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きんぎょちゃん、死ぬ2012年04月02日 18時45分41秒

昨日、きんぎょちゃんが死にました。

だいぶ、へこんでいます・・・・。

原因に心当たりがあります。

初日、水槽の中にバックスクリーンを入れてしまっていました。
きんぎょちゃんたちを買ってきたときのビニールの水と一緒に混ぜてしまってから、パパから、
「これって、外から貼るもんちゃうん?」
と指摘されて、慌てて取り出したのですが、だいぶヘロヘロになっていました。触ってみたら、ただの印刷物っぽくて、指に溶けたインクがつきました。

すぐに水道水を煮沸してカルキ抜きして、それを外から冷水で冷やして・・・・と新しい水槽の水を作ろうとしたのですが、大量にはできず、半分ほど水かえしただけでした。

翌日、また少し水を入れ替えしましたが、きんぎょちゃんたちが元気そうだったので、そのまま1週間・・・・。

昨日の午後、2匹が水面近くでパクパクしているのに気づいて、
「様子がヘン」
と思い、それを動画に撮って買った金魚屋さんに見てもらいました。
やはり、弱っている、と。
対処法を聞いて、必要品を買いに行って、晩ごはんを食べて家に帰ってきたのが7時頃。

春海がシロちゃんと名付けていた、尾ヒレが白いきんぎょちゃんが水面を漂っていました。
よく見ると、どこも動いていない・・・・。
水槽の下にはシロちゃんの体から剥離したらしい残骸がいっぱい沈んでいました。

アカちゃんの方は水槽の隅っこで浮いてはいたものの、まだ口がモグモグ動いていました。

すぐに、洗面器に水道水を汲んできて、買ってきたカルキ抜きの薬を投入し、金魚屋さんがくれた塩を入れ、そこにアカちゃんを移しました。

その間、パパと春海がシロちゃんのお葬式と水槽の掃除や新しい水の準備。

水槽の内面や、酸素の機械やチューブが、ずいぶんぬるぬるしていたそうです。やはり、印刷物から有毒なものが溶け出していたのでしょうか。

洗面器の中のアカちゃんは、ただぼーっと浮いているだけ。かろうじて口はモグモグ動いていましたが、それも、ときどき、止まってしまうような弱りぶり。
「アカン!」
と洗面器の縁をコンと叩くと、ハッとしたようにまたモグモグ動く・・・・みたいなことを何度か繰り返しました。

アカちゃんも、体のあちこちが剥離してきて、あんなにきれいだった三つ尾の尾ひれがささくれだって、スカスカの骨だけ?になってしまっていました。
体の表面も、生きた魚のモノではなく、すでに死んだ魚のようでした。つやもなく、白く濁ったようになっていました。

呼吸をしていないようだったので、一刻も早くブクブク(酸素の機械)を使える水槽に移さないと、と思い、水槽の準備ができ次第、そっちに移動させました。
金魚屋さんに言われたように、もらってきた粗塩を投入しました。

洗面器のときよりは自分でモグモグするようになりましたが、どう見ても、今夜中に死ぬな・・・・という状態でした。

自分で泳げない。
ブクブクの水流で漂っているだけ。
動いているのはモグモグの口だけ。
尾ひれだけではなく体全体がボロ雑巾のようになってしまった。

晩ごはんを食べずに帰っていたら、2匹とも助かったんじゃないかと思うと、いたたまれませんでした。

せめてアカちゃんの最期はみとってあげようと思って、1時過ぎまで起きて様子を見ていたのですが、今日、朝イチで歯医者を予約していることを思い出し、アカちゃんにさよならをして寝ました。
朝起きたときは、もう生きていないと思いました。

朝は、パパが先に起き出してきんぎょの様子を見たはずですが、ずっとブクブクの音がしています。きんぎょが死んでいたら、すぐにブクブクを切ると思っていたので、自分も起きて様子を見に行ったら、パパが、
「まだ頑張ってるよ」
と。

見ると、昨日の夜と同じような状態で、まだ水面に浮いてモグモグと口を動かしていました。

ずいぶん体から皮がむけてしまって悲惨な状態になっていましたが、まだ生きていました。

もう、できることはやったので、あとはもう見守るしかありません。

歯医者に行っている間に死ぬかな・・・・と思って家を出ました。
診察室にいる間に留守番していた春海からメール。
きんぎょが死んだのかな、と思ってあとでメールを見たら、
「まだ終わらへんの?」
というメールでした。

きんぎょが無事とわかったので、急いで帰ってみたら、朝より元気になっていました。

水面近くにいたのですが自分で少し動くようになっていて、口がモグモグではなく、パクパクになっていました。
しかも。
昨日は口しか動いていなかったのに、左のエラがパタパタと動いていました。

(体の表面がむけて、垂れ下がってしまっています。ヒレじゃありません)

水槽の底に、アカちゃんの体から剥離した部分が沈んでいたので、午後、春海と二人で、ポンプを使って底の掃除と水の汲み出しをし、その分、昨日から作っておいたカルキ抜きの水を新たに加えて塩も少し入れました。

すると、アカちゃんに変化が。

自力で泳ぐようになり、水槽の真ん中より下に行くようになりました。
動いていなかった右のエラも動くようになっていました。


峠は越えたかな、と思って、一息ついて、やっとさきほどネットに接続したのですが、検索したら、「弱ったきんぎょの皮がむけ、いったん元気になったけど翌日死んでいた」って体験談を見つけてしまって、またへこみました・・・・。

きんぎょちゃんのむけちゃった皮、大事な皮だったのかな。
皮がむけちゃったことで抵抗力がなくなって死んだりするのかな。
まだ死ぬ危険は去っていないってことですよね・・・・。

あと、きんぎょって、仮死状態になるらしいです。
シロちゃん、本当に死んでいたのかどうか・・・・いまごろになってうじうじ考えています。アカちゃんと一緒に塩水につけていたら生き返ったんじゃないかって。

シロちゃんは、かわいそうなことをしました。本当にゴメンね・・・・。
アカちゃんには何とか頑張って生きてほしい・・・・。