秦郁彦/伊沢保穂共著『日本陸軍戦闘機隊 戦歴と飛行戦隊史話』大日本絵画 ― 2022年08月17日 16時54分09秒
※了解を得て画像を出しています。
いろいろ写り込んでいてスイマセン(汗)
大日本絵画から『日本陸軍戦闘機隊』。
『日本海軍戦闘機隊』の姉妹編ですかね。
内容はこんな感じです。
戦線の説明があり、各戦隊の説明があり。
塗装図もあり。
Yさん(もはや匿名ではない)が関わっているので宣伝というか、わたしもみなさんに読んでほしいと思ってのご紹介です。
陸軍戦闘機隊も壮絶です。
「指揮官先頭」は決して海軍の専売特許ではなかったということがよくわかります。
飛行機写真や搭乗員写真も豊富です。
『加藤隼戦闘隊』、また見てみようかなあ、という気分になりました。
しかし、わたしはアレですわ。
「陸軍の階級が覚えられない」&「陸軍の出身期が頭に入っていない」で、読んでいても人間関係(上下関係)がもひとつつかみ切れないのが難点(^^;)
『艦船模型スペシャル』2022年夏号 ― 2022年05月20日 09時47分53秒
『艦船模型スペシャル』。

加賀の艦橋特集の続きです(ライター・鷲見博さん)。
浅川さんの写真にも13年5月の加賀の艦橋が写っているので興味津々で読ませていただきました。

13年5月、飛行機隊総員。

艦攻隊渡辺初彦大尉中隊。上の写真と同じときと思われます。
前にも書いたと思いますが、わたしはこういう写真を見ても搭乗員の顔しか見ていなくて、艦橋の構造物とか色にはまったく目がいっていませんでした(^^;)
このときの加賀の艦橋は軍艦色の上に薄い白塗装を施した状態らしいです。
いろんな時期の写真で、写っている人の服装(2種や防暑服)の色と比較しながら考証されています。
知人で戦闘機の白黒写真を見てマーキングなどが何色かわかると言われている人がいましたが、いやー、わかるもんなんですねー。
艦橋の黒板に関しても触れられていました。黒板そのものを設置したのではなく、艦橋に直接黒板色を塗っていた、って解釈でいいんですかね? おもしろいですね、これ。
うちに15年3月4月ごろの山城の艦橋の黒板が写っている写真がありますが、それは黒板を設置しています。
ところどころ読めませんが、おおざっぱにいうと資源を大事にしましょうみたいな感じ?
いまふうにいうとSDGsでしょうか。
話がそれてしまいました(^^;)
他にも艦橋の九一式高射装置をCAD再現されていましたが(上の画像には写っていない)、これだけでも模型復元したらおもしろそうと思っちゃいました。
渡辺中隊が写真を撮っている背景の発着艦指揮所、ちょうどこの上ぐらいに筒状の構造物があるんですが、その中に設置されていたみたいです。
筒状の狭い空間、装置の周辺には10数人がひしめいていたらしいですよ。しかも場所固定ではなく、動き回りつつの10数名らしいです(;^ω^)
こういう雑誌で、知っている人の顔を見つけるとうれしいですね。13年5月の飛行機隊総員写真は手元に同じ写真があるのですが(浅川さん写真)、雑誌で見ると、
「小野さんだ! 鶴さんだ! 船津さんだ! 西さんだ!(・∀・)」
って喜んじゃいました。
誌面には初公開集合写真なども掲載されていました。
そちらには、わたしが見た感じで○○さんだ!とわかる人はいらっしゃいませんでしたが。
ライターの鷲見さん、しばらくお休みされるそうですが、再開を楽しみに待っています!(^o^)
この号、聯合艦隊の旗艦特集でした。
わたしが海軍に興味を持った最初は、記憶にある限り、小学校時代の戦艦大和こども図鑑みたいな本なので、艦船にまったく興味がないってことはないんですよね。
『坂の上の雲』も一生懸命読んだので、三笠も興味津々。
プラモでは主砲射撃時のオレンジ色の砲煙も再現されていました。意識高い系のわたがしみたいなの。すごい再現度です。煙突から出る黒煙も再現されていて、本当に戦場の一場面を切り取ったみたいな臨場感です。元は脱脂綿だそうです。
戦艦とか空母とか、あまりちゃんと見たことないですが、艦橋ってお城の天守閣みたいですね。
真剣に見たら、それぞれ個性があっておもしろそう。
まあ、そこまで手が回らないのが現状ですが(^^;)
※画像は9期生ご遺族、浅川さんご家族ご提供
『予科練外史』1巻 ― 2022年03月02日 16時01分47秒
『予科練外史』(倉町秋次)の1巻を入手しました。
Kさんが「重複しているから」とくださったものもあるので、欠けている巻をバラで探していました。
6巻揃いはけっこう見かけるのですが、「1巻」というのがなかなかなくて、先日ようやく発見。
「やったー! あったー!\(^o^)/」
書店の案内に初版本で謹呈本であることが書かれていましたが、特に気にせず求めました。
※安価だったことが大きい
昨日届きました。
きれいな本でした。
「そういえば謹呈本だって書いてあったな」
と思って表紙の内側を見たら、

贈られた方のフルネームが毛筆で「〇〇様」と書き込まれていました。
「まさかな」
と思いつつ、予科練名簿で検索したら同姓同名の方がいました。
もしかしたら、倉町先生が教え子に贈った本なのか?
まったく予科練無関係の同姓同名の方か?。
ふつう、謹呈本って、著者がお世話になった人などに贈る本ですよね?
倉町先生、いろんな人に贈られているのだろうか?
Kさんからいただいていた中にも「呈上」の朱印が押してある本がありました(お名前はなし)。
今回の本、どういう事情があって持ち主の手を離れたのかわかりませんが、縁あってわたしのところに来たので、大切に使わせていただこうと思います。
『艦船模型スペシャル』2022春号 ― 2022年02月18日 14時27分00秒
鷲見博さんの加賀の艦橋特集。

わたしは艦船の方はさっぱり無知で知らなかったのですが、加賀の艦橋の姿ってよくわからないらしいです。
それを複数の写真に写った艦橋の部分部分からパズルみたいに復元していく過程が紹介されていました。
ネット検索したら、1/350プラモデルの加賀艦橋の写真が出てきたのですが、ビミョーに鷲見さんの復元とは違うみたいです。
鷲見さんの復元は実際に写真に写っている姿をもとにしているので説得力あります。
「この部分、プラモでは直線やけど、写真で見たら曲線なんやな」
みたいな?
加賀の艦橋と言えば、浅川三雄さんの写真の背後にも一部写っているようなのですが、そもそもわたしはそれが”艦橋”であることに気づいていませんでした(T_T)
ヒトに言われてそれが艦橋であるとわかっても、艦橋のどの部分なのか、まったくわかっていませんでした。
今回、鷲見さんの解説文を読んでようやく艦橋のどの部分が写り込んでいるのか、どの方角から撮られた写真なのかわかりました。
さらに、写っている構造物が何なのかも今回初めてわかりました。
あらためて、ふだん、わたしが写真を見るときは、ほぼ人しか見ていなということがよくわかりましたorz
同じ写真でも、見る人によって、見えている風景は全然違うんだろうなと(^^;)
9期の森田守さんがマリアナ沖海戦で最後に飛び立った大鳳の特集もあり、充実した内容でした。
春海の愛読書 ― 2022年01月24日 16時15分08秒
春海が部屋から持って来ました(笑)

愛読書。
教科書は「開いたことないやろ」ってぐらいピカピカの新本状態ですが、これはわたしの『新選組血風録』ぐらい読み込んでいるみたい。
幼稚園か小学校低学年ぐらいのときに買ってあげたゲゲゲの鬼太郎図鑑とか、文庫原作本、違う作者の作画マンガ、などなど。
目玉おやじのブックカバーが自慢らしいです(笑)
「ママも読みたかったら読んでいいよ」
って持って来ました。
手をつけずにわたしが部屋に戻ったら、
「なあ、読まへんの!?(怒)」
押し売りかよ!?( ;∀;)
しかたがないので、部屋に持ち込んでちびちび読んでいます。
あまり買ってなかったけど、買ってあげていたらいくらでも読んだんだろうな。
原作本はあまり子どもに買い与えるマンガじゃない気もするけど(^^;) ←けっこう話も絵もコワい。
さらに、春海なりの鬼太郎愛をいろいろ聞かされました。
アニメ第何期からはネコ娘がかわいくなりすぎて、自分的にはいまいち。
アニメの鬼太郎は正義感あふれる熱い主人公だけど、原作の鬼太郎はそうではない。
とかとか。
あの子の性格的には原作が好きなんじゃないかと思いました。