ひねもすのたりのたりのたり

さっき退院して帰ってきました。

多くの方々に心配していただき、恐縮しています。
何とか無事です（笑）。

「ママのことだからきっと入院中も何かやらかしているに違いない」
と、「ティーバック」「ケジラミ」級の”何か”を期待されているみなさま、期待を裏切って申し訳ありませんが、今回はおとなしくしていました。

何事もなく退院して参りました(^_^)v

いまからお出かけするので、詳しい報告はまた後ほど。

ママには霊感はありませんが。

せっかく病院に入院したので、それ系の体験談を・・・・。

①恐怖の子供の声
初日、寝付いた頃に頭の左上のとこらへんで子供の声がしてはっと目が覚めました。
春海の声じゃありません。
夢だったのか、それとも違うものだったのか・・・・？(-_-)

②恐怖の鈴の音
３日目の夜だったか、消灯後、しばらくの間、病室の中でずっとリン・・・・リン・・・・リン・・・・と鈴の音がしていました。

部屋は４人部屋。四隅に一人ずつ寝ている状態です。
ママのベッドは入り口から入ってすぐ左でした。
ママのベッドと、向かい合わせのおばあちゃんのベッドの間ぐらいのところから音がしていました。ベッド周りのカーテンを閉めていたので見えてはいなかったのですが、気配では全員寝ていたし、看護師さんも入ってきていなかったし・・・・。？？？？

③恐怖のテレビ
前の記事に何気に出している、備え付けの液晶テレビ。
あれ、怖いんですよ。
自販機で「テレビカード」なるものを購入し、それを差し込んで電源オン（リモコン）にしたらテレビの視聴ができます。
テレビカードは１０００円単位で購入。１０円で１０分視聴可。

ママのテレビ、リモコンを触っていないのに勝手に電源オンになるんです！！(゜Д゜)
見る気もないのに勝手にテレビカードの残高が減っていくことになります。
３回続いたので、テレビカードを抜いておきました。

と、ところが！！
テレビカード差していないのに電源が入ったんですよ！！(゜Д゜)
そのときは一瞬だけ番組が映り、すぐに真っ青な画面に切り替わり、放っておいたら３０分ぐらいで勝手に電源オフになりました。

その時点で看護師さんに訴えたのですが、
「えー？　初めて聞きますよ（笑）」
って感じで、あまり相手にされず。

昨日なんか、N○Kのニュースを見ていたら勝手に民放のバラエティに切り替わり、あっと思う間もなくドラえもんが画面に！！
チャンネルが次々に変わっていくのです。

隣の人が携帯の電源入れっぱなしだったみたいなので（ときどきバイブ音がしていた）、そのせいかなあ・・・・とも思いつつ、違う何かかなあ・・・・とも・・・・？？？？


④恐怖のおじいちゃん
やはりこの世で一番怖いのは人間ですかね(^_^;)

手術当日の夜は、ナースステーション横の”要看護”室みたいなところに入れられました。
ママ一人。

全身麻酔だったので尿とか点滴の管をつけられ、指先にも何かモニターにつながっている装置をつけられました。
２、３時間おきに看護師さんが来て、真っ暗な中、血圧や体温の計測。

あれは消灯後だったかな。
突然、部屋の前の廊下で騒ぎが。

おじいちゃんが騒いでいたのです。
後で聞いたら認知症が出ている患者さんが、その日、外泊の予定で家族の人が迎えに来たらしいのですが、「帰らない」と言い張って騒いでいたらしく。

それだけならまだしも。

騒いで、ママが一人で寝ている病室に乱入しようとしたのです。

看護師さんが慌ててドアを閉めて、
「ここはダメ！　ここはダメ！」
と大声で叫んでいる声が聞こえてきました。

ママ、逃げようにも逃げられない状態。
たくさん管ついているし、メガネもどこにあるかわからない。

「やっと手術が終わったのに、おじいちゃんが乱入してきたら終わりだーーーー(>_<)」

生きた心地がしませんでした。

しばらくは廊下で「帰ろう」「いやだ」の押し問答が続いていましたが、いつの間にか静かになっていて、おじいちゃん乱入もありませんでしたが。

翌朝事情を聞くまでは、通りすがりの酔っ払いのおっちゃんが病院内に入ってきたのかとも思いました。

いや、動けない状態で”すぐそこで騒ぎ”は、ホントに怖かった。