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向島兄弟2016年05月10日 09時54分09秒

10期の向島クロちゃんこと、向島重徳さんも弟さんが海軍の搭乗員です。


向島クロちゃん、予科練時代。


ご兄弟で艦爆操縦員で、吉野泰貴『流星戦記』によると、弟さんの明さん(乙15)は503空で19年4月30日、トラック島から機動部隊攻撃に出撃し未帰還。

重徳さんの方は、20年7月25日第7御楯隊第一次流星隊(K5)の隊長機操縦員として木更津基地から出撃し特攻戦死されています。





同じ10期の西兼淳夫さん。
飛練時代。

戦闘303の分隊士で、20年6月7日、鹿児島(九州南方洋上?)で戦死されています。

この方の弟さんではないかと思う人を宮崎基地の特攻名簿で見つけました。
特乙2期の西兼登二さん。
20年4月16日、宮崎基地発進の第6銀河隊で特攻戦死されています。

淳夫さんと登二さんがご兄弟だと書かれたものを見たわけではないですが、特攻名簿に書かれた登二さんのご住所が、淳夫さんのご実家と同じ住所でした。
親戚で同じ家に籍を置いていた可能性も捨てきれませんが・・・・ご兄弟なのではないかと思っています。乙10期と特乙2期なので、おそらく淳夫さんが兄で、登二さんが弟さんでしょう。


ご兄弟で・・・・というのは当時は決してめずらしいことではなかったとは思います。

航空隊ではなくとも、9期の萩谷幾久男さんも弟さんが海軍の整備で戦死されています。

去年、愛媛でお参りにいった墓地には、戦死された4兄弟のお墓が並んでいました。


※画像は久保さんご提供

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