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聖林寺2020年12月07日 22時22分04秒

奈良県桜井市にあるお寺です。しょうりんじ。

ちょっと駅から遠いですかね。
車で行きました。




桜井の市街地?から南の山の方に入って行ったところにあります。談山神社に行く途中です。

山の陰みたいなところにあるので180度見晴らしがいい、ってことはないんですが、北方が開けていて箸墓古墳(「↓」)、大神神社や纒向遺跡、柳本・大和(おおやまと)古墳群(画像中央ぐらい)が見渡せます。

御本尊は子安延命地蔵。



お堂の中はこれだけ撮影可でした。
フェノロサ寄贈の厨子だそうです。
中には西陣織の十一面観音像。


お堂の横にコンクリートの収蔵庫があり、そこに国宝の十一面観音が祀られていました。
奈良時代の仏さまで、もともとは三輪山の神宮寺「大御輪寺」にあったものが、明治政府の廃仏毀釈を免れるためにこちらに移されたそうです。

ちなみに、大御輪寺はいまの大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)だそうです。
「あー、あそこか」
って場所です。
三輪さんにお参りに行くと、駐車場に車をとめて、本殿にお参りし、そのあと久延彦神社経由でぐるっとまわって駐車場に戻ってくることが多いんですが、その途中にある若宮社が大直禰子神社です。
たしかに言われてみればお寺の本堂みたいな建物です。
ここにはよく行っていたのですが、ここの本尊であった十一面観音が移された聖林寺は今回初めてのお参りでした。
もっと早く行くべきだったなと思いました。