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戦時中の人って、すごいなあ・・・・2007年10月08日 13時25分54秒

昨日届いた伊藤節子さんの自分史『二十一世紀まで生きられて』という本を読みました。

伊藤節子さんというのは、海軍兵学校72期卒業で元海軍大尉、戦後は海上自衛隊に勤められた伊藤正敬氏の奥様です。

ご結婚されたのは戦後のことなのですが、戦前、戦中のことから戦後、現在のことまでずっとご自分の身の上に起こった出来事を綴られています。
「こんなにも!」と思うほど数々のご不幸に見舞われるのですが、奥様はいつも前向きです。
家が焼夷弾の直撃を受けて全焼したり、空襲に来た敵機に機銃弾を浴びせられたり、順番通りではないご家族を亡くされたり・・・・。わたしならそのうちのひとつが降りかかってきてもへこたれてしまいそうなことばかりなのですが、それを乗り越えて前向きに生きておられます。

読んだ感想は伊藤さんを通しておそらく奥様に伝えられていると思うのであらためてここには書きませんが、お伝えしなかった感想をここにちょっと書きます。

自衛隊時代の伊藤さんの写真が掲載されているのですが、その立ち姿がとても素敵だったのです。うまく表現できませんが、これが海軍で鍛えられた本物の海軍士官か、とうっとりするような立ち姿でした。
いまの若い人であんなにかっこよく立てる人っていないんじゃないかな?

伊藤さんは80を越えられたいまでもゴルフを楽しまれているようだし、パソコンもわたしの何倍も使いこなしておられるようだし、外に出て行ったり新しいことにチャレンジしたりといったことが苦にならないご夫婦なんだなあ、みならわなきゃなあ・・・・と思ったのでした。

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