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遊郭建築 旧・川本邸2011年08月29日 00時17分29秒

旧・川本邸という遊郭建築が残っています。

基本非公開で、ママは前を通ったことはありますが、中がどうなっているのか全然知りませんでした。

6人以上の団体なら、予約すれば中に入れてくれるようです。
が、友だちのいないママは6人も募れない(T_T)

最近、公開できるように改修しているのだとか。

で、今日、チラシを見つけました。
ここで金魚にまつわる芸術展『大金魚博覧会』をやっていて、その期間が今日まで!

今日を逃したら、友だちのいないママは二度とこの中を見ることができないかも知れない!
そう思って、パパに、
「近くまで車で連れて行って!」

閉館ぎりぎりに駆け込みました。

入ったところにあった案内書には・・・・
『本建物は大正11年に木造二階建ての納屋、蔵の連棟が、同13年には、正面の三階建本館棟、中央二階建の座敷棟が建築され、築八十年を経た現在まで良好な状態で保存されており、洞泉寺地区に現存する数件の遊郭建築の遺構の中でも最も最大規模です。家格、品質も高く、当時の上流花街の豪華な遊郭の面影を残した数少ない造形美を創出する貴重な建築物として残されている状況にあります』


この白黒写真は3年前の写真です。
どん突きの3階建てが旧川本邸です。
旧川本邸

あ、本編に入る前にお断りがあります。

芸術展のどさくさに中を見学してきました。
展示作品は撮影不可。建物はOKということで撮ってきましたが、気をつけたつもりでしたが作品が写り込んでいるカットがありました。黒く塗りつぶしてあるのはそういう理由です。


この建物は元・遊郭です。
そういうのに抵抗がある方は見ない方がいいかも?です。
冗談抜きで、ママは気持ち悪くなりました。
学生時代、考古学をやっていて遺跡の発掘も経験しました。学芸員資格も持っています。博物館も資料館も大丈夫。古民家も大丈夫。たいていの文化財には免疫があるつもりでした。
さらに、”こういうこと”にも自分は耐性がある方、と思っていたのですが、さすがに今日は参ってしまいました。

文化財として見るには生々しすぎ・・・・。

”知識として知っている”ということと”その場に行ってみる”ということは、まったく別のことです・・・・。



・・・・というわけで、進めます。大丈夫ですか?(^_^;)


写真を撮ってきたポイントを見取り図に落としてあります。

見取り図

クリックしたら拡大します。

方位が入っていませんが、右が北です。
左から1階、2階、3階です(ヘタレなので3階へは上がれませんでした)。

撮影ポイントを示すために作った略図なので転載厳禁(でお願いします)。



玄関。

屋内池
屋内池

玄関の土間?に砂利が敷き詰めてある空間がありました。
本当は池があったそうです。


客引控室
客引控室

客引ってのは、あれでしょうか、「にーちゃん、エエ子おるでえ」とか「○円や!」とか、そうやって通りを歩く男たちに声をかける・・・・。

※「客引控室」って書きましたが、控室は左手前の板戸のさらに手前です。奥は・・・・見取り図には説明がないですね。何の部屋でしょう?


玄関を挟んで反対側に「張店」があり、そちらが娼妓が控えている部屋かな?と思うのですが、そっちは見学できませんでした。


左・張店、右・会計部屋
左・張店、右・会計部屋


旧帳場
旧帳場


中庭 
中庭1

上は吹抜

中庭2

中庭の向こうには大広間。

大広間・欄間
大広間・欄間


裏庭と茶室
裏庭・茶室


裏庭と厠
裏庭・厠


手洗い
手洗い

ここらへん、明るく写っていますが(フラッシュなし)、実際は真っ暗です。
手洗い場と厠↓の間に浴室があったようなのですが、怖くて覗くことすらできませんでした。


厠


料理坊横の階段
料理場横階段

ここから上は、展示会とは無関係で見学させてもらいました。

1階には他にも見学人がちらほらいたのですが、2階はまったくの一人旅。
”一人で見学”が大好きなママですが、ここはさすがに心細かった・・・・(T_T)

2階は、展示会用の飾り付けがしてある1階と違って、修復途中の場所もあり、無造作な感じが妙に生々しい雰囲気。
実際に、娼妓が客の相手をしていた空間です。

髪結場
髪結場


ハート窓のある吹抜
ハート窓

そこから下を覗くと、1階の料理坊。
料理場

後ずさって撮るとこんな感じの丸窓。
ハート窓の吹抜の丸窓


案内所
案内所


案内所とその向こうの客座敷
案内所・客座敷

客座敷というのは、お客が酒でも飲みながら順番待ちしている部屋でしょうか?


3階への階段
3階への階段


客間の廊下
客間の廊下

ここも写真では明るく見えますが、実際は真っ暗。
おまけに床が・・・・踏むとミシミシとへこみます。


客間
客間

ここが実際に客の相手をしていた部屋なのでしょう。畳数にして3畳。
窓は大きいけど・・・・。

防音は大丈夫かな?
壁は薄っぺらいし、入り口上の壁は透かし窓になっていました。
”見えない”だけで”聞こえる”やんっ!?
あえて、「密室」を作らないようにしていたのでしょうか。

これが『家格、品質も高く、当時の上流花街の豪華な遊郭』の妓の部屋なのか・・・・。


大階段前廊下
大階段前廊下

大階段下から3階を見上げる。
大階段下から3階を

別に「立ち入り禁止」の札はなかったのですが、さすがにママでもこれ以上踏み込めませんでした。
2階と同じような客間が並んでいるみたい。
下から撮っただけで退散。
               ※先ほど、入場時にもらったチラシを見たら「3階は見学できません」と。


案内所横から南の階段
案内所を通して南階段

案内所と客座敷を囲む廊下をぐるっと一周して元の階段まで戻ってきました。
(ママが上がってきたのは南の階段ではなく、画面右、写っていない階段)



外に出てみるとこんな感じ。
外観

脇の外壁がトタンぽい?(^_^;)

3年前はまだ外壁は板?でした。
旧川本邸


全景。フツーの家みたい。
外観


見たい、見たい、と思っていた旧川本邸の内部ですが。
実際見たら、陰々滅々とした気分になってしまいました。

もし、一般市民に対して公開するなら、もっと手を加えないとムリでしょう。
手を加えるって、改築するって意味ではなく・・・・。「遊郭」であることを否定せずに、「遊郭」の生々しさを出さない演出でもしないと・・・・。
太秦映画村の遊郭セットみたいな? いやいやいや(^_^;)
こんな、本当にタイムスリップしたようなリアルな遊郭はヤバイでしょ。
1階は芸術展の飾り付け(演出)をやっていたせいか、そんなに感じなかったんです。
2階から上が。

貴重、ものすごく貴重。それはよくわかりました。
どう公開していくか、これは難しいですね。



案内書には、遊郭の始まりのことは書いてありましたが、終焉に関しては記述なし。
帰ってきてネットで調べてみたら、昭和31年頃までやっていたような記述を見つけました。
もし、そうだとしたら戦時中もやっていたのでしょうか。




搭乗員さんとのやりとりの中で、遊郭のことをいくつか聞いてあります。

値段。
当時、上飛曹の給料が飛行手当込みで100円ぐらいだそうです。他にも手当があるそう。
(なぜ例が”上飛曹”か、突っ込まないように)

で、遊郭に行くと”1回”約2円。泊まると4円。

個人差あるそうです。
初めての子は高いそうです。

娼妓の値段が安いのか、搭乗員の給料が高いのか・・・・(-_-)


こういう話を聞いた後だから、その場に立ってみて、いろいろとしんどくなりました。



今日の自主練 少年、海パンが○○2011年08月29日 19時50分25秒

春海、今日も朝練がありました。

が、月末なので夜練がありません。

みんな暇だったのか、午前中のうちにお友だちのYちゃん(5年)から、
「遊ばへん? Yちゃん(4年)とMちゃん(5年)も一緒に」
とメールが来ました。

春海はYちゃんの家を知りません。3人とは校区も違うし、自分一人で遊びに行けない(歩いて行けない)ので、ことわりのメールをしたところ、
「じゃあ、プールは?」
とのお誘い。

プールならママが電車で連れて行けるので、
「それならいいよ」
と返事をしたのですが、やっぱり、プール案はボツになりました。

理由。
「Yちゃん(4年)が身長が足らんから」

春海がいつも自主練をしているプールは入場制限があり、身長130センチ未満の子は保護者の同伴入場が必要です。

春海は3年に上がる直前か上がった直後ぐらいから一人で入って練習しています。

Yちゃん(4年)、どうもまだ130に達していないようで。

4人ともイト○ンの選手で、春海以外は3つあるクラスのうち真ん中のクラス(春海は一番下)。
なのに身長が130ないって理由で保護者なしでプールには入れません(T_T)
規則なのでしかたがないですが、泳げなくても131センチの子は一人で入れるのにねー。
まあ、プール側もいちいち泳力確認して入れるわけにもいかないでしょうし・・・・。
ママとしても、
「大丈夫、大丈夫、わからへんって! へ(^o^)」
と規則破りをそそのかすわけにもいかんし。
4人でプールはあきらめました。

3人はYちゃん(5年)の家で遊ぶことになり、春海は一人でプールに行きました。

スタンプを集めていたんでー(^_^;)
8月中にスタンプ(入場1回で1つ押印)4こ集めたら、9月中有効の無料入場チケットがもらえるっていうんで集めていたのです。今日で埋まりました。


9月に合同記録会があります。
そのエントリー種目が判明しました。
またしても50フリーと50バック。         なんか飽きてきた(-_-)

今日はその練習をするのだろうと思っていたのに、なぜか春海は延々と平泳ぎの練習をしていました。まるで平泳ぎの選手みたいに(笑)。

以前に比べるとずいぶんマシな平泳ぎになっていました。


途中、ハプニングが。

春海がスタート地点で休んでいるとき、すぐ横を這い上がった男児がいました。背格好は春海と同じぐらい。小学校4、5年といったところか。
その子、海パンのゴムが緩かったようで、ひょいと上がった拍子に海パンがずり落ちて、半ケツになっていました(笑)

こんな感じ↓
プールでの出来事

春海、ちょうど、その子の方を見ていて、目の前におしりが!?(゜Д゜)
※絵は控えめに描いてあります。もっと露出していました。

その直後、春海は平泳ぎスタート。
7~8メートル潜水するんですよ!

あんなモノを見た(見せられた?)直後。ママだったら、2メートルも行かないうちにコーヒー吹いて轟沈間違いなし(*_*)

春海のやつ、いつの間にか何事にも動じない強い精神力を身につけていたのか・・・・
なかなかやるのう・・・・

と思って、帰宅後聞いたら、あんな目の前だったのに半ケツに気づいていなかったそうです(^_^;)

ちなみにかれ、その後もう一度、プールサイドで海パンが脱げかかっていました(笑)