二上山産サヌカイト ― 2024年10月28日 22時28分28秒
この前の土曜日に初めて香芝の二上山博物館に行きました。
そこのショップで自分用おみやげに買いました。
二上山産サヌカイト。
鋭利そうですよ?
裏に注意書きがあって、山や公園に捨てないでって書いてありました。
わたしはてっきりゴッドハンド事件が起こる可能性があるからかな、と思ったのですが、鋭利すぎて危ないからだそうです。
わたし、二上山がめっちゃ好きなんですけど。※画像は10月12日の夕方の二上山
今回、博物館で初めて知った衝撃の事実がありました。
「二上山は火山だった!!」
「げえええええ!!(;゚Д゚)」
驚きました。
雄岳(右の高い方)が火山活動でできた山らしいです。噴火して火砕流が襲ってくる映像を流していました。大迫力でした。
雌岳のほうはその後の隆起らしいです。
※館内上映作品による
えええ!?
雄岳と雌岳は生まれたときから夫婦と思っていたのに。
じつはまったく成り立ちが違う!?
元は成り立ちが違う山でも、長い年月をかけていまの秀麗な姿に落ち着いたのですね。
いまの二上山の姿が見れて幸せだ~(*´ω`*)
二上山博物館のあとは、二上山のふもとの道の駅に行きました。
ふたかみパーク當麻。
ここから見上げる二上山は全然二上山じゃありません💦
お決まりのご当地ソフトもいただきました。
紫蘇です!
めちゃめちゃおいしかったです!
最近ではナンバーワンかも。
この日は春海はスマスイに行っていて同行していなかったので、おみやげを買って帰りました。
チーズケーキ♪
これまた濃厚でめっちゃおいしかったです。
これ、そんなに大きくないんですよ。
ちょっと大きな菓子パンぐらいの大きさ。
3人で分けたらあっという間になくなってしまいました。
たしか、大きいのも売っていたんだよなあ。大きいのでもいいぐらいだった。
また買いに行きたい。
ちなみに春海はシャチショーを楽しんできたらしく、おみやげもシャチぬいぐるみ大中小&シャチサブレみたいなシャチ尽くしでした。
斑鳩のコスモス ― 2024年10月24日 15時41分17秒
今日は知り合いの車に乗せてもらって早朝から法起寺に行ってきました。
たしか去年のいまごろも斑鳩をうろついていたような?(電動レンタサイクル)
ここに↑去年の法起寺のコスモスを出していますが、あまり咲いていないですね。今年は最盛期に行った、って感じでしょうか。
早朝にもかかわらず、すでに数人の人が写真撮影をしていました。
ここは何がいいって、コスモスと古寺の塔が一緒にフレームに入るってところでしょうか。
残念なことにわたしのスマホは赤とかピンクにめちゃくちゃ弱くて。
どぎついヘンな赤とかヘンなピンクになるんですよ。目で見ているのとは全然違う色に。そのせいか白までヘンな色に。
職場のつつじとか撮ったら大悲惨です。
案の定、コスモスも大悲惨なことになったのですが、とりあえず現場でオートからマニュアルに変えていろいろ試して撮ってみました。たくさん撮影した中で最後のほうはマニュアル撮影。
大部分はオートでヘンな色のまま撮ってしまったので、帰宅後に色調調整で整えました。
撮ったまま↑
調整後。
同じ道路沿いに中宮寺跡もあります。
つーか、わたし、ここよく通るんですが、ここが中宮寺跡だと知りませんでした(;´Д`)
今日、コスモス目当てで行ってみたら「史跡 中宮寺跡」の看板が立っていたのでビックリ!
史跡内に休憩所があったのでちょっと行ってみたら「ここから三塔見えるよ」って印が入っていました。
「どれどれ? ホントだ!!」
見える、といってもどれもビミョーな感じなのですが、見えるには見える(笑)
法輪寺の塔は新しいですが(戦時中に落雷で焼失、戦後復元)、法隆寺と法起寺はどちらも飛鳥時代の国宝です。
同時に見られるって素晴らしい。
コスモスを楽しんだ後はモーニング。
国道沿いのコメダ珈琲へ。
なんと! 向かいが某事務所でした!(;゚Д゚)
さて、問題はここからどうやって家に帰るか?
駅も遠いし、バスも来ないし。
「法隆寺」って県外の人からすると、世界遺産だし観光地だし、きっと交通の便もいいに違いないと思われているかもしれませんが、県人にしたらちょー不便な場所です。車ないと気軽に行けないですよねー。
観光バスはじゃんじゃん走っているのに路線バスは少ないし駅は遠いし。
わたしは最近ひとりで行くときは電動レンタサイクルで行くというすべを覚えました。
昔、そう、春海が幼稚園に上がる前だから20年ほど前ですが。
春海を後席に乗せて完全人力自転車で法隆寺まで行ったったとドヤったことがあるんですが、なんと、今日はご老体が帰りは歩いて帰りました(爆笑!)
法隆寺から歩いて帰った!
古代人の通勤か!
無謀すぎ!
でも行き倒れずにちゃんと帰りつきました!
もう二度とヤダっ!
大阪府立近つ飛鳥博物館 発掘された日本列島2024 ― 2024年10月13日 09時41分29秒
昨日春海は友だちと京都に遊びに行っていたので、パパと二人で近つ飛鳥博物館に列島展を見に行きました。
弥生博と共催。
弥生博は先週見に行きました。
行くといつも撮ってしまうキムタク階段(笑)
※リポビタンD、CМ
まず常設展をさっと。
出張中だったイノシシさんが定位置に戻っていました。
ちなみに出張中のイノシシさんの痕跡。
目的はこちら。
これ、今回の目玉みたいですよ。
群馬県赤堀茶臼山古墳出土の鶏形埴輪(ツイッターでは「水鳥」と書いてしまっていますが、鶏です
。とさかあるもんね💦)
赤堀茶臼山から出土したのは本体部分で、下に展示されている破片は古墳から約3キロ離れた釜ノ口遺跡から出土したそうです。ここは埴輪工房で、どうやら完成品を古墳に運ぶ前に羽根の先端部分が破損して遺跡に残ったみたい。
1500年後の再会、ステキ。
以前、離れた場所で見つかった石器がくっついたって話、聞いたことがあります。
昔の人の交流範囲がわかっておもしろいですね。
わたしはこれ↑、銅鐸で見つからないかなあと期待しているんですが。
突線鈕式銅鐸という一番新しい段階のでっかい銅鐸があるんですが、銅鐸の周辺に飾耳という渦巻文様の丸い飾りがついています。それが欠けている銅鐸があります。逆に飾耳だけが遺跡から出土することもあるんですよ。銅鐸本体は入手できなくても飾耳だけを宝物みたいに大事にしていた人たちがいるんじゃないか。
その飾耳と、離れた場所から出土した銅鐸がくっついたらおもしろいなと思って集成したことがあるんですが、根気が続かずorz
誰かやってほしい。
文化の秋のあとは食欲の秋。
葛城の道の駅に寄って、シャインマスカットのミックスソフトを食べて帰りました。
高田のあたりから見る二上山は美しいですね。
特に夕暮れ時。
大阪府立弥生文化博物館 発掘された日本列島2024 ― 2024年10月06日 20時23分35秒
昨日、大阪府立弥生文化博物館に行ってきました。
文化庁主催の発掘された日本列島展が始まったのでした。
初めて展覧会の開会式に潜入しました(笑)
ここ数年、正倉院展のレセプションに行っていたんですが、うちら一般人は館外の行列に並んで、モニターで開会式の様子を見る、みたいな感じだったので、その場に立ち合うのは初めてです。
正倉院展レセプションほどヒトはいませんでした。
テープカットに並んでいる人たち(博物館館長、文化庁担当者、大阪府教委、マスコミ?、近隣自治体首長、教育委員会関係)が全員あいさつしました。
特に「おー!」と思ったのは、首長さんたちのお話で。さすがにふだんから人前で話をする機会が多いためか、話慣れしていているなあという感じでした。よどみなく、おもしろくお話されていました。
パパも同じ感想でした。
春海は寝ていました(無理矢理連れてこられた感)。
開会式の後は文化庁担当者による展示解説。
展示の前で見どころを解説してくれます。
この展示物(縄文のお墓)の説明をしているときに、玉を「お墓にお供え」と説明してたのが気になりました。
あとで質問しようと思っていたのですが、そのまま忘れていました。
玉類って、ふだんから身に着けている可能性が高いじゃないですか。
ふだんから身に着けていないものがお墓に入っていたら「お供え」したのかなと思うんですが、ふだん身に着けているものを「お供え」と捉えているのは理由があるのか?
お供えしたのか(副葬品)、身に着けたまま葬られたのか(着装品)、そこらへんはどう区別しているのかな、と。
聞こうと思いながら忘れていました💦
写真、いろいろ撮ったんですが、帰ってきてフォルダ見たら全然残っていませんでした(泣)
再葬墓の壺棺。
展示室の出口近くは地域展「大阪に伝来した龍」をやっていました。
こちらは弥生博の担当者の展示解説付きで見てまわりました。
池上曽根の土器の龍はまだわかるんですが、中には「これが龍!?」って園児の落書きみたいな”龍”も。円弧だけ、みたいな(笑)
なぜそれが龍なのか、どういう風に変遷していったかの図が壁にかかっていたのを春海が写真に撮っていたので驚きました。興味ないと思っていたので(笑)
春海曰く「同じ遺跡でこんな変化をしていきましたよ、っていうならまだ説得力あるけど、離れた地域でこんな風に変遷したってのは説得力がなくない?」と、写メを撮っていました。
列島展の大阪会場は、弥生博と近つ飛鳥博物館です。
弥生博が古い時代、近つ飛鳥が新しい時代担当のようです。
近々近つ飛鳥にも行かなければ。
石上神宮 禁足地 ― 2024年09月23日 22時35分10秒
今日は石上神宮の禁足地の特別参拝に行ってきました。
9月21、22、23日だけの限定で参拝できるとか。
午前中、ふつうに行ってみたら周辺道路が大渋滞で神社に近づけずあきらめました。
先にお昼ご飯を食べてから午後、出直し。
受付を済ませてから行列に並び、お祓いを受けてから禁足地へ。
150年前、そこから言い伝え通りに神剣フツノミタマが現れたそうです。
禁足地は撮影禁止だったのでいただいたパンフ写真で。
こんな感じで石の瑞垣に囲まれています。
中央の木製の扉部分が開いていて、参拝者はそこから覗き見るという形。
参拝者から見てちょっと高いところにあり、わたしは目印の御幣しか見えませんでした。パパは背が高いので禁足地が見えたそうです。
埴輪で柵形埴輪とか囲形埴輪とかいうものがあり、柵の先端が三角形に尖っているのがあるのですが、まさにそれと同じ感じ。
これ、前に天理の芸術歴史文化村で展示があったときに取ってきた写真です。
昔から大事なところはこの形の柵で囲うんですかね。
たぶん古墳時代の石のこの形の柵は出土していないと思うので、当時は木製だったのでしょうか。
限定の御朱印と御守もいただいてきました。