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お墓参り 西都原考古博物館2023年09月19日 21時46分25秒

9年半ぶりの帰省だったのでお墓参りに行きました。


まずは父方の。

集落の隅にひっそりある小さな墓地です。

入ってすぐにうちの本家の墓(父方の祖父母、父親の長兄一家)があります。
その延長線上に見覚えのある姓の墓石を見つけました。
3列後ろ。
他の墓石はわりと新しめだったのですが、その家の墓石だけ色が違っていて(古そう)すぐに目が行きました。

「え? まさか」
と思いました。うちの墓参りを済ませてちょっと近づいてみました。
横に設置されている石板に刻まれたお名前の中に昭和17年に戦死されたある予科練生のお名前が。お名前も戦没日も一致。
しかし、お墓自体は先端が尖った戦没者のお墓ではなく、故人の経歴なども一切刻まれていませんでした。刻まれていたのは横の石板にお名前と没日、没年齢だけです。ほかのご家族とご一緒に。

その方、父方と同じ集落なのは知っていましたが、地域が違うのでまさか同じ墓地にお墓があるとはまったく考えていませんでした。
これも何かのご縁なので勝手にお参りさせていただきました。



ちなみにうちの実家墓(予定)。
子どもたちは2人とも関西だし、どうするんだろうね?



お参りを済ませ、母方のお墓詣り。




それから宮崎県立西都原考古博物館へ。
リニューアルしたって噂を聞きましたが。
わたしが前に行ったときはリニューアル前だったのかな?
館内の記憶が一切ありません(笑)


館内は暗くて、目が悪いわたしにはちょっと危険な空間でした。
説明もよく見えんので、モノだけさーっと見て回りました。

春海はハニワ探し。
春海、ハニワ=馬のハニワ、踊るハニワ

「ハニワがおらん!(;´Д`)」
と騒いでいました。

母「西都原のハニワといえばコレやで」↓


春海「これじゃないねん(;´Д`)」

母「はーちゃんが求めているハニワはお土産屋か公園に行けばあるわ」




「ママ―! 三角縁神獣鏡があるで!」
最近邪馬台国ニュースがわらわら出ているので春海ですら知っている三角縁神獣鏡。

西都原からも出ています。

ちなみに、地元奈良県の桜井茶臼山古墳からは81面以上の鏡が出土していたってのは以前から知られていたのですが、破片の観察をすすめた結果、じつは103面以上あったことが最近判明したってニュースになっていました。盗掘を受けた上で残っていたのが103面以上ですから、もともとどれほど埋納されていたのか・・・・(;゚Д゚)
103面中26面が三角縁神獣鏡らしいです。
ただ「三角縁神獣鏡26面」っていったら「すげー!(;゚Д゚)」ってなりますが、「三角縁神獣鏡26/103面」って聞くと、「三角縁率低くね?(;´Д`)」って思ってしまいます。
いやいや、三角縁以外の鏡種も専門家から見るとなんかおもしろそうですよ。
初期大和政権の内容解明がすすむとよいですね。
それにしても、指先みたいな鏡片だけでもともとの鏡がどれかわかるってすごい。






ミュージアムショップで古墳グッズを買いました。

西都原と言えば鬼の窟古墳と男狭穂塚・女狭穂塚古墳。
どこにでもある古墳グッズじゃなく、オリジナルがほしいですよね♪




この日も暑かったです。
古墳群の中の休憩施設で宮崎マンゴーサイダーを買って飲みました。