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『O考古学研究室のひみつ』2007年10月05日 09時22分34秒

わたしも触発されて研究室の「ひみつ」を暴露することにしました。
しかし、よくよく考えたら暴露できるような秘密が何もないことに気づいたので、思い出したらいまでも笑える話を。

当時の発掘調査の合宿は学生が交代で夕食を作りました。
手慣れた人、そうでない人、いろいろいます。中には「ええっ!この人が料理できるの!」という人が意外と美味しいものを作ったり。
お米を洗うのに洗剤で洗った人がいると先生が言っていましたが、これは先生のネタではないかといまでもあまり信じていませんが。
以下の話はネタでも何でもなく、正真正銘わたしの目の前で起こった話。

韓国からの留学生Uさん(♂)が食事当番の時のことでした。
一度に20人分ぐらい作るので、大きな鍋で作るのですが、そのときUさんは味噌汁を作っていました。
増えるわかめを知らなかったのかどうか。一袋まるまる鍋の中に放り込んでしまい、その結果・・・・中のわかめが膨張して鍋の蓋が数㎝浮き上がっているのをわたしは見ました! 
蓋を取ったら、あんなに大きな鍋の中がわかめだらけ。
Uさんはパニックになり、まわりの野次馬(わたし含む)はただただ大爆笑するだけで何の手だても講じなかったのですが、そこに来合わせた大学院生のHさん(♂、無人島に漂着しても最後まで生き残れそうな要領のいい・・・いえ、手際のいい人)がさっと増えたわかめを鍋からザルに取り出し、キュウリとあえて酢の物にしてしまいました。
「わあー、すげえ」
と人生経験未熟な学生一同の尊敬のまなざしを一身に浴びたことは言うまでもありません。

島田順司のイメージ2007年10月05日 23時25分30秒

今日は映画『大空のサムライ』の配役にケチをつけさせてください。

これは海軍戦闘機隊の坂井三郎氏の自伝『大空のサムライ』にちょちょいとアレンジを加えた映画版です。

登場人物は実在の人物もいれば架空の人物もいます。架空の人物は誰を使ってもいいとして、せめて実在の人物はイメージに近い人を使ってよ、と思うのです。
別に坂井三郎さんの藤岡弘にはケチはつけません(本当はつけたいけど)。
笹井醇一中尉の志垣太郎もまあ、いいでしょう。
斎藤司令が丹波哲郎なのもまあ目をつぶりましょう。
「なんでやねん!」とつっこまないと気が済まないのは半田亘飛曹長が島田順司なことです。

半田飛曹長は写真が残っていますが、ひげの、いかつい、いかにも歴戦の飛曹長という風貌の方です。
島田順司はご存知ですか?
昭和の『新選組血風録』で沖田総司役をやってまさにはまり役と言われていた、ひょろっとした優男です。
最近では藤田まことの刑事ドラマでちょっといじわるなメガネの課長役をしていました。

なぜ、半田飛曹長が島田順司なんだ????
考えてみたら思い当たることが一つ。
半田飛曹長と沖田総司の共通点がありました。お二人とも肺結核でなくなったということ。そういう共通点で配役を決めるかあ??とも思うのですが、それ以外に何もありません。

映画に半田飛曹長が登場するたびに「違う、違う」と思いながら見ていました。なんか品のいいお坊ちゃま搭乗員みたいでヘンでした。