百舌鳥古市古墳群、世界遺産へ一歩近づく ― 2019年05月14日 09時51分10秒
朝起きて、半分寝ボケ状態でFacebookを開いたら、イコモスが百舌鳥古市古墳群を世界遺産にと勧告したというニュースが飛び込んで来ていっぺんに目が覚めました。
伝仁徳天皇陵古墳
2年前の夏、
「世界遺産に登録されてしまったら観光客が殺到してハニーちゃんが売り切れてしまう!」
と焦って堺市博物館に行ったのがまるで昨日のことのようです。
ハニーちゃん
正式な世界遺産登録の結果はもう少し先ですが、イコモスが「登録が適当である」と勧告したものが却下されることはほとんどないそうなので、まあ、期待して待っておいていいのかな、と思います。
わたし、なぜか百舌鳥古市古墳群世界遺産登録推進グッズみたいなの、持っているんですよ(^^;)
なんででしょうか?(笑)
クリアファイルが多いんですが。
たぶん非売品。
カレンダーもけっこうもらいました。
一筆箋。
ボールペン。
どっちか、講演会を聞きに行ったときにもらったものです。下のかな?
あのとき、松井知事(当時)があいさつに来られていて、すぐ目の前で見ました(ミーハー感)。
遺跡や文化財に対するわたしたちの”責任”のひとつは、できることならそのままの形で次の世代に引き渡すことだと思うのです。
いまの天皇陵の多くは樹木が鬱蒼と茂っている状態ですね。あれが本来の姿と勘違いされている人もいるかと思いますが、あれは古墳の歴史から見るとけっこう最近改変された姿で(^^;)
青々とした小山みたいな姿に神聖な奥津城を感じられる人も多いかもしれませんが、あれらの樹木って、墳丘にとっては決して良い影響を与えません。
墳丘崩壊につながるらしいです。
世界遺産登録を機に、これから千年、二千年先も古墳が残るよう、対策を講じてくれたらなあ、と思います。
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