大人の遠足 春編1 ― 2023年03月25日 21時49分25秒
「my電動アシスト自転車欲しいな~」
と思っている今日のこの頃(笑)
とはいってもやはり貧乏性なので、自分のお楽しみのために10数万は出さないだろうな(^^;)
いまの職場を退職して、自転車で通えるようなところでバイトでもするようになったら買おうかな。
というわけで、またまた昨日、田原本で電動レンタサイクルを借りて古墳めぐりをしてきました。
赤線が昨日のコースです。
※ネット情報では天理駅―長柄駅が3kmだそうです
1000、田原本駅前出発。
お天気最悪やったんです。
いまにも降り出しそうな、っていうんですか?
朝は家で様子見していました。大丈夫かな?という希望的観測で強行しました。
(念のためカッパ持参)
出発してすぐ、寺川沿いの桜並木。

満開。
今回の最初の目的地は東大寺山古墳と赤土山古墳です。
わかりやすく言うと、名阪国道と西名阪自動車道の天理インターのすぐ北です。
航法の目標物はシャープ天理研修所(笑)
研究所ですかね? 工場じゃないみたい。
山の中腹です。奈良盆地どこからでも見えるんじゃなかろうか。うちの近くからも見えます。

出発してすぐ、24号線を越えたところから見えるシャープ天理研修所(拡大部分)。
あそこまで、国道を避けつつ自転車こいで行きますよ~
わたし的には天理市内に入っているぐらいのつもりで進んでいたんですが、なぜか唐古・鍵遺跡公園(田原本町)の東側に出てしまい(笑)

ついでに桜見物。
とにかく国道を避けつつ、農道とか住宅街とかを走っていきました。
なので、いまとなってはどこをどう走ったのかまったくわかりません。

途中でたまたま前を通ってお参りした祝田神社(はふりた)。

東大寺山古墳は中平の年号がある鉄刀が出土したことで有名な古墳(前期後半)です。
中平年間(184~188年※天理市HP、184~189年※wiki、184~190年※天理大HP なんで違うんや。今度詳しい人に聞いてみます)は弥生時代なので、作られてからある程度の年月が経ってから埋葬されたってことでしょうかね。
すごく行ってみたかった古墳なんですが、場所がわからずいままでチャレンジしていませんでした。
電動自転車ならどこでも入っていけるんじゃないかと思って検索して調べたところ、天理教の教会内にあるというので行ってみました。教会までは狭い道じゃなかったですが、高い場所です。
教会の方にひと声かけてから見学。

ネットで見た画像ではこの石段の横に東大寺山古墳の説明看板があるんですが、現在は何もなし。

石段を上って、後円部に続くお手製らしき階段を上る途中からの眺望。
木がなければ右方に生駒まで見えますね。
後円部墳頂。

東大寺山古墳は北面する前方後円墳なので、ここから北方に前方部が続いているはずなのですが竹藪が深くて前方部はわかりませんでした。
あとで後円部をいったんおりて、北の方にぐるっと回ってみたら「ここらへんが前方部なのかな?」という場所はありました。
東大寺山古墳の次は赤土山古墳を目ざしました。
ここはシャープの研修所の敷地内なのか、接しているのか。
あそこらへん、って目当てをつけてそこに行く道を探したのですが住宅街に入り込んでしまって、行き止まり――とかで行ったり来たり。
結局遠回りしてシャープの研修所の正門の方にまわってみることにしました。そしたらそこに案内板がありました。なので堂々と入りました(笑)
入ったはいいけど、案内板に従って進んでいたら結局シャープの敷地外に出てしまったんですよね(^^;)
やっと見つけました。

この草ぼうぼうの公園の向こうに見えている土盛りなんですが。
「え? ここ入っていくの?」
林大尉の慰霊碑に行った時以来の戸惑い。
草むら、嫌いなんですよ。虫とか蛇がいそうで。
滑り台の向こうに車が止まっているでしょう? あそこから入れるんじゃないかと思ってあそこに行く道を探したのですがわからなかったので、結局ここに戻って来ました。よく見たらけものみちみたいな小道があって歩けそうだったのでそこから接近しました。
史跡公園化されています。

わたしだけかもしれませんが、全然知らんかったです。



後円部墳頂から二上山方面(南西)を望む。
ここ、築造からそう遠くない時期に地滑りで墳丘がだいぶ崩れています。
墳頂にあった埴輪列がずるっと下に滑り落ちて、さらにそこに新たな崩落があったようで埋まってしまっていたんです。それが調査時に出てきました。
2021年2月に天理参考館で開催されていた「天理 山の辺の古墳」展に、ここの復元埴輪列が展示してありました。
前に出さなかった写真も出しておきますね。
立ったままの埴輪列なんて初めて見たのでビックリしました。
これで、午前中の目標達成。
さあ、ランチに行こう。
南に向かって裏道を走っていると、たまたま天理教本部の近くに。
「もしかして枝垂れ桜が見ごろなんでは?」
行ってみたら、ちょうどいい頃合いでした。

紅白というか、左の方がピンクが濃いです。
右は白っぽい桜。


左の枝垂れ桜。


右の枝垂れ桜。

河津桜ですかね、こちらはもう終わりそうな感じでした。
長くなりそうなんでわけます。
「大人の遠足 春編2」に続きます。