乙9期 二階堂信治さん ― 2016年06月26日 16時42分17秒
北海道出身。
偵察。
中攻。
偵察。
中攻。
【氏名入り班写真】

【東京行軍】


【大楠山慰安行軍】

【辻堂演習】

【操偵適性検査】



【香取神宮】

【偵察専修時代】



階級章は1空。ペンネントは霞ヶ浦海軍航空隊。
前列左が笠井繁雄さん。右が二階堂さん。
後列左が藤井国男さん。右が藤原国雄さん。
前列左が笠井繁雄さん。右が二階堂さん。
後列左が藤井国男さん。右が藤原国雄さん。
【おもいで】
目玉のクリクリした実にせわしい奴だった。
忙しそうにものを言う方だったが、誰からも好感の持たれる人だった。色の黒い細面のクリクリした目は特に思い出す。
吊床は通路の処で背の低い君には、手が届かなくてさぞかし困ったことと思うが、それにしては吊床競技でいつも早かったな。
【飛練鈴鹿空時代】


【大分空時代】

【木更津空時代】

昨年8月に雄翔館に行ったとき、二階堂さんの遺書をみることができました。
「御なつかしいお父母上様へ これで四度目の遺書を認めます」
という書き出しで始まる遺書です。
何度も書いては廃棄し、書いては廃棄してきたようですが、
「今度という今度こそは生きて帰れぬものと思い、一言申し上げる次第でございます」
便箋4枚にわたって書かれ、両親への感謝、自分が死んだのちのこと、お世話になった人たちへよろしくと書かれ、最後は、
「九月二十七日記ス 信治
お父母上様
一昨夜珍しく冷麥を腹一パイ食べた夢を見ました」
で終わっていました。
17年9月28日 高雄空 ソロモン
※画像は9期生ご遺族・ご家族ご提供
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