『予科練外史』1巻 ― 2022年03月02日 16時01分47秒
『予科練外史』(倉町秋次)の1巻を入手しました。
Kさんが「重複しているから」とくださったものもあるので、欠けている巻をバラで探していました。
6巻揃いはけっこう見かけるのですが、「1巻」というのがなかなかなくて、先日ようやく発見。
「やったー! あったー!\(^o^)/」
書店の案内に初版本で謹呈本であることが書かれていましたが、特に気にせず求めました。
※安価だったことが大きい
昨日届きました。
きれいな本でした。
「そういえば謹呈本だって書いてあったな」
と思って表紙の内側を見たら、

贈られた方のフルネームが毛筆で「〇〇様」と書き込まれていました。
「まさかな」
と思いつつ、予科練名簿で検索したら同姓同名の方がいました。
もしかしたら、倉町先生が教え子に贈った本なのか?
まったく予科練無関係の同姓同名の方か?。
ふつう、謹呈本って、著者がお世話になった人などに贈る本ですよね?
倉町先生、いろんな人に贈られているのだろうか?
Kさんからいただいていた中にも「呈上」の朱印が押してある本がありました(お名前はなし)。
今回の本、どういう事情があって持ち主の手を離れたのかわかりませんが、縁あってわたしのところに来たので、大切に使わせていただこうと思います。
『艦船模型スペシャル』2022春号 ― 2022年02月18日 14時27分00秒
鷲見博さんの加賀の艦橋特集。

わたしは艦船の方はさっぱり無知で知らなかったのですが、加賀の艦橋の姿ってよくわからないらしいです。
それを複数の写真に写った艦橋の部分部分からパズルみたいに復元していく過程が紹介されていました。
ネット検索したら、1/350プラモデルの加賀艦橋の写真が出てきたのですが、ビミョーに鷲見さんの復元とは違うみたいです。
鷲見さんの復元は実際に写真に写っている姿をもとにしているので説得力あります。
「この部分、プラモでは直線やけど、写真で見たら曲線なんやな」
みたいな?
加賀の艦橋と言えば、浅川三雄さんの写真の背後にも一部写っているようなのですが、そもそもわたしはそれが”艦橋”であることに気づいていませんでした(T_T)
ヒトに言われてそれが艦橋であるとわかっても、艦橋のどの部分なのか、まったくわかっていませんでした。
今回、鷲見さんの解説文を読んでようやく艦橋のどの部分が写り込んでいるのか、どの方角から撮られた写真なのかわかりました。
さらに、写っている構造物が何なのかも今回初めてわかりました。
あらためて、ふだん、わたしが写真を見るときは、ほぼ人しか見ていなということがよくわかりましたorz
同じ写真でも、見る人によって、見えている風景は全然違うんだろうなと(^^;)
9期の森田守さんがマリアナ沖海戦で最後に飛び立った大鳳の特集もあり、充実した内容でした。
春海の愛読書 ― 2022年01月24日 16時15分08秒
春海が部屋から持って来ました(笑)

愛読書。
教科書は「開いたことないやろ」ってぐらいピカピカの新本状態ですが、これはわたしの『新選組血風録』ぐらい読み込んでいるみたい。
幼稚園か小学校低学年ぐらいのときに買ってあげたゲゲゲの鬼太郎図鑑とか、文庫原作本、違う作者の作画マンガ、などなど。
目玉おやじのブックカバーが自慢らしいです(笑)
「ママも読みたかったら読んでいいよ」
って持って来ました。
手をつけずにわたしが部屋に戻ったら、
「なあ、読まへんの!?(怒)」
押し売りかよ!?( ;∀;)
しかたがないので、部屋に持ち込んでちびちび読んでいます。
あまり買ってなかったけど、買ってあげていたらいくらでも読んだんだろうな。
原作本はあまり子どもに買い与えるマンガじゃない気もするけど(^^;) ←けっこう話も絵もコワい。
さらに、春海なりの鬼太郎愛をいろいろ聞かされました。
アニメ第何期からはネコ娘がかわいくなりすぎて、自分的にはいまいち。
アニメの鬼太郎は正義感あふれる熱い主人公だけど、原作の鬼太郎はそうではない。
とかとか。
あの子の性格的には原作が好きなんじゃないかと思いました。
神野正美『立教高等女学校の戦争』光人社NF文庫 ― 2022年01月22日 22時26分46秒
2012年に出た単行本『聖マーガレット礼拝堂に祈りが途絶えた日』の改題文庫本です。

去年の暮れに発行されていました。
短編集です。
収録短編のタイトルは、
・立教高等女学校の戦争
・オリオンに導かれた爆撃隊
・沖縄の空に消えた「第六銀河隊」
・定点気象観測船の戦い
・南極観測船「宗谷」南へ!
・赤十字飛行隊長――われ今日も大空にあり
自分の中では、この本のことは12月25日にここで紹介しようと思っていたのですが、そのころ腰痛が一番ひどいときでパソコンが開けず、今日になってしまいました。
12月25日は、攻撃501飛行隊の銀河が、せめて正月ぐらいはB29の爆撃から本土を守ろうと、サイパン爆撃を行った日だったので。
本人や戦友、ご遺族の方などに丹念に取材をして書かれた本です。
短編集ですし読みやすいです。
※画像は了解を得て掲載しています
最近読んだ本 ― 2021年11月25日 15時56分37秒
最近、一気に読める本って漫画ぐらいになってきました(;´・ω・)
集中力が続かないって言うんですか。
最近買ったマンガ。
『王様ランキング』
いつのまにか7巻まで買ってしまっています(笑)
マンガは動きがよくわからんのですね。
アニメと見比べて、
「あー、こんな動きを表現していたのか」
とはじめてわかるというか(^^;)
でも、ストーリーはめっちゃいいですからね。けっこううるうるしながら読んでいます。
『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』
最新刊の6巻。
本家のコナンは1冊も読んだことないのに半沢さんは全巻持っています。
犯沢さんの心の声がめっちゃおもしろい。
その他。
考古学関係の本。

いただきもの。
『性差の日本史』集英社インターナショナル新書
歴博で開催された展示のまとめ本みたいな感じです。複数の先生方の共著です。
画像が多くてすごくいい!(・∀・)
『魏都・洛陽から倭都・邪馬台国へ』雄山閣
シンポジウムの内容(9名の先生方の講演)を書き起こしてまとめたものです。
一般向けにしては若干難しいかも。
『艦船模型スペシャル』2021冬号
わたしは艦船模型は作ったことないんですが(^^;)
初めて艦船模型雑誌を見ましたが、内容は灰色ベースで飛行機模型雑誌に比べると地味な感じです(笑)
飛龍の艦橋に関しての考察記事があり、興味深く拝見しました。
「そこにヒトがいた」ということを重視して書かれた記事で、プラモ作製に関してもこういうのは共感できます。
あと、8期の望月晟敏さんが乗っていた瑞穂のプラモも掲載されていました。知っている人(?)ゆかりの艦船が出ているとうれしいですね。
前に書きましたが、望月さん、瑞穂の水上機搭乗員だった時、御前崎沖で米潜水艦の雷撃を受けて船が沈み、泳いで助かったそうです。