近つ飛鳥博物館 令和5年度冬季特別展『まくら ー古墳時代の石枕と葬送儀礼ー』 ― 2024年02月03日 22時56分32秒
今日は大阪府立近つ飛鳥博物館に石枕の展示を見に行ってきました。
安藤忠雄さん設計の博物館。
先日(早いけど)誕生日プレゼントにしたドクターマーティンの靴を履いてくれている春海。
厚底で3センチぐらい盛っているから170・・・・何センチだ!?(;゚Д゚)
今日はお昼を食べ損ねたまま博物館についてしまいました。
空腹のまま展示を見ないといけないかとあきらめていたら、館内にカフェがありました!(・∀・)
スプーンはシャベル形(笑)
常設展示は何度も見ているのでさらーと見て、石枕の展示へ。
写真、撮れたのですがほとんど撮っていませんでした。
おもしろかったですよ。
石枕というのは寝るときの枕ではなく、死者の枕です。棺の中に設置する枕。
石枕テーマの特別展ってなかなかないんじゃないでしょうか。
奈良からも有名な石枕が出土していて、今回の展示のポスターにもなっています。
これ、初期大和政権の奥つ城、柳本古墳群の伝景行陵(渋谷向山古墳)のある渋谷のあたりで出土したらしいのですが、正確な出土地は不明みたいです。
ただ、願わくば渋谷向山古墳出土ではありませんように。
あれが渋谷向山古墳のものだったらすでに盗掘で荒らされているということになりますからね。
関東も石枕多いんですねー。
初めて見る石枕がたくさんありました。
石ではなく、埴製の枕で頭髪が残っていたってのがあるらしく、きれいに掃除された埴枕現物の下に、出土時の白黒写真が添えられていてそこに頭髪がわさっと写っていました(京都府産土山古墳)。
最後はもっとも有名な死者の枕、石枕ではないけれど、藤原鎌足の玉枕のコーナーもありました。
復元品が展示されていました。
わたしもミニチュア復元品を作っています。(かなり自慢の品)
ホンモノは銀線で編んでいるのでちゃんと枕の形を保ったようですが、わたしのはテグスで作ったので油断するとしぼむ代物です(油断しなくてもしぼむためふだんは中にティッシュを詰めている)。
帰りはしまむらでちいかわのあれこれゲットして(またか!?)、帰宅後は予約していた巻きずしを取りに行きました。