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激論する両飛行隊長2010年04月21日 10時44分31秒

今日は343空戦闘407の林喜重隊長の戦死された日。

ホリブン目線で。

『この厄介なB29に対してどのような攻撃法を とればよいか、熱心に種々検討が加えられた。後には直上垂直攻撃法を採用することになったが、四月二十日の午後には、士官室で四○七飛行隊(天誅組)の林大尉と菅野大尉との間に、撃墜法について長時間激しい議論が闘わされていたという。それがどういう内容であったかはわからないが、そのとき、熱した林隊長 は、「明日墜とさなかったら俺は帰ってこない!」と喧嘩腰に宣言した。負け嫌いの菅野隊長も、「私だってもし墜とさなかったら生きてはいないつもりですッ」とやり返したらしい』

『翌二十一日午前、B29八機編隊が高々度で来襲した。国分基地から十数機の紫電改が飛び上がって邀撃したが、投弾前にB29より高い高度をとることはできなかった』

ホリブンも果敢に直上方攻撃でB29を攻撃しますが撃墜には至らず。その後、エンジン不調になり出水基地に不時着し、国分に戻ってみると・・・・。

『菅野大尉は例の果敢な攻撃でB29一機を墜として帰ってきていた。林大尉も一機を墜としたが、自分もまた敵の十三粍弾を受けて、そのまま阿具根(鹿児島県)の沖に墜落していった。
林喜重隊長は鎌倉浄明寺出身、年齢は二十六、七才に過ぎないが、部下をよく統率していた人だった』

林喜重大尉

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