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いまは亡き宮崎グルメ2008年10月23日 08時34分20秒

食べたくてももう二度と食べれない・・・・みなさんにはそんな懐かしの味はないですか?

わたしはあります。

①「明石」の餃子
うちは両親共働きで、母親は老人ホームの寮母をしていたので遅出や泊まりがありました。
そんなときは外食。
よく行ったお店に「餃子の明石」というお店がありました。
宮崎市役所の東数百メートルほど行った大通り沿いにある小さな個人経営のお店です。おっちゃんとおばちゃん2人でやっていました。
そこの餃子、ふつうにそこら辺で食べる餃子と違っていました。
包み方も、味も、匂いも、食感も。
フツーの餃子みたいにヒダを作らず、クルンと巻くように包んでいます。
味は・・・・野菜中心の餃子? 母の話だと、にんにくは使っていない、ということでしたが、でも、結構味がしていたような・・・・。
食感は、焼いている部分は油で揚げたようにパリパリで、焼いていない部分は蒸してモチモチという感じでしょうか。
宮崎を離れて20年になりますがいまだに思い出せます。
おばちゃんが病気したんだったか・・・・とにかく店を続けらなくなり、後継者もおらず閉店してしまいました。もう、ずいぶん前の話ですが。
明石の餃子、ときどき無性に食べたくなります。

②「メルヘン」の和風スパゲティ
橘通りの東側、大きなスーパーと道を挟んだ場所にあった喫茶店です。
そこの和風スパゲティ。野沢菜だったかなあ・・・・漬け物のスパゲティの上に生卵の黄身が乗っていて、混ぜて食べるとめちゃめちゃ美味なのだ。
基本の味付けも独特の味で、家庭では絶対に再現不能。
ここもお店がなくなってしまって食べれなくなってしまいました。

③「栄養サンド」
ここは数年前までありました。
うち(水没した家)から結構近い場所で、朝5時ごろからやっていたので、帰省した時は母親に車を出してもらって買いに行って朝食にしていたし、母がこっちに来る時はお土産に指定して買ってきてもらっていました。
お気に入りは揚げサンドとママサンド。
揚げサンドは油で揚げた細長いホットドッグのパンみたいなやつに、ポテトサラダとゆで卵が入っている、まあ、シンプルなパンです。
ママサンドは3種類のサンドイッチがセットになったやつ。キャベツのみじん切りと甘い卵焼き。きゅうりとハム。あと1種類が思い出せない。ママはママサンドの甘い卵焼きが大好きでした。
ここも、独特の味で、パンも具も再現不可能。
どうして閉店しちゃったんだろうなあ・・・・。ママサンド、食べたいなあ。揚げサンド、食べたいなあ・・・・。

さっきバナナ食べたばかりなのに、こんなこと書いていたらおなか空いてきた・・・・

『空母瑞鶴』文庫版2008年10月23日 16時23分48秒

神野正美『空母瑞鶴』光人社NF文庫
ここ数日、毎日K林堂に通って、これが出るのを待っていました。

今日行ったら、まだ並んでおらず「準備中」状態の神野正美さんの『空母瑞鶴』発見。
おねえさんに、
「これ、持って行っていいですか?」
とお断りして、本棚に並ぶ前に買ってきました。
単行本を読んだのですが、図書館で借りて読んだので、ぜひ、手元に置いておきたいと思っていた1冊でした。

もうすぐ瑞鶴がエンガノ沖で沈んで64回目の10月25日です。

10月25日は今年も橿原神宮で瑞鶴の慰霊祭をされるのでしょうか・・・・。
25日は瑞鶴だけでなくこの戦闘に参加したすべての乗員・搭乗員の健闘をたたえ、かれらのことをしのびたいと思います。

この本はわたしの超お勧め本です。
艦船苦手のわたしでも読めたぐらいなので、みなさんもぜひご一読ください。説明部分もわかりやすく書いてあるし、元乗員の方や関係者の方の回想などが多いのでとても生々しく、迫力があります。一気に読めます。一気に読みたくなる本です。

回天特攻隊・天武隊の隊長柿崎実中尉も少尉時代、この瑞鶴に乗り組んでいました。柿崎少尉の瑞鶴時代の写真も出ています。