Google
WWWを検索 ひねもすを検索

秦郁彦/伊沢保穂共著『日本陸軍戦闘機隊 戦歴と飛行戦隊史話』大日本絵画2022年08月17日 16時54分09秒

※了解を得て画像を出しています。
いろいろ写り込んでいてスイマセン(汗)




大日本絵画から『日本陸軍戦闘機隊』。
『日本海軍戦闘機隊』の姉妹編ですかね。




内容はこんな感じです。
戦線の説明があり、各戦隊の説明があり。

塗装図もあり。

Yさん(もはや匿名ではない)が関わっているので宣伝というか、わたしもみなさんに読んでほしいと思ってのご紹介です。


陸軍戦闘機隊も壮絶です。
「指揮官先頭」は決して海軍の専売特許ではなかったということがよくわかります。

飛行機写真や搭乗員写真も豊富です。

『加藤隼戦闘隊』、また見てみようかなあ、という気分になりました。



しかし、わたしはアレですわ。
「陸軍の階級が覚えられない」&「陸軍の出身期が頭に入っていない」で、読んでいても人間関係(上下関係)がもひとつつかみ切れないのが難点(^^;)

今日は羽藤一志さんの誕生日2022年08月18日 23時37分05秒

大正11年8月18日生まれ。

飛練10期、谷田部中練時代。
左が羽藤一志さん、右が今村文三郎さん。

なぜ、この2人をトリミングして出したかというと・・・・おふたりとも大正11年(1922)8月18日生まれ。
100年前の今日。

偶然でしょうが、集合写真で隣に座っていました。
撮影は16年の前半ぐらいでしょうかね、18歳かな。

戦死したのは羽藤さんが昭和17年(1942)9月13日、満二十歳。
今村さんも18年1月29日なので、満二十歳と5ヶ月。

ちょうどうちの娘も二十歳と5ヶ月です・・・・。

にっぽんの古墳クッション展@奈良県立図書情報館2022年08月21日 22時49分41秒

↑何度か行っているのに、ずっと「情報図書館」だと思っていました、「図書情報館」でした(^^;)


今日は3人で「にっぽんの古墳クッション展」を見に行きました。


これ、ネットでよく見ていたのですが、ただのパネルかと思っていたらなんと!顔ハメパネルだった!(・∀・)

春海に、
「はまって、はまって!」
と頼んだら、
「もうはまったで。パパに撮ってもらったで」


いちおう目隠し(笑)
※マスクは不織布とウレタン(ごまアザラシ)の二重マスクです




古墳クッションというのは、古墳ファンなら知らぬ人はいないというぐらい有名な墳活グッズの一つで、奈良の椅子職人フクトククニオさんがひとりで手づくりされている古墳形のクッションです。

ちなみにわたしは持っていません。

会場にはそんな古墳クッション70余基が並んでいました。

会場はこんな感じです。

実家の近くの西都原古墳群の男狭穂塚古墳もありました!(右端)
ぜひぜひコンビの女狭穂塚古墳(前方後円墳)も作ってあげてほしいです。
わたし、じつはこの2古墳、いやな思い出しかないんですよね(笑)
中学のときのマラソン大会が西都原古墳群で、男狭穂塚・女狭穂塚の周囲を走らされ、いまでもあの時の辛かった思いがこみあげてきます( ;∀;)
わざわざ宮崎市からバスに乗せられ連れて行かれ、中学生にしては長い距離を走らされました、6~7キロぐらい。
いまだに西都原=マラソン大会=しんどかった( ;∀;)です。
しかし、異郷の地で出会うとうれしいもんですな!(・∀・)


会場で「推し墳総選挙」をやっていました。
投票した古墳が上位だったら何名様に古墳クッション!とか何とか。

投票しようとしたのですが、図書情報館の図書カードがいるとかで、作るのが面倒くさかったので全員棄権しました。

ちなみに春海は行者塚古墳に投票しようとしていました。
「耳とか手があってかわいい~💗」
って言っていました。

たぶん娘にはこんなふうに↓見えている(笑)




グッズショップがあったので西山古墳のイヤリングを買いました。

天理とかよう行くし、この横もよく通っているのにこの3月、自転車で横を通るまで気づかなかった西山古墳(笑)
モグリですねorz
西山古墳は知っていたけど、ここにあるってことを知らなかったという意味です。

イヤリング見たらわかるんですが、下の段が前方後方墳で、上に前方後円墳が乗っかっているような形なんですよ。かわっているでしょう?



春海にねだられてはにーちゃんふわふわストラップも買いました。




会場にあったこの手作り冊子、すぐれものですよ、これ!
展示古墳の簡単な紹介(所在地、形状、サイズ、築造時期など、QRコードつき⇒公式サイト)、さらに発掘調査報告書などの文献リスト、あと古墳を学んだり、訪れたりする時のお役立ち文献一覧などが載っています。さすが図書館。しっかり館内のどこに格納されているかまで記載されています。

まだあと1週間ほどありますので、お近くの方で興味のある方はぜひ♪

飛練9期(甲4) 筑波海軍航空隊初練ペア写真2022年08月22日 12時58分43秒

甲4期の福谷知康さん(山口県出身、艦攻操縦、17年5月8日、瑞鶴、珊瑚海海戦)のアルバムに思わず声をあげてしまった写真が貼ってありました。


福谷さんのことはここに書いていますかね。
7年前ですか、ご遺族の方から連絡をいただきました。
福谷さんは乙9期兼藤二郎さん(広島県出身、偵(電信)、17年5月7日、瑞鶴、珊瑚海海戦)の真珠湾攻撃時のペアです。
兼藤さんの投稿に書いた福谷さんのことを、ご遺族の方が見つけて連絡をくださったのです。

それ以降、たまに連絡を取っていたのですが・・・・。

今回、いろいろあってアルバム単位で遺品を見せていただく機会がありました。
※Oさんご協力


その中の1枚。
福谷さんの飛練初練時の筑波海軍航空隊時代のペア写真。



後列左から、
葛谷勝己さん(愛知)

福谷知康さん

中村幸哉さん(鹿児島)

練習生の両端は飛行服の名札が見えています。
葛谷さんなんですが、じつはこの人、わたしは他の写真でも見たことがありました。
そちらは飛行服に救命胴衣を着けているのですが、救命胴衣に「杉田」って名札が縫い付けてあってですね!(^^;)
まったく疑いもせず「この人、杉田さんという人なのか」と思っていました。
今回、福谷さんの写真をいろいろと調べていて甲4杉田茂さんもちゃんと確認したところ、似ても似つかぬお顔の方でした。なんか知らんけど、葛谷さんはそのとき杉田さんの救命胴衣を借用して写真におさまったということだったみたい。
ということはですよ。
他人の救命胴衣をつけて写真におさまっていることがある、ということですよ!(゚Д゚;)
これは大問題です。二重三重のチェックが必要ってことです。
(昔、松本勝正さんの写真でも他人の飛行服で写真に納おさまっているのを見たことがある)

今回の葛谷さんはちゃんと裏どりしました。おそらく飛行服の名札通り、葛谷さんで間違いないでしょう。


中村さんは甲4におふたりいるのですが、もうおひとりは偵察で、お顔も確認しましたので、この写真の中村さんは操縦の中村幸哉さんである、と。

ただ、申し訳ないのですが、甲4は各人の消息などほとんど把握しておりません。





で、声をあげてしまった理由です。
イスに座っている教員が乙6期の山岸昌司教員だったー!

もう、びーっくりしちゃってですね。

ソッコーで姪御さんに写真を送ってしまいました。

柔らかい表情をされていますね、いい写真です。



撮影時期ですが、練習生の名札に「三空曹」と書いてあります。
福谷さんの履歴から、甲4が3空曹に進級した15年11月1日から、中練の谷田部に移る11月15日までの2週間ほどの間に撮られたものだろうなと思います。



※画像は福谷さんご遺族ご提供、Oさんご協力

『郡山城跡の研究』Ⅰ・Ⅱ2022年08月24日 21時36分09秒

先日。郡山城跡が国史跡に指定されることが決定しました(祝)→市長さんコメント


先月まで知らなかったのですが、いつの間にか調査報告書が刊行されていました。


大和郡山市2021『郡山城跡の研究』Ⅰ・Ⅱ 。




市立図書館に置いてあるそうです。
宣伝するわけじゃないですが、市の文化財の窓口で販売しているそうです(2冊7000円。バラでの販売も可なのかな? 5000円、2000円らしい)



ここの天守台、数年前に解体して組み直しています。

そのときに取ったデータがすごいです。
石1こずつデータ取っているっぽい(^^;)
石の種類とか、産地とか。
わたしにはまったくく必要ないデータですが(笑)
郡山城の石垣って転用石がけっこう混じっているようで、それらのデータが興味深いですね。
3D画像って言うんですか? 立体的に見える画像で出ています。石塔やお地蔵さんがけっこう多い。以前から天守台の中にもさかさ地蔵があり見どころの一つになっていましたが、他にもこんなにあったのかと。
わたしの家のお墓なんかは仏教ですが(父と母の家で宗派は違う)、わたし自信はどちらかというと無宗教なのかなと思いますが、そんなわたしですら石垣に石塔やお地蔵さまを使うのは罰当たりになるのではないかと心配です。
戦国時代人の宗教観とか、どんなだったんだろうなと興味が沸きます。
ちゃんと読めばちゃんと書いてあるのかもしれませんが(まだしっかり読んでいません)。



発掘調査報告書は最初から順番に「読む」というよりは、自分の研究や興味関心に必要な部分だけ利用する感じですかね。わたしはそんな感じなんですが(^^;)
一般の人は発掘調査部分の記述はなかなか敷居が高いかと思いますが、お城周辺の環境(歴史や地理)、お城関連年表や古い絵図の集成コーナーは専門家でなくても楽しめる?のではないか思います。


興味のある方はまず図書館などでご覧になってみてください。→高価なんで

おもしろいですよ。