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瑞鶴のご真影22008年05月02日 16時39分06秒

一日に何度も更新してすいません<(_ _)>
明日にしようかなとも思ったのですが、いまのうちに書いておきます。
本日更新の前3件は別に読まなくてもいいような内容です。
「書きすぎだよっ(怒)!」
って方は、ここだけでも読んでください。

今日、図書館に行って神野正美さんの『空母瑞鶴』を借りてきました。
瑞鶴のご真影運び出しの詳しい状況がわかりました。

総員上甲板命令が出てから、副長からご真影の運び出し命令を受けたのは庶務主任の大畠永弘さんです(当時、少尉か?)。
戦闘開始前に最下甲板の高角砲発令所に移してあったお写真を、艦橋から取りに戻ろうとしたけれど、下から上がってくる機関科員、応急員のために難儀していたところ、一人の兵隊が箱入りのお写真を持って上がってきてくれたそうです。

副長附甲板士官だった足立喜次中尉(兵72期)も貝塚艦長から「お写真を上げろ」と命令され、甲板下へ向かったそうですが、下から上がってきた兵員に、「お写真は上に上がった」と教えられ、下には行かなかったようです。

総員退艦のときになって、左舷甲板上にいた大畠さんと足立中尉は一緒に海に入ります。足立中尉も艦長にお写真のことを命じられていたことから、お写真を背負っていた大畠さんと一緒にお写真を守ろうと思われたのではないでしょうか。

重油の海を泳いでいると、『初月』が救助にきました。しかし、お写真を背負っている大畠さんや足立中尉には気づかずに、泳いでいる人間の三分の一ほどを救助して去っていったそうです。
このとき取り残された人たちはどんなにがっかりし、絶望したことかと思います。
そのまま二時間ほど、うねりに身を任せて材木につかまっていると今度は『若月』がやってきました。
大畠さんは、今度こそ乗らねば、と思ったそうです。

「足立中尉、泳ぎましょう」
「よし泳ごう。お写真は大丈夫か。おれが持って行こうか」
「大丈夫です」

このとき大畠さんは、どうせお守りして泳ぐならば最後まで自分で持って泳ぎたい。人に渡すのは残念だ、という気持ちで足立中尉の申し出を断ったということでした。

ところが、やはりお写真を持って泳いでいると、どうしても遅れがちになり、だんだん足立中尉に離されてしまいます。

「おーい! 庶務主任早く来いよ」
待っていてくれたので泳ぎつきます。

「おれが持って行ってやろう」
ここでやっと大畠さんも意地を張っていられないとお写真を足立中尉にゆだねます。
100メートルほど泳いで、やっと『若月』に救助されました。

これが、平和な海水浴場での話なら、
「ああ、微笑ましい男の友情」
で済むのでしょうが、二人が泳いでいるのは戦場の海。しかも、目の前の『若月』に拾い上げてもらわなければ、永遠にそこに取り残されてしまう可能性があるのです。

自分だけ助かりたければ、戦友を置いてさっさと泳いで行ってしまうとか、お写真を放り出してしまうとか、他にも道はあったのかもしれませんが、二人は助け合いながら、お写真も守り通しました。

わたしはそのことにすごく感動しました。

余談ですが、二人が最初にすくってもらえなかった『初月』は、救助した瑞鶴の乗員を乗せたまま、その日の夜戦で米水雷戦隊と果敢に戦い沈められてしまいました。
人の運命って・・・・。

参考:神野正美『空母瑞鶴』光人社

京都行ってきました2008年05月03日 19時33分10秒

毎年恒例京都の刀剣市
今日の京都の最高気温は30.7℃。
そんな京都に行ってきました。

目的は刀剣市です。
といっても、最近は刀剣市より、同じ会場でやっている古書祭りの方がメインかな?

いままで、刀剣を見る時は、まず目が行くのが備前とか虎徹みたいな有名な刀。
んで、次が有名じゃないけど、銘が切ってあって古そうな刀。
んで、次に拵えとか、槍とか長刀見て終わり、という感じだったのですが、今日、初めて、「海軍士官短剣」というものが目に留まりました。
(いままでもあったのでしょうね(^_^;))

ガラスケース越しに桜マークのついた短剣を見ていたら、ちょうど横にいたおじさんが、お店の人に、
「これの中身は入っているの?」
と聞いてくれたもんだから、お店の人がケースから取り出して、中の短剣まで目の前で見せてくれました。
「へえ・・・・」
海軍士官さんはこんなのを腰に吊っていたのか・・・・。かっこいい・・・・。
と見とれていたのですが、これの持ち主、どうなったのでしょう?
お元気にされていたのならいいのですが・・・・。

よく、軍装とか軍刀を集めている人とかいるようですが、持ち主がわからないものって、怖くないのかなあ?

だるまんのえび天丼2008年05月03日 19時42分59秒

だるまんでお昼ごはん
実は今日は刀剣市を見に行くだけが目的ではなくてですねー、宮崎から父親が来たので、刀剣市で待ち合わせをして一緒にご飯を食べてきました。
弟ととろぴかさんといとこちゃんも一緒です。

なぜか、パパママ家は毎年大型連休は決まって「刀剣市→だるまん→古書祭り」です。
父親や弟と一緒に。
とろぴかさんといとこちゃんは今年初参加。

ここは京都のおばんざいバイキングのお店です。
ママはそれをたのんだのですが、バイキングのお皿画像はあまり絵的に美しくないので、パパが頼んだえび天丼画像にしました。

今年の初マンゴー2008年05月03日 19時47分46秒

宮崎のマンゴwwwwwww
父親が宮崎から刀剣市を見にやってくるのは毎年恒例ですが、そのとき手土産にマンゴーを持ってくるというのも毎年恒例です。

いま、冷蔵庫で冷やしています。

うひひひひ(ジルっ・・・・)

おいしいですよ。
あとで食べよっ♥

今日の収穫2008年05月03日 19時50分05秒

古書祭りでゲット
今日の大収穫はマンゴーだけではなく、↑これです、これ。

門司親徳さんの『空と海の涯で』はいまでも入手可能かなと思うのですが、本がきれいで安かったので買ってしまいました。
門司さんは大西瀧治郎長官が特攻作戦を決めたとき、副官としてずっとそれをそばで見ていた人です。

小高登貫さんの『ああ青春零戦隊』。これはとっても読みたかったのですが絶版になっていて入手不可能でした。見つけて、飛びついて買っちゃいました。
小高さんは戦闘機搭乗員でラバウルの204空や343空戦闘407(林喜重隊長のところ)にいた人です。

そして、そして、もう一冊。
『海軍兵学校 江田島健児の記録 真継不二夫写真集』
まあ、題を見てもらったらわかると思いますが、真継不二夫さんというカメラマンが撮った、海軍兵学校生徒の写真集です(そのまんまですね)。
ひとくちに海軍兵学校といってもたっくさんの生徒がいたわけですが、この写真集に写っているのはなんと、なんと「在校生71期、72期、73期生徒たち」らしいのです。深井中尉が写っているかも!!
まだ詳細には見ていませんが、深井中尉は3D復元できるほどママの網膜に刻まれているので、探してみようと。
もしかして、MIさんも写っているのかな? でも、MIさんの海軍時代の写真、2枚しか見たことがないので、写真集に写っていてもわからないかも・・・・。

深井さん、もし、ご覧になられたことがなければお貸ししますよ。ママが見てからですが・・・・。