昭和13年6月1日 ― 2018年06月01日 08時51分18秒
昭和13(1938)年6月1日、かれらは第九期乙種飛行予科練習生として、横須賀海軍航空隊に入隊しました。
ちょうど80年前の今日です。
横須賀の予科練庁舎。
これから軍隊生活。
支給された軍服に着替え中です。
「服ニ体ヲ合ハスンダ」
写っているのは誰かわかりません。
手前のテーブル、左端でカメラ目線なのは藤島光夫さん。
二人おいてお顔がはっきり見えているのは北村彰男さん。
ということは、このテーブルはたぶん4班。
藤島さんの右は島田清守さんかも知れません。その右の目元だけ見えているのは横山孝さんかな?
一つ向こうのテーブル、学生服に軍帽姿で立っている左は綿村亀次さん、その横が川原与三郎さん。
3班のテーブルのようです。
13年6月1日に入隊した時点での9期生。
ここには初めて書きます、入隊時点での兵籍番号順です(一部わたし推定)。
『予科練外史』に名前が出ていない人はイニシャルにしてあります。敬称略。
【横須賀】
西村徳恵
鈴木光雄
植田武雄
森田勝
北村貢
岡本清見
中尾鶴蔵
二階堂信治
堂前清作
今村文三郎
清田進
浅沼正信
ST
野口義徳
国見新太郎
福島増蔵
嶺岸友三郎
菊地平
松沢正二
石井三郎
後藤龍助
井原大三
鹿島長重郎
山田一作
皆川彰
関川文雄
坂田清一
桜井正夫
石塚猛
島田清守
高坂浪次
木村裕
仲野修
田中茂雄
益田増雄
石井雄
山口浜茂
関口一男
新井誠二
野村茂
藤代護
笠井繁雄
紺野高司
萩谷幾久男
木下光三
篠原藤市
大石芳男
志村実
杉本栄
亀山一郎
池田和義
伊藤誠一
宮沢政雄
宅間広正
井上常夫
本間秀人
大塚孝平
牛澤四郎
藤原国雄
河合敏
上沼周龍
村上守司
山田茂雄
佐々木隆寿
阿部芳包
鈴木俊夫
宮本一
金成懿
三浦光雄
遠藤桝秋
川村幸雄
熊谷賢一
川原与三郎
山田清
茂木義男
佐藤昇
佐々木武治
鈴木文亮
小笠原武夫
【呉】
関明水
北村彰男
高島巌
森田豊男
新井正美
山下員雄
蒲田栄作
西山昇
植田竹治郎
前川重美
鈴木松己
清水日出夫
横山孝
藤谷周覚
加藤勝正
都築国雄
中野釥
野田実
大西要四三
白木令一
加藤哲夫
牛王正明
谷口十七夫
中門清司
南弘明
小林為雄
上田伴則
西本宗方
岡吉郎
武田清
畑中嘉夫
井上春男
柴田勉
戸川衛
山内敏昭
国本力
上原定夫
柳川健
繁富悦行
香川数郎
髙田忠勝
兼藤二郎
加村外三
西谷芳数
綿村亀次
松村政人
河村徳市
石田勝
松本佐市
上原信之
吉屋清
村田耕一
大畠久利
竹田俊司
【佐世保】
岸川正人
酒村健三
森田守
岡本久
下釜又男
一瀬一之
川崎助男
植松繁
徳渕清蔵
森健次
久米武男
木原辰雄
井上三千人
都地肇
谷村博明
井野久雄
植木愛雄
平山繁樹
Y
杉野憲市
荒木怜
島田直
森浦東洋男
隅倉慧
永田慶士
上田誠
古田正直
山下栄松
池本忠清
米盛朴
大原義一
中名主巽
島子栄二
黒木勇三郎
山村喜郎
永田正
原精二
轟木さとし(りっしんべんに省)
吉田俊光
金田吉武
本城秋生
阿部健市
福山清武
遠藤秋章
羽藤一志
松本勝正
石川茂
和田邦介
岡田温次郎
安達繁信
鶴見堅三
桑島武一
四宮与三郎
立井義春
下浦忠義
藤井国男
高橋兼春
斎藤理吉
大山輝一
大正谷宗市
岸本正好
藤島光夫
岸田良親
筒井富雄
古田保雄
清水巧
書籍やネットには9期は200名入隊と書かれていますが、現時点でわたしが存在を把握しているのは199名です。
ただわたしも「絶対に199名、間違いない」とは断言はできません。
入隊式。
辞令上は13年6月1日に横須賀海軍航空隊に入隊、4等航空兵を命じられていますが、入隊式の横鎮司令長官の訓示の日付けは6月3日になっています。
諸子特ニ選バレテ乙種飛行豫科練習生ニ採用セラレ本日茲ニ入隊式ヲ擧行スルニ當リ一言訓示ス
抑々帝國海軍ハ畏クモ
大元帥陛下ノ親シク統率シ給フトコロニシテ過去累次ノ戰役事變ニ克ク外敵ヲ殲滅シ以テ皇謨ヲ扶翼シ奉リ國運ノ隆昌ニ力ヲ致セリ
諸子ハ此ノ光輝アル帝國海軍ノ後継者トシテ国防ノ重責ニ任ズベキモノナルコトヲ肝銘シ殊ニ海軍航空兵力ガ将来作戰上益々其ノ重要性ヲ加フベキモノニシテ我海軍ガ諸子将来ノ活躍ニ期待スル所極メテ大ナルモノアルヲ稽ヘ凪夜聖訓ヲ奉體シ一意心身ノ陶冶ト學術技能ノ錬磨トニ努メ以テ帝國海軍軍人タルノ本分を盡スニ遺憾ナキヲ期スベシ
昭和十三年六月三日
横須賀鎮守府司令長官 長谷川 清
抑々帝國海軍ハ畏クモ
大元帥陛下ノ親シク統率シ給フトコロニシテ過去累次ノ戰役事變ニ克ク外敵ヲ殲滅シ以テ皇謨ヲ扶翼シ奉リ國運ノ隆昌ニ力ヲ致セリ
諸子ハ此ノ光輝アル帝國海軍ノ後継者トシテ国防ノ重責ニ任ズベキモノナルコトヲ肝銘シ殊ニ海軍航空兵力ガ将来作戰上益々其ノ重要性ヲ加フベキモノニシテ我海軍ガ諸子将来ノ活躍ニ期待スル所極メテ大ナルモノアルヲ稽ヘ凪夜聖訓ヲ奉體シ一意心身ノ陶冶ト學術技能ノ錬磨トニ努メ以テ帝國海軍軍人タルノ本分を盡スニ遺憾ナキヲ期スベシ
昭和十三年六月三日
横須賀鎮守府司令長官 長谷川 清
いつも書いていますが、残念ながら入隊時の総員集合写真はまだお目にかかったことがありません。
かれらが入隊したのは支那事変勃発後。
ある程度の覚悟はしたうえでの志願入隊だったと思います。
空に憧れ、志がありながらも不安もあるスタートだったことでしょう。
それから3年半でアメリカとの戦争が始まり、戦争が終わったのは入隊から7年2か月後。
戦争が終わったとき、生存していたのは27名でした。
※画像は9期生ご遺族提供卒業アルバムから
※終戦時生存者27名には、予科練途中で辞めた人は含まれていません。かれらは安否不明。今日のランチ ― 2018年06月01日 17時53分20秒
今日は電車に乗って田原本に行ってきました。たわらもと。
ランチはここ↓
アルコカフェ。
ここ目的に行ったんじゃありません。
たまたま目的地の近くにあったので入りました。
感じのいいカフェでした。
菜食ランチ!
わたしのためのランチ!
めっちゃおいしかったです。どれも。
野菜の天ぷら、衣がサクサクでした。
油だけど、もっとー!ぷりーず!ヽ(^。^)ノって感じでした(笑)
ごはんも。
もっとぷりーず!ヽ(^。^)ノ
しかし、完食したらおなかいっぱいになっていました。
今日は昨日とうってかわっていい天気♪
暑くも寒くもないちょうどいい気候。
歩くと汗が出るかな、ぐらいの感じ。風が吹くとひやっとして気持ちよかったです。
唐古・鍵ミュージアム リニューアルオープン ― 2018年06月01日 21時42分25秒
最近、考古ネタがポツポツありますが、別に考古学の勉強を再び始めたとか、そういうわけではありません。
この前、東京国立博物館で平成30年 国宝・重要文化財新指定展をやっていました。
またタダ券をもらったんですよ(^^;)
関西住だっちゅーの(笑)
すごく見たいのがあったんですが、結局4月5月は上京する機会がありませんでした。
すごく見たかったのは、唐古・鍵遺跡の出土品です。
地元で見ろっちゅーの(笑)
祝・重要文化財指定!ヽ(^。^)ノ
そのうち田原本に見に行くかーと思っていたところ、某所で『唐古・鍵遺跡ミュージアム リニューアルオープン 企画展 唐古・鍵遺跡の重要文化財~新指定品の紹介~』というポスターを目にしました。
「これは行かねば!(・∀・)」
で、リニューアルオープンが今日だったので、今日行ってきました。
駅から歩いて20分ほどでしょうか。
リニューアルオープン日、重要文化財新指定展の初日、きっと田原本町民はおろか奈良県民、さらには全国の弥生時代ファン、環濠マニアがこぞって押しかけ立錐の余地もない状態に違いない!
と覚悟していきましたが、いつものように快適に見学できました。
ガラガラではなかったです。
この手の展示にしてはヒトが多かったです。
ヒトを入れないよう写真を撮るのに苦労するぐらいの感じ。
環濠集落。
日本史で習いましたね。それにしてもすごい、網の目状。
なんか通勤電車の中で見たことがあるような弥生人。
写り込んでいるBBAが気になって勾玉に集中できん!
という苦情は受け付けます<(_ _)>
わたしもです(-_-;)
銅鐸鋳型。
これすごいです。木鞘と石剣。
わたしが東京にまで見に行きたいと思っていたのは↓これです。
褐鉄鉱の容器。
中に勾玉が入っていたんですって!
この翡翠勾玉。
下からライトを当てて、ことさら神秘的に演出してあります。
弥生人にとってはこんな演出をしなくても十分神秘的な色だったんでしょうね。
大事に取り扱われていたことがわかります。
このおじさんたちはリニューアル前にもいたような気がする・・・・。
両側のおっきな壺は回転していました。
肩部に絵画あり。
これ、ヒト形土製品らしいです。
かわいい♪
ストラップとして商品化されたら買うヽ(^。^)ノ
隣の部屋で埴輪展もやっていました。
なんてタイムリー(笑)
馬さんの性別を研究してきました。
性別不明。
この2体は轡、鞍、鐙、障泥などの馬具を詳細に表現しているにもかかわらず、馬さんの性別は表現していませんでした。
つまり、この馬形埴輪にとって、性別はどうでもいい。
あるいは女の子である。
どっちだ?
というわけで、大きく脇道に逸れ(笑)、唐古・鍵ミュージアムをあとにしたのであった・・・・。
史跡 唐古・鍵遺跡 ― 2018年06月02日 09時42分49秒
田原本町、下を向いて歩いてもおもしろいです。
夢中になりすぎて、事故を起こさないよう、気をつけて探しましょう。
唐古・鍵ミュージアムから、唐古・鍵遺跡に移動しました。
どれぐらいでしょうか、1.5キロぐらい北に行ったところです。
途中、道路にこんな表示も。
この数字がだんだん減って行くのを見ながら歩いていく楽しみもあったのかな?
ここで右折をためらい(地元民の路地みたいな道に見え、行き止まりなんじゃないかと疑った)、わたしが見た表示はこれが最後でした。曲らず真直ぐ突き進み、このあと1キロ余、国道24号線沿いをダラダラ歩いていきました。24号線を北上したら迷わずに遺跡に行けることはわかっていました。
おお! 到着!
弥生環濠ファンの聖地(わたし認定)、唐古・鍵遺跡!
ミュージアムより、こっちのリニューアル感の方がすごかったです。
以前はここ、池の横に望楼が立っていただけで、あとは駐車場ぐらいしかなかったんですよ。
ちなみに2011年↓
いま↓
すっごい整備され、公園化されていました。
唐古・鍵遺跡が国史跡に指定されたのが1999年、文部省が文部科学省になったのが2001年ということで、この碑は文部省の名前が入っています。
復元環濠。
遺構の屋内展示室もありました。
プランターケースも弥生風(笑)
しかし、わたしは史跡公園は素通り(笑)
道路を挟んで斜め向かいに出来ていた道の駅・レスティ唐古・鍵。
最近できたんです。
行かねば!
と思っていました。
1階の店舗(おみやげ、地元野菜など)は素通り。
目的地は2階のカフェ!
「唐古の道の駅だぜ。きっと弥生ソフトや環濠ソフトがあるに違いない!」
ありませんでした・・・・( ;∀;)
しかたがないので、アスカルビーのミックスソフトで勘弁してやりました!ヽ(^。^)ノ
形が悪くてちょっとがっかりだったんですが、実はずっしり重くて(けっこう量はあった)、苺の味が濃くって、おいしかったです!
3階が展望台になっているというので、ちょっと上ってみました。
西側。
唐古のあたりからみる二上山って、ホント美しいです。
弥生人も見ていたに違いない。
二上山の姿にうっとり感動したあとで、東側の唐古・鍵遺跡側に移動。
「なんすか、これはっ!?Σ(|||▽||| )」
目の前電線だらけ。
しかも望楼のあたりにはご丁寧に電線に黄色いカバー付きで目隠し!Σ(|||▽||| )
上の方に、交差点から撮った道の駅の建物の写真を出しているでしょう?
遺跡側から見ても、たしかに「展望台」部分に電線がかかっています(笑)
この道の駅に、望楼の機能はないものと認定いたしました(;´Д`)
そういえば、以前、唐古・鍵ミュージアムにあった復元銅鐸。
2010年↓ そとからゴンゴン叩く春海。
今回、ミュージアムになかったので、どうしたのかと思っていたら・・・・
道の駅に移動していました。
これって、言っちゃなんだけど、桜ケ丘銅鐸だよね(^^;)
せっかく来たので、また公園に戻り、ちょっと見学してきました。
屋内遺構展示室。
柱穴に柱が残っています。
唐古は木製品、いい状態で残っていますよね。
これ↓2011年。
比べると、望楼もリニューアルしているようですね。
2011年の春海@唐古・鍵遺跡。右側に池と望楼があります。
このころはまだかわいくて、細かったです。
春海もリニューアルしちゃって、いまじゃ・・・・。
制服のスカート、閉まらんとか!(爆)
帰る前にもう一度道の駅に寄って買い物をして、田原本駅には戻らず近鉄石見駅に。
昨日は、近鉄田原本駅→アルコカフェ→唐古・鍵ミュージアム→史跡唐古・鍵遺跡(通り抜け)→道の駅(ソフトクリーム)→史跡唐古・鍵遺跡(見学)→道の駅(買い物)→近鉄石見駅。こんな感じで。
道の駅での買い物は、
プリン。
あと、奈良交通の持ち帰り冷凍餃子。極みって書いてありました。
さっそく昨日の晩ごはんに。
肉がしっかり詰まっていて、にんにくも効いていておいしかったです。
皮も、焼いた部分はパリパリ、蒸した部分はもちもち。好きなタイプの餃子でした。
これと似たの、どっかで食べた記憶があるんですが、どうしても思い出せません。
プリンはまだ食べていませーん、今日のおやつかな(´▽`)
F15 ― 2018年06月02日 15時05分55秒
さっき、春海と録画しておいた刑事ドラマを見ていました。
すると突然・・・・ホント突然なんです、スゴイ爆音が。
ゴオオオオオーって。
「戦闘機の音や!」
外に飛び出しました。
すんごい音だったんですが、姿は見えず。
うちの上空、けっこう飛行機が通ります。民間の旅客機です。
それとはまったく音が違っていました。
「なんや、なんや!?」
すぐにスマホで検索しました。
今日、奈良基地祭の展示飛行をやっているそうで。
F15戦闘機1機。
わたしたちが外に飛び出したのがちょうど1415でした。
サイトによると展示飛行の時間が1410-1420予定。
まさにこの時間!
奈良基地上空を2回旋回するって書いてありました。
わたしが音に気付いたのは1回です。
くっーーーー(>_<)、見逃したっ!
知らんかったぞー、刑事ドラマなんか見ている場合じゃなかった!