ひねもすのたりのたりのたり

久保さんのアルバムに貼ってあった飛練１６期宇佐艦攻専修生集合写真です。

練習生の方は全員判明しています。


問題は２列目イス席の人たち。

左端は、お顔から８期の賀来準吾教員だろう、と。

残り３人が・・・・。
一種軍装の人は分隊長かな？
左から２人目と右端は教員だろう、ぐらいの推測はしていました。

練習生として写っている菊田寿雄さんの戦後の回想によると、５期高松寿教員、７期清水政三教員、８期賀来準吾教員がいたとのことで、不明の２人が高松さんと清水さんか？――

ここで話は止まっていたのですが、先日、ふと、

「そういえば大澤さんは飛練１６期が実用機をやっていたころ、宇佐で教員をしていたのではないか？」

と思い出しました。
いつも”いまさら”でスイマセン(+_+)

いろいろ尋ねてみました。

まず大澤さんが宇佐で教えていた練習生の期を聞いてみたのですが、まったく記憶にないそうです(^^;)
たしかに、大澤さんの写真の中にも、宇佐時代の練習生と一緒に写っている写真は１枚もありませんでした。写真でも残っていれば覚えているかもしれないけど、それすらなかったら覚えていないのもしかたないですよね・・・・。
わたしも学生時代のクラス、誰がいたとか何組だったとか担任は誰だったとか、覚えていないです。


飛練１６期の集合写真に写っている椅子列の人たちに見覚えがないか、見てもらいました。
賀来さんは「そうだと思う」と。
一種軍装の人は、「写真が暗くてよくわからないけど今宿大尉のような・・・・？」
今宿大尉というのは、兵学校６４期出身の艦攻乗り・今宿滋一郎大尉。
１７年１０月２６日南太平洋海戦、瑞鶴艦攻隊の指揮官として出撃し戦死。

これが今宿大尉である、とはっきりお顔がわかる写真がないか、知人にも聞いてみたのですが、現時点で入手できていません。なので飛練１６期艦攻専修生の分隊長が今宿大尉なのかどうかいまだにはっきりわかりません。

高松さんは大澤さんの宇佐時代、同分隊だったらしく、お顔はご存じだということです。
が、写真に高松さんばいないのでは？とのことでした。
ユーモアのあるおもしろい人だったそうです。

清水さんは分隊が違っていたようで、どんな人だったかわからない、とのことでした。



※画像は久保さんご提供