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浅川さんが鉄ちゃんだった件2021年08月20日 16時14分13秒

予科練生のアルバムとか写真とか、けっこう見ていると思うのですが、鉄道関係の写真があったのは浅川さんが初めてです。

男の子なら通る道――かも?

でも、予科練生のアルバムには不思議となかったです、鉄道系。

なので、浅川さんの写真の中に鉄道系の写真があったのを見たときは軽く衝撃でした。

ご自分でカメラを所有されていたらしい感じがあるので、好きなものが撮影できたのかな?

ここには出していませんが、車窓からの写真もありました。




【大陸篇】
九江 我ガ陸軍 鉄道部隊

正面には「59640」という数字が書いてあるように見えます。



九江ニ於ケル我陸軍鉄道部隊

トラックみたいですが、車輪は鉄道の車輪?ですね。
よく見ると、後ろに同じものが接続されているのでしょうか? ライトが見えていますが。
ネットで画像検索したら「鉄道牽引車」っていうらしいです。
九一式とか一〇〇式とか型式があるみたいなんですが、これが何式かはわかりませんでした。
鉄輪の外側にタイヤを装着して道路も走れるとか何とか。

よくわからんのでもうやめておきます(^^;)


漢口停車場 我ガ爆撃ニヨリ破壊サレタル様

写っている機関車が向こうのものか日本軍のものか、ちょっとわかりません。
拡大したら、破壊されているようにも見えるし、もともとこんなものなのか? わたしにはわからないです。



ホーム?にいるのは海軍航空隊の方々でしょうか?
ジョンベラの人や三種に飛行帽・飛行眼鏡装着の人もいます。
飛行服に飛行靴の人も写っています。

被害・・・・というか、日本側からしたら戦果ということでしょうが、それを確認しに来ているのでしょうかね。






【内地篇】
D5110

いわゆるデゴイチってやつですね。

わたしは鉄道はさっぱりですが(機械系全般さっぱりですが)、小学生のとき5年1組で、学級通信の名前が「D51」でした。タイトル欄にデゴイチのイラストが入っていました。
6年のときは3組で、「C63」。
名付け親はどちらも当時の担任ですが、新卒の女の先生でした。
いまから思うと、もしかしたら先生、鉄オタだったのかも(笑)

ちなみに学級通信はほぼ毎日発行されていて、先生がせっせと針みたいなペンで書いてガリ版で刷っていました。
内容は、クラスでの出来事とか、漢字テストの上位者掲載とか。


というわけで、デゴイチ。

撮影場所や時期などはまったくわかりません。
向こうに写っている家の様子から、国内で撮られたのだろうなと思っているだけです。




C5534

「これ、何やねん!?」

ってビックリしたやつ。

調べたら「流線形車両」っていうらしいです。
流線形というより、でっかいバンパーみたいな?
最初見たときはスカートかと思いました。
でも、空気抵抗を減らすためのデザインみたいです(実際の効果は「?」)。


わたしがしまかぜに遭遇したときはスマホを取り出して
「いやっほー! しまかぜだ! ラッキー!」
とパシャパシャやりますが、浅川さんも、
「流線形キタ――(゚∀゚)――!!」
みたいな感じでパシャパシャやったのでしょうか。
いや、当時のカメラのことを考えたら、ここをこの車両が通るのを見越して待ちかまえていた説が有力のような?
浅川さん、たぶん鉄オタですよ(笑)





D50367

「きしやにちうい」だそうです。



上の写真と同じ場所。

線路まで撮ってしまう浅川さん。
現代では踏切内ではアウトかもしれませんが、このころはのどかだったんでしょうね。
ちなみに、わたしが子ども時代を過ごした家のすぐそばを国鉄妻線が走っていましたが(すでに廃線)、朝と夕方しか運行していないので、昼間は子どもたちが線路を歩いたりしていました(昭和40年代)。
※よい子のみなさんは危険なので絶対にマネしないように




一番注目したのはこの写真です。汽車は写っていませんが。
キャプションが「友部→水戸間ノ魔ノ踏切」


「何、何!? 魔の踏切だって!?(;゚Д゚)」

気になりません?

どこがどう「魔」なのか、写真からはさっぱりわかりませんでした。

いちおう、友部水戸間をグーグルアースやストリートビューでうろつきまわってこの踏切を探したのですが、まあ、見つかりませんわな(笑)


で、いつもの妄想全開でこの「魔の踏切」を推理してみました。

・事故多発踏切
ふつうに考えたらこれかなと思います。
見通しが悪いとか、警報機故障とか、そんな感じで事故が立て続けに起こったとか、起こりかけたとかかな?

・浅川さんにとっての「魔の踏切」
浅川さんの友部時代の下宿と航空隊の間にこの踏切があり、寝坊して走ってやってきたらこの踏切に引っかかって遅刻してしまい、上官から大目玉。→魔の踏切認定
いや、これはちょっとねえ(^^;)
現代じゃあるまいし、引っかかっても1、2分も待てばすぐに開くでしょう。
わたしの職場の近くの踏切とか、タイミングが悪いとあっちから来てこっちから来てやっと行ったかと思ったら急行が追いついてきて――3、4分ぐらい開かないこともありますが、当時はねえ。

・地元の人がそう呼んでいるだけで事情は知らない
何があったのかは知らないけれど、みなが「魔の踏切」と呼んでいるから撮っておいた。



何でしょうね? とっても気になります。
もし浅川さんと話す機会があったら、ぜひとも聞いてみたかった「魔の踏切」です。
わざわざ写真を撮っているぐらいなので、浅川さんにとっても何かあるんだろうと思うんですが。




※画像は浅川さんご家族ご提供

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