撃」になっちゃいますけど、想像して下さい、これ、すごくないですか!?

相手は高速で動いている飛行機です。自分もさらに高速で真上に近い角度から逆落としに突っ込むわけです。しかも、艦船に比べると標的はかなり小さい。その主翼に20ミリを命中させるんですよ!!

技倆だけの問題ではなく、精神的にもどうですか、これ。

真っ逆さまに突っ込んで、そのまま敵機のすぐ横をかわって下にすり抜けるわけですから、うまくコントロールできないと敵機に体当たりしてしまいます。これで当たる確率もすごいとは思いますが、実際、当たってしまった方もおられるようです。
当てるぐらいの気持ちで突っ込まないと機体に弾を撃ち込むことなんかできないのかなー。それとも自分の腕に絶対の信頼を置いているのか。

ホリブン、手記にはサラッと書いているけど、実はすごいのだ!
ホリブン ヘ(^^ヘ) ホリブン (ノ^^)ノ ホリブン ヘ(^^ヘ) ホリブン (ノ^^)ノ

こんなことを書いているママも、実はホリブンのイメージって、台南空時代の「上空哨戒」ホリブン、教員時代の「先生」ホリブン、戦後の「旅客機機長」ホリブンのイメージが強くて、戦闘機搭乗員としてのホリブンってなんか実感が沸かないんですよねー。

Kさんも、
「物静かな人だった」
「女性によくモテた」
とは言われたのですが、戦闘機乗りのホリブンがどうだったか、まったくコメントがないので(^_^;)。
(中隊が違っていたので、ホリブンの戦闘行動中のことはよくわからないようなことを言われていました)

でも、この「背面急降下攻撃」で、ホリブンが戦闘機乗りとしてもすごい人だってこと、少しは伝わりましたか!?

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