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乙9期 中名主巽さん2020年03月14日 23時04分58秒

※もし中名主さんの関係者の方がご覧なら、連絡いただけるとうれしいです。
hinemos.mama@gmail.com

※Kさんご指摘で戦死日を訂正しました。

鹿児島出身、偵察、中攻。



なかみょうず、と読むという情報もあります。
ただ、これもご遺族情報ではないのでわかりません。

中名主さんの写真、あまりないんですよね。

入隊直後の氏名入り班写真。
16班。



東京行軍、海軍館前。


操偵適性検査。


香取神宮。


艦務実習、足柄。



おもいで
昭和18年の春に左肩をいからして一○○一空に転属してきた、由来一○○一空は不具者部隊の別称もあったぐらい、身に欠陥のあるもののみの部隊だった。君も木更津基地への雨中の着陸時久留里町付近の鉄塔に接触負傷したとかで、肩を痛めたとのこと。以来君は隣分隊の先任電信員。寝食を共にすること一年、君は選ばれて厚木空へ転属となり三期坂野井少尉操縦のダグラスDC3で九州西海域で散華したとか? 君の「えくぼ」は魅力的。

予科練で英語の教科中「中名主ズブック」は今でも忘れられない。十八年暮れ俺が佐病入院中君も入院して桑島・山下・俺・君の四名で記念写真を撮った。時々出しては君を偲んでいるよ。

入隊当時の隣班。まじめな態度が今でも目に浮かんでくる。そしてたくましい若き武人であった君。






飛練鈴鹿。
春日大社南門。

飛練宇佐時代は写真なし。

大型機講習木更津。
修業記念集合写真。

↑この写真撮影の直後、予科練の倉町先生が実施部隊に赴任中の9期偵察員たちと偶然汽車の中で遭遇。
そのとき、かれらにひとこと書いてもらったとかで、『予科練外史』に掲載されている九期留魂録に中名主さんのことばもあります。
(直筆の画像あり)

微力をば君に捧げて倒れるは
        大和男子の誉なりけり
                    中名主巽


高雄空、4空、702空、ケガをして輸送部隊(1001空、1081空)に。



20年4月28日  1081空  新竹→上海 行方不明
※「九期生名簿」では「20年3月24日」


※画像は9期生ご遺族、ご家族ご提供