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のど痛2016年05月05日 20時23分21秒

昨日の夜からのど痛でぐったりしています。

イソジンもトローチもロキソニンもダメだ~




晩ごはんは何年振りかでほか弁。


春海が着ているこのワンピース、わたしが20数年前に着ていたものです。

本当です。

2種軍装のクロちゃん2016年05月06日 16時22分58秒

先日、知人所有の豊田耕作さんのアルバムに貼られていた中西義男さん(乙6、艦爆操)が写った写真。

あの写真と、クロちゃん部分をトリミングした写真を弟さんに送ったところ、お電話をいただき、いろいろとお話をしてくださいました。
この写真、初めてご覧になられたそうで、とても喜ばれていました。


弟さんにとって、この姿のクロちゃんはすごく印象に残っているんだとか。

クロちゃんの教員時代、家族で岩国に面会に行かれたことがあるそうなのですが、クロちゃんはこの格好で自転車に乗って駅まで迎えに来てくれたそうです。

道々、すれ違う兵隊さんたちがみなクロちゃんに敬礼して行くので、兄貴、かっこいいな~、と思ったそうです。

この写真のクロちゃんの階級章、善行章、あと弟さんからうかがったクロちゃんの履歴から察するに、この写真の撮影時期はおそらく16年の夏だと思われます。



毎日新聞に、クロちゃんのことが出ています。



※画像はM氏ご提供

トサキンさん、お引越し2016年05月06日 19時52分17秒

トサキンさんたち、広いおうちにお引越ししました。

本当はずっと同じたらいでいきたかったのですが、もうすぐ3年。
以前、外で使っていたふた付きバケツがあっという間に劣化してボロボロになったことがあったので、トサキンさんたちのたらいもそのうちバキッといくのではないかと心配でした。

夢にまで見るようになって。

たらいに亀裂が入って水が漏れる夢。慌ててトサキンさんたちを水道水のバケツに放り込んで・・・・
「ひゃあっ!!」
ってなる夢でした。

そうなる前に、新しいたらいを買って来ました。

だいぶ大きいです。
26リットル。


新しいおうちはどうかな~?






飛練10期 実用機教程2016年05月07日 15時55分27秒

うーん・・・・

またしても謝罪案件です。

申し訳ありません。

――と、先に謝っておきます。



今日、藤原国雄さんのご遺族の方が、厚労省から取り寄せた藤原さんの履歴を見せてくださいました。


「なんだって!?( ̄□||||」


なことが書かれてありました。



驚きすぎてことばを失ったのは、

「16.7.30  大分海軍航空隊」

です。

「そんなバカな! 大村では!?」

海軍が間違っているんだろう( ̄▽ ̄)

いーや、そんなことありませんでした。

どーも、わたしが間違っているっぽい。

いや、わたしが、というか、九期生名簿が・・・・と言い訳してもよかですか(汗)


間違えた過程も検証してみました。

九期生名簿の「九期生のあゆみ」。
「昭和十六年五月三十一日  練習機教程修了、実用機教程に入る  操縦専修者・・・・大分空・宇佐空・大村空に配属     偵察専修者・・・・博多空・大村空に配属」

です。
が、これ、この時点ですでに間違っています。
操縦専修生に関してはこれでほぼ間違いないのですが(羽藤さんの履歴では16年5月28日に練習機教程修了、同日付で大分空(実用機教程))、偵察専修生は練習機教程が7月末まで続きます。2か月遅れです。ですから、実用機教程もそれ以降です。

それともうひとつ。
偵察専修生の配属先が「博多空・大村空」しか書かれていませんが、宇佐空に中攻と艦上機の一部が配属されたことがわかっています。

偵察専修生の記述が間違っていることから、
「これはたぶん操縦専修生だった生存者が書いたんだな」
と思っていました。




それで、今日の藤原さんの履歴ですが・・・・。

「16.7.30 大分海軍航空隊」


待てよ、ということは、あの集合写真は大分空なのか!?

あの集合写真↓
「第十期飛行(偵)練習生 16.10.31」

場所は書かれていません。

が、わたしは、九期生名簿の「博多・大村」の記述、さらに藤代さんの手記「同期の偵察専修生百七名は、六十五名が大村空に、四十二名は水上機搭乗偵察員予定者として博多空に・・・・」から、検討もせずに「大村」と決めてかかっていました。

「大村」と思っていた理由はもうひとつあってですね(^^;)




飛練10期中攻操縦専修生たち。
同じ建物の前で撮っていますよね。


写っている「本部」看板も同じものですよね、たぶん。
左・偵察集合写真
右・操縦集合写真





飛練10期中攻操縦専修生たちに関しては、長崎の諏訪神社前で撮られた集合写真もあります。


松本勝正さん(中攻操縦専修)も家族にあてた書簡に大村で実用機教程をやっていることを書いているので、中攻操縦専修生たちは「大村」と思い込んでいました。


しかしですよ。


藤原さんの履歴に書かれた「大分」が真実であるなら、あの集合写真は大分空の庁舎前。
さらに、中攻操縦専修生の半分が写った2種軍装の集合写真も大分空の庁舎前、ということになります。

たしかに、松本さんは大分庁舎前には写っておらず、長崎諏訪神社前の集合写真のグループなんです。
ということは、中攻操縦専修生たちは大分と大村、2ヶ所で実用機教程をやって、16年9月、木更津で初めて中攻操縦専修生が全員集合した、ということになるんでしょうか。
全員で移動している可能性――大分前半、大村後半、あるいはその逆――も考えられますが、松本さんの書簡からは移動の可能性は低いです。松本さんはずっと大村にいたんじゃないかな?

残念ながら、中攻操縦専修生の履歴は見たことがないので、これ以上確認のしようがありません。




さらに今回の一件で見つけたことがあるので書いておきますが、乙10期の同期生会誌に掲載されていた飛練16期戦闘機専修生の集合写真(そこにははっきり「大分空」と註が入っています)の撮影場所も、上の飛練10期生たちが写真を撮った本部庁舎の前のようです。※ただし正面ではなく、少し左側のよう

あと、『日本海軍戦闘機隊2 エース列伝』の257ページの第11期飛行予備学生の集合写真も同じ「本部」の看板が写っています。
飛行学生39期の集合写真に写っている看板(「部」だけ)も同じ看板のようにあります。
撮影場所は書かれていませんが大分空なのかな?




というわけで、訂正です。あくまで「今日時点」のわたしの見解ということで。

飛練10期操縦専修実用機教程(16年6月~10月まで)。
中攻操縦(半分)・・・・大分空  9月から木更津に移動
中攻操縦(半分)・・・・大村空  9月から木更津に移動
艦攻・艦爆操縦・・・・宇佐空
戦闘機操縦・・・・大分空

※中攻の一部と艦爆操縦はのちに戦闘機に転科(一人だけ艦爆→中攻)


飛練10期偵察専修実用機教程(16年8月~10月まで)。
中攻偵察(大部分)・・・・大分空
中攻・艦上機偵察(一部)・・・・宇佐空
艦上機(一部)・水上機偵察・・・・博多空



ずいぶん印象が変わってしまいました。
16年の夏(8月)って、大村に大勢の飛練10期生たちが集まっていたと思っていたのですが、実は集まっていたのは大分だった・・・・(^^;)



印象どうこうって問題ではないですね。
もっと研鑽いたします<(_ _)>



過去記事は検索しながら訂正していきます・・・・。



※画像は9期生ご遺族ご提供

飛練10期 16年8月2016年05月08日 11時39分58秒

前の投稿の詳細版です。
※敬称・階級略


【操縦】
中攻操縦<大分海軍航空隊>16年6月~8月
野口義徳
8期?(谷田部におった人)
清水日出夫
杉本栄
石川茂
小林為雄
都築国雄
三浦駿一(もと8期)
木下光三
谷口十七夫
桑島武一
中門清司
鈴木文亮
紺野高司
鹿島長重郎
木原辰雄
田中茂雄
荒木怜
他クラスの人2人
16名+4名


中攻操縦<大村海軍航空隊>16年6月~8月
松本勝正
藤谷周覚
池田和義
松村政人
森浦東洋男
桜井正夫
大原義一
今村文三郎
永田慶士
徳渕清蔵
嶺岸友三郎
吉田俊光
和田邦介
島子栄二
古田正直
四宮与三郎
都地肇
香川数郎
山口浜茂
村田耕一
河村徳市
21名


戦闘機操縦<大分海軍航空隊>16年6月~10月
安達繁信
新井正美
上田誠
上沼周龍
上原定夫
大正谷宗市
川崎助男
木村裕
熊谷賢一
久米武男
後藤龍助
佐藤昇
柴田勉
鈴木松己
関明水
野村茂
羽藤一志
福山清武
茂木義男
森田勝
森田豊男
横山孝
綿村亀次
23名

艦爆操縦<宇佐海軍航空隊>16年6月~10月
阿部健市
井原大三
遠藤桝秋
大石芳男
大西要四三
中野釥
西山昇
松本佐市
森田守
山下栄松
10名

艦攻操縦<宇佐海軍航空隊>16年6月~10月
筒井富雄
亀山一郎
阿部芳包
原精二
加藤哲夫
吉屋清
岡本久
山田清
8名


【偵察】
中攻偵察<大分海軍航空隊>16年8月~10月
藤島光夫
古田保雄
仲野修
池本忠清
新井誠二
蒲田栄作
宮沢政雄
牛王正明
岸川正人
鈴木俊夫
前川重美
畑中嘉夫
志村実
加藤勝正
高坂浪次
大山輝一
石井雄
西本宗方
井上三千人
米盛朴
鈴木光雄
石井三郎
山下員雄
加村外三
小笠原武夫
山村喜郎
金田吉武
植田武雄
藤原国雄
三浦光雄
谷村博明
浅沼正信
鶴見堅三
井野久雄
本間秀人
植田竹治郎
二階堂信治
上原信之
高橋兼春
国本力
北村貢
伊藤誠一
北村彰男
川村幸雄
小薬武(もと8期)
44名+1名


中攻・艦上機偵察(一部)<宇佐海軍航空隊>16年8月~10月
岡本清見
堂前清作
益田増雄
篠原藤市
牛澤四郎
川原与三郎
佐々木武治
野田実
井上春雄
繁富悦行
高田忠勝
兼藤二郎
植松繁
平山繁樹
杉野憲市
中名主巽
轟木省(りっしんぺんに省)
岡田温次郎
立井義春
南弘明
20名

艦上機(一部)・水上機偵察<博多海軍航空隊>16年8月~10月
島田清守
岡吉郎
宅間広正
戸川衛
菊地平
岸本正好
斎藤理吉
山内敏昭
村上守司
井上常夫
宮本一
清水巧
中尾鶴蔵
笠井繁雄
坂田清一
大塚孝平
植木愛雄
隅倉慧
佐々木隆寿
金成懿
石塚猛
藤代護
森健次
石田勝
島田直
福島増蔵
皆川彰
黒木勇三郎
大畠久利
関川文雄
松沢正二
永田正
酒村健三
下釜又男
山田一作
藤井国男
萩谷幾久男
本城秋生
西村徳恵
西谷芳数
8期偵新潟
※いるはずの遠藤秋章さんと一瀬一之さんが不明
41名+1名


藤代さんが手記に書いている「同期の偵察専修生百七名は、六十五名が大村空に、四十二名は水上機搭乗偵察員予定者として博多空に・・・・」はおそらく、

45名が大分空(9期44名、8期1名)、20名が宇佐空――――「大村空65名」と勘違い?
42名が水上機偵察員予定者として博多空(9期41名、8期1名)

でしょう、たぶん。

藤代さんは博多なので、博多に関しては正確に書いているのだと思います。
のちに艦上機の偵察員になった人たちが含まれていますが、博多配属時は全員が水上機搭乗予定者だったのかもしれません。わたしにはわかりません。

「大村65名」に関しては、ご自身で関わっていなかったために記憶の錯誤があったのではないかと思います。



※画像は雄翔館、9期生ご遺族ご提供