司馬遼太郎『関ヶ原』 ― 2009年08月18日 17時11分33秒
文庫本で全3巻。
いま中巻の中程まで読んでいます。
何年ぶりかで出してきて読んでいるのですが。
視点が石田三成側です。
こういう小説は、誰の立場で書くかによって、見方感じ方かわってくると思います。
三成側から書けば、当然家康は悪人です。
そのことは十分わかって読んでいるつもりなのですが・・・・。
なんでこうも徳川家康は憎体なんでしょう!
読んでいると、たびたび、けっ飛ばして踏んづけたい衝動に駆られます。
ただ、不思議なことに、徳川家康その人は憎々しげに描かれているのですが、その家臣団-三河武士たち-は武骨だけれどさわやかな忠義者として描かれていて、まったく憎悪を感じません。ただし、一人を除く(笑)。
それにしても・・・・。
史実という大前提があるので、水戸黄門のような勧善懲悪のエンディングというわけにはいきません。
まったくの小説であれば、最後の最後は家康がエライ目にあって、お・わ・り(^o^)・・・・なのでしょうが、こればっかりはどうにもならない。
そんなに三成に感情移入できる書き方ではないのですが(「治部少! 死なないでっ!!」という意味で・・・・)、逆に「家康、何とかならんのかい、このジジイめっ!」という気持ちは募ってゆくばかりです。
※いま、三成が挙兵して、大坂住まいの大名妻子を人質にとろうかというとこらへんです。
いま中巻の中程まで読んでいます。
何年ぶりかで出してきて読んでいるのですが。
視点が石田三成側です。
こういう小説は、誰の立場で書くかによって、見方感じ方かわってくると思います。
三成側から書けば、当然家康は悪人です。
そのことは十分わかって読んでいるつもりなのですが・・・・。
なんでこうも徳川家康は憎体なんでしょう!
読んでいると、たびたび、けっ飛ばして踏んづけたい衝動に駆られます。
ただ、不思議なことに、徳川家康その人は憎々しげに描かれているのですが、その家臣団-三河武士たち-は武骨だけれどさわやかな忠義者として描かれていて、まったく憎悪を感じません。ただし、一人を除く(笑)。
それにしても・・・・。
史実という大前提があるので、水戸黄門のような勧善懲悪のエンディングというわけにはいきません。
まったくの小説であれば、最後の最後は家康がエライ目にあって、お・わ・り(^o^)・・・・なのでしょうが、こればっかりはどうにもならない。
そんなに三成に感情移入できる書き方ではないのですが(「治部少! 死なないでっ!!」という意味で・・・・)、逆に「家康、何とかならんのかい、このジジイめっ!」という気持ちは募ってゆくばかりです。
※いま、三成が挙兵して、大坂住まいの大名妻子を人質にとろうかというとこらへんです。
バルコニーに蝉 ― 2009年08月18日 17時31分57秒
さっきからものすごい大音量で蝉が鳴いています。
ママはゴロゴロ寝ころんで『関ヶ原』を読みながらも、
(うちのバルコニーやな・・・・)
というのは気づいていました。
「はーちゃん、蝉、いるん?」
ママよりバルコニー寄りの場所で『海のトリトン』に熱中していた春海に声をかけてみました。
春海、立ち上がってバルコニーを見に行って、
「ママーーー!!! 大変っ!! 蝉が、はーちゃんのトマトを食べようとして狙ってる!!(>_<)」
「ええっ??? まさか」
ママも起きて見に行きました。
なるほどー、たしかに、この蝉の姿勢、獲物を狙う野生動物の姿に見える・・・・。
でも、狙っているにしては間合いが微妙だね~(^_^;)
まあ、蝉ははーちゃんのトマト食べないと思うけどー。
とにかく、バルコニーでさっきから鳴き続け。
めちゃめちゃうるさいです(>_<)
ママはゴロゴロ寝ころんで『関ヶ原』を読みながらも、
(うちのバルコニーやな・・・・)
というのは気づいていました。
「はーちゃん、蝉、いるん?」
ママよりバルコニー寄りの場所で『海のトリトン』に熱中していた春海に声をかけてみました。
春海、立ち上がってバルコニーを見に行って、
「ママーーー!!! 大変っ!! 蝉が、はーちゃんのトマトを食べようとして狙ってる!!(>_<)」
「ええっ??? まさか」
ママも起きて見に行きました。
なるほどー、たしかに、この蝉の姿勢、獲物を狙う野生動物の姿に見える・・・・。
でも、狙っているにしては間合いが微妙だね~(^_^;)
まあ、蝉ははーちゃんのトマト食べないと思うけどー。
とにかく、バルコニーでさっきから鳴き続け。
めちゃめちゃうるさいです(>_<)