緊急事態宣言後、初出勤してみました ― 2020年04月08日 22時54分07秒
昨日の夜、結局、うちの職場サイトも職場メールもうんともすんとも言わないので、ツイッターでいろいろと情報収集をしていました。
偶然目に留まった吉村大阪府知事のツイッターのメッセージ動画。
感極まって涙が出ました。
大阪府以外の方にも是非見てもらいたいです。
政治家って人を殺しうる職業です。
が、殺しても、自分が直接首を絞めたり包丁で刺したりして殺すわけではないので、おそらく人を殺しているという実感がない。
いま感染症で１００人以上の人が亡くなっていますが、この人たちは寿命ですか？
違います。
国のエライ人たちは感染症で亡くなる人を「数字」や「％」でしか見ていないのではないか？ と思うことがあります。
吉村知事がメッセージの中で話している、
「自分は大丈夫でも他人に感染させるかもしれません。そしてその他人は命が失われるかもしれません。そして、その人は、誰かにとって非常に大切な人なんです」
激しく同感しました。
亡くなっていく人は、数字や％じゃないんです。
今回の感染症死亡者は個人情報の保護の観点からか、都道府県、年代、性別が発表される程度で、聞く側からしたらなんとなぼやっとして実体のない存在のように感じるかもしれません。
志村さんが亡くなって初めて実感を伴って衝撃を感じたのではないでしょうか。
国のエライ人たちにも、コロナで亡くなる人が「誰かにとって非常に大切な人」ということを忘れてほしくないです。
朝、ダメもとでメールとサイトを開いて見ましたが、非常事態宣言を受けた対応情報はまったく出ていませんでした。
沈もうとしているスーパームーンを見ながら出勤。
有休使おうかな？と迷ったのですが、今日行けば、もしかしたら今後の仕事の方針の指示があるかもしれないと思って、家を出ました。
それに、緊急事態宣言で、きっと人も少ないだろうと思ったので。
梅田の地下通路はふだんよりずいぶん人が少なかったです。
ところが、電車はなぜかいつもより混んでいました。
なぜ？(^^;)
緊急事態宣言の対応のためにどうしても出勤しないといけない人がいるのかな？
んで、職場に行ってみたら、門のところにドーンと「立ち入り禁止」の立て看板が立ててありまして。
サイトに出せよー、
メールでまわせよー、
門前に看板で告知。このアナログ感、昭和かよー、
とガックリ来ました。
しかし、全員ではなく、一部の名指しされた人たち（と言っても職場の大部分）の立ち入り禁止でした。
わたしは立ち入り制限を受けている身分ではなかったので、入って仕事を開始。
お昼は、
「コンビニも閉まっているかな？」
と、ダメもとで行ってみたら開いていたのでおにぎり弁当を購入。
お弁当の棚は商品がびっしり詰まっていました。
でも、今日は大部分の人が立ち入り禁止なので、ほとんど売れなかっただろうな～(T_T)
職場の対応が遅すぎてホントに気の毒。
やっとテレワークの指示が出ました。
今年最後の職場の桜。
吉村知事のおっしゃる通り閉じこもって、しばらく大阪には立ち入らないようにします。
（心は半分大阪府民）
