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ミュージアムレディ2009年02月08日 18時25分09秒

博物館の話題を出したついでに。

学生時代、一時期、ある博物館に通っていたことがありました。もちろん、講義のない日だけですけどね。

そこが持っていたある遺跡の一括資料の実測をさせてもらっていました。

いまではそんなにめずらしくもない”ミュージアムレディ”ですが、当時はそんなおねーさんたちはほとんどおらず、その博物館は先進的に”レディ”のいる博物館でした。

ママのうろ覚えですが、たしか、コンパニオンとかを派遣するような会社から来てもらっている、と言っていたような・・・・。
つまり、考古学業界とは何の関係もないおねーさんです。

ママは実測に行くと一日そこの作業場みたいなところの隅っこで、1人で黙々と土器を計測して図面に落としていたわけですが、お昼だけは”ミュージアムレディ”のおねーさんたちと一緒に食べていました。
”ミュージアムレディ”の休憩室みたいな場所があり、おねーさんたちはそこで持参のお弁当を食べているのです。ママも行く途中でパンか何か買って、おねーさんたちと食べていました。

みんないいおねーさんたちでしたよ。
考古学とは無関係のおねーさんたちでしたが、一生懸命お勉強されているようでした。

違う世界の人たちだったので、衝撃的なこともありました。何よりカルチャーショックだったのは、おねーさんたちの身だしなみ。
食事のあとは必ず化粧のやり直し。歯磨き。
口紅を引き直す、って程度のことじゃないんですよねー。やっぱり容姿を売りにしているおねーさんたちは違う!(ってぐらい、みなさん、おきれいでした)

考古学の世界には↑こんな女性、絶対にいません。

いつもきちゃない格好をして土器と格闘し泥まみれになっているママが、そんなおねーさんたちと一緒にごはんを食べてもいいんだろうか、と遠慮したくなるほど別世界でした。

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