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操縦のうまい下手2009年09月22日 09時15分21秒

坂井さんが菅野さんのことを「ド下手」だとおっしゃっていたらしいので、ちょっと戦闘機乗りの「うまい」「下手」について考えてみました。

以前、K上飛曹に戦闘301の搭乗員の方のエピソードをおうかがいした時、さかんに、
「技倆一番は佐藤精一郎(上飛曹・甲10期)」
と言われていました。

「搭乗員の技倆はどこで判断するのですか?」
と尋ねてみたところ、「うん?」というお顔をされ、
「なんとなくかなー?」
と言われたのですが、あとになって、
「離着陸でもわかる」
と。

なるほどー。
わたしは飛行機の操縦はできませんが、乗せてもらう側の身としては、旅客機の場合、やはり「揺れない」「離着陸時の衝撃」など、ここらヘンが評価のポイントになるでしょうか。戦闘機の技倆判断もここらヘンでするんですね。

離着陸がまずいと、空母での発着艦時にえらいことになりますからねー。

ちなみに、当のK上飛曹ですが。
これは同期生のO上飛曹からお聞きした話です。
戦後のある時、ある地方市で同期会をやることになったらしく、そこに2人乗り飛行機2機で行ったらしいのです。
1機はK上飛曹操縦で便乗者あり、もう1機は操縦者と便乗者O上飛曹だったらしい。

O上飛曹が乗せてもらった方の操縦者ももちろん海軍の元搭乗員。
ところが、操縦が荒く、めちゃめちゃ揺れて気分が悪くなったそうです。
一方、K上飛曹操縦の方は、揺れることもなくピターッと飛んでいたらしく、
「さすがKだと感心したねー」
とO上飛曹は言われていました。

離着陸やただ飛ぶだけ、という点以外にも、戦闘機操縦者であれば射撃の腕や特殊飛行の腕ももちろん「技倆」の中にはいるのでしょう。

菅野さんは撃墜機数で言うと、どれを見ても上位にランクされているので、射撃が下手ってことはないと思うんですよね。

離着陸が下手とか、まっすぐ静かに飛べない、とか、そんな話でしょうか。
操縦が荒いってのはもはや定説ですから(^_^;)


余談
ホリブンですが。
いつもはホリブンの人柄や基地外での話ばかり聞いているママですが、一度K上飛曹に戦闘機乗りとしてのホリブンはどうだったのか聞いたことがあります。
K上飛曹、
「あの人とは中隊が違っていたからわからんなあ」
と言われました。
(K上飛曹は知らないことは知らないとちゃんと言われる方です)

全日空時代の話。
ハイジャックされた時の新聞記事には、
『撃墜王だった三上機長(ホリブンのこと) 「操縦はピカ一」』
と紹介してあります。
同僚の話として、
「機長にはきわめてふさわしく、操縦のうまさではピカ一ではないか」
と。

恒例行事なので 40000アクセス2009年09月22日 13時54分29秒

恒例行事なので。
アクセスカウンター、今日昼頃に40000達成したみたいです。

30000カウントが8月1日だったので、53日?
びっくりしますねー。
最初の10000は長かったですよー。
1年以上かかりました。

2007年10月にブログを始めてから、2009年の春先ぐらいまでは、ほとんど知人だけが細々と見てくれ、毎日10とか20ぐらいだったので。

だいたいこの頃からの人は、コメントはくれなくても、メールや直で、「見てるよー」と言ってくれるので、なんとなく誰だかわかっているのですが、最近はもうどんな方々が見てくださっているのか、よくわからない状態です。

コメントくださる方以外にも、毎日のように見てくださっている方もいるんですよねー。ありがとうございます(^o^) あなたですよ、あなた!
取って食いませんから、ぜひ、コメントを・・・・。
いや、いや、恥ずかしいって?
じゃあ、結構です(^o^)

今後も遊びに来続けてくださいね~。
で、気が向いたらコメントもお願いします(^o^)

いつもコメントくださる方、今後もよろしくお願いします。
たぶん、わたしの記事目当てというより、コメントがおもしろくて見てくださっている人もたくさんいるんじゃないかと思います。