三途の橋でおけさ踊らん ― 2010年04月23日 15時00分20秒
片桐清美1飛曹が飛行服の背中に辞世の句を書き付けていたという話――
山岡荘八さんは手記に、『飛行服の裏に「三途の橋でおけさ踊らん」などと書付けている彼だった』と書き、 戦友の小城久作兵曹は神坂さんの本の回想の中で『「俺が死んだら三途の川原で 鬼を集めておけさ踊らん」と飛行服の背中に白ペンキで辞世を書いている猛者でした』と言っています。
→「ピカピカの飛行グツ」
昭和37年8月9日の朝日新聞に掲載された山岡さんの「最後の従軍 破れた飛行グツ」という手記に、「片桐一飛曹のうしろ姿」という写真があります。
山岡荘八さんは手記に、『飛行服の裏に「三途の橋でおけさ踊らん」などと書付けている彼だった』と書き、 戦友の小城久作兵曹は神坂さんの本の回想の中で『「俺が死んだら三途の川原で 鬼を集めておけさ踊らん」と飛行服の背中に白ペンキで辞世を書いている猛者でした』と言っています。
→「ピカピカの飛行グツ」
昭和37年8月9日の朝日新聞に掲載された山岡さんの「最後の従軍 破れた飛行グツ」という手記に、「片桐一飛曹のうしろ姿」という写真があります。
この写真がその辞世の句の実際のものです。正しくは飛行服ではなく救命胴衣の背中です。
(記事はAさんにいただいたものです)
文字の特徴から、片桐兵曹自身が書き付けたものと思われます。
一行目は「神雷櫻花」と読めます。
最終行も「片桐一飛曹」。
一番下には横書きで右から「岡村一家」と書いてあります。(神雷部隊の司令が岡村基春大佐)
2行にわたって書かれている下の句が、おそらく山岡さんが書かれている「三途の橋でおけさ踊らん」。
問題は上の句です。
写真と見比べても、小城兵曹が回想している文句とは合いません。おそらく、小城兵曹の回想は「こういう意味のことが書いてあった」というもの。
実際、何が書いてあるのだろう・・・・とずっと疑問だったのですが、このたび、協力してくださる方がいて、やっとわかりました。
(協力してくださった方の話では、写真が不鮮明で、「三途の橋」の「の」の部分が「代」に見えるみたい・・・・ということだったのですが、山岡さんの手記と 前後の文脈から「三途の橋」と書いてあるんだろうなと思います)
片桐兵曹の辞世です。
旅立ちに
米鬼百万共連れに
三途の橋で
おけさ踊らん
今日の本格的スイミング 春海の本気!? ― 2010年04月23日 20時26分48秒
一昨日、いつものプールでクロール25メートルの27秒のテストを受けたばかりですか、今日は本格的スイミングの方の月一のテスト日でした(いつものプールは2ヶ月に一度)。
結論から書くと不合格でした。
4級のテスト項目。
バタフライ・キック20メートル以上(板なし・呼吸付)
合 バタフライ・キックで20メートル以上(板なし・呼吸付)泳げます。
合 両足同時に足首は力むことなく、リズム良く止まらずにキックが打てています。
合 キック板を持たずに、2回キックごとに、1回平泳ぎのプル動作で呼吸をしています。
バタフライ・スイム20メートル以上
□ バタフライ・スイムで20メートル以上泳げます。
合 両手足は、左右対称の動きができています。
□ 水を後方に押し始めたら顔を水面に上げ、呼吸動作の後、アゴを引き顔を戻し同時に両手も前へ出しています。
□ ターンとタッチは、両手を同時に壁につけています。
背泳ぎのクイックターン
□ 背泳ぎのクイックターンができます。
こんな感じです。
ここは横幅13メートルで泳いでいるので、「バタフライ・スイムで20メートル以上」に合格がついていないのは「20メートル泳げない」という距離的なことではなく、「バタフライが泳げていない」っていう根本的な評価ですよね、たぶん(-_-)
見ていただいたらおわかりでしょうが、先週、華麗に回っていた背泳ぎのクイックターン、練習3回、本番1回、全部失敗しました(T_T)
壁直前でうつぶせになってクルン・・・・まではできるのに、一度も壁を蹴れなかった・・・・。
何をやっているんでしょう!?
帰りに聞いたら、鼻がツンとして続けられなかったそうです。
鼻から息を出しながら回りなさい、と注意されたそうです。
シノ先生やたかだ先生にも言われ、本人もいままでずっとそうやって回ってきたのに、なぜに本番ではやらない!?
1年半前も2ヶ月通って、全然合格できなかったし・・・・。
お友だちのところも6ヶ月、級が上がらなかったらしいです。ここのスイミングはそうそう簡単には上げてくれないようです。
でも、今日はこんなガッカリ春海ばかりではありませんでした。
バタフライとクイックターンのテスト後、2コース使って、生徒2人を同時にスタートさせ、タイムを計ってくれました。
4級グループ、6年生から。みんなクロールで13メートルコースを往復。
春海は、最後に同じ3年生女児と。
「ヨーイ! ハイッ!」
というMコーチの合図で泳ぎ始めたのですが、なぜか春海、平泳ぎ!?
「何をしているん!?」
ママは仰天しながらも自分の時計で計っていたのですが、13×2の平泳ぎ、29秒でした!!
コーチが「29秒!」と叫んだのがプールの外まで聞こえました。コーチもびっくりしたに違いない。
帰りに聞いたら「好きな泳ぎで泳いでいい」と言われて、みながクロールを選択する中で、春海は果敢に平泳ぎにチャレンジしたようです。クロールは一昨日タイムとっているしね(^_^;)
ずーっと40秒ぐらいでしか泳げなかった平泳ぎ。
一昨日、練習中に32秒で泳いでママをたまげさせたばかりですが、今日は26メートルを29秒ですよ!(コーチ計測では29.8秒だったらしい)
途中で1回ターンしています。25メートル続けて泳いでいたらこのタイムより早くなるんでしょうか、遅くなるんでしょうか。でも、1メートル余分に泳いでいるので、このタイムより大幅に遅くなることはないですよね。
30秒切りました。すごくないですか!?