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飛曹長2009年02月16日 08時53分10秒

略して「飛曹長」、正式には「飛行兵曹長」。

ママのブログに最も多く登場している海軍さんの階級でしょう。
パパにパソコンの学習機能をいじられた時は、真っ先に再学習させておかなければならない重要単語の1つです。
「飛曹長」が変換できないパソコンは、ママのパソコンとしてはまったくの役立たずということです。

ママは「少尉」より「飛曹長」の方が萌えます。

さて、以前にも書いたと思いますが、海軍の飛行機乗り(17年末以降)、の階級を軽く説明。
一人前の飛行機乗りとしての階級としては、上飛(上等飛行兵)、飛長(ここまで兵階級)、2飛曹(2等飛行兵曹)、1飛曹、上飛曹(ここまで下士官階級)、飛曹長(准士官)、少尉、中尉、大尉、少佐(実際出撃するのはここら辺まででしょうか)・・・・。

丙飛や特乙(予科練の種類)を出ていれば兵階級から戦場に・・・・ということもありますが、乙飛・甲飛(これも予科練の種類)出身であれば、戦場に出る時は下士官からスタートです。
予備学生、兵学校出身であれば、少尉・中尉で飛行機乗りとして戦場に出ることになります。

なんでママは「飛曹長」に萌えるのかというと・・・・。

これは下士官兵から身を起こした人しかなれない階級のうち、もっとも高い階級だからです。
飛曹長になろうと思ったら海軍に入って6、7年かかります。

このブログによく登場する西澤飛曹長、ホリブン(堀飛曹長)も、ともに乙飛の出身です。
西澤さんが7期・11志(昭和11年入隊)で、飛曹長になったのが18年の11月です。7年かかっているわけです。
ホリブンが10期・13志で、飛曹長が20年5月です。

かれらが飛曹長に進級した時点でいったいどれほどの同期生が残っていたのでしょう。そういう意味では、予科練のあの時期の人たちで「飛曹長」にまでなれた人って神様みたいな存在です。

西澤さんの7期は終戦までに「少尉」になってるので、西澤さんも生きていたら「西澤少尉」になっていたのでしょうが、なぜかママは「西澤少尉」より「西澤飛曹長」が好き(「好きと言われても・・・・」と西澤さんは困っているでしょう)。

「飛曹長」という言葉には「ベテラン」という雰囲気がついて回っているのですが、「少尉」という響きにあまり「ベテラン」というイメージが無いんですよねえ・・・・。どちらかというと、「颯爽とした若手士官」というイメージですか? ネイビーブルーの一種軍装に身を包み、短剣吊って・・・・みたいなスマートなイメージ。
「飛曹長」から士官扱いになるので、もちろん、軍服も士官服になって短剣も吊れるのですが、「飛曹長」という言葉からはそれはイメージできません。飛行服に身を包み、若手に、
「飛行機に乗るなんざ、100年はええんだよ!」
と言っているイメージ? (あれ? 「100年」だったっけ?)

しかも、「ベテラン」なのに、「若い」ってところが萌えませんか!?(ママだけか?)
艦船に乗っている「兵曹長」というと、ちょっと中年の人をイメージしてしまいます(イメージですよ、イメージ(^_^;))。
でも、予科練出身の「飛曹長」はみなさん、お若いんです。
西澤さんが23歳、ホリブンは24歳で飛曹長になっています。
この年で「ベテラン指揮官」ですから。

なんか知らんけど、「飛曹長」ってかっこいいよね~。

(↑あくまでもママの独断・偏見・妄想・イメージに基づく感想文です。「少尉好き」の方を非難中傷する目的はございません、あしからず)

理想の女学生2009年02月16日 19時08分46秒

新しいコート
昨日いつも行くスーパーに行ったらセールをやっていました。
もうシーズン終わりで、コートが安くなっていました。

サイズ150の紺のダッフルコート。
羽織らせてみたら、まだまだ大きかったのですが、来シーズン、その次のシーズンぐらいには着れるんじゃあないかと、買ってしまいました。
というかねー、とーっても似合っていたので、思わず買っちゃったんですけど。
(サイズは150と160しかなかった)

しかもこのダッフル、バーゲン品のくせに、結構しっかり作ってありました。
安いダッフルコートを買うと、鹿の角みたいな留め具だけついていて、スカスカに風が入ってくるのがありますが、これは中にファスナーがついていて、ちゃんと防寒面も考えてあるようです。

どういうわけか、春海、とってもこの紺のダッフルコート、似合いますよー(^o^)。

ママには「春海にこうなって欲しい」というガチガチの「理想の女学生像」があって、三つ編みとか、セーラー服とか、ローファーとか、いろいろあるわけですが、紺のダッフルコートって、気高き女学生の必須アイテムじゃないですか!?
(アホじゃなかろうか、と笑わないように)

茶髪とかパーマとか化粧とか論外じゃわ!!(-.-#)
目の周りにクマ作ってつけまつげつけたり、シャツの一番上のボタンを外しているとか、ネクタイを胸のあたりで結わえているとか、靴のかかとを踏んで履いているとか。脳みそ足りんのんとちがうやろうか。
(うちの近所、田舎やから、これがフツーに生息しているんですよ(>_<))

冬休みだったでしょうか。
春海と2人で、近所のスーパーの地下のうどん屋さんでお昼ごはんを食べていました。セルフサービス、フードコート形式で、自分で空いている席を確保して食べないといけないのですが、ママたちが食べていると、制服姿の女子高生6、7人ほどがうどんを食べにやってきました。

ママ、すかさず観察。彼女らが場所取りしている時から、ずっと見ていました。
1人を除いて、全員が不良。茶髪・パーマ・化粧、制服がだらしない。スカート丈が異様に短かったり長かったり。ずっと昔に絶滅したと思っていた”スケ番”みたいなスカート丈の子もいました。

その子らが券売機で食券を買っている時に、春海に、
「ねえ、あのおねーちゃんたちの中でどの子がいい?」
と聞いてみました。ナンパにーちゃんの会話のようですが、まじめな母娘の会話です。
春海、すかさず、
「一番左のおねーちゃん」
と言いました。
黒髪を肩よりちょっと長いぐらいのストレートにしている、膝丈スカートの子です。なぜか、あの集団で、この子1人だけ優等生っぽい格好をしていました。化粧もまったくしていませんでした。

ほー、春海、見る目があるじゃないか(^O^)。

ここまでの育て方は間違っていなかったと確信。

朱に交われば・・・・と言いますが、たとえ周囲がカスな女学生ばかりであっても、この女学生のように孤高の存在になって欲しい。本当に、
「息子の嫁に欲しい!」
と思えるような女学生でした(息子、いないけどね)。

外見で人を判断しちゃいかん、と言いますが、ママは暴走気味なぐらい外見重視派です。
痩せている太っている、頭髪が、とかそういう外見ではなく、「容儀」という面では十分その人間を判断する材料になるのではないでしょうか。

多少、お脳が弱くても、容儀だけでもきっちりしておけば、それなりに評価されることもあるはず。
春海にはぜひ「理想の女学生像」を突き進んで欲しい、そう思って紺のコートを買い与えたママでした。