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20年8月1日 屋久島の海と空2016年06月12日 13時29分13秒

昨日の会合に米軍のガンカメラの映像の研究をしている知人が参加していました。

未公開の紫電改映像を何本か持って来ていて見せてくれました。


どの映像も衝撃的だったのですが、一番衝撃的だったのは20年8月1日の屋久島だろうとかれが推定している映像です。
紫電改がはっきり映っていました。


20年の8月1日の屋久島の空戦といえば、戦闘301の菅野直大尉が行方不明になった空戦です。

映っていた紫電改が菅野機かどうかまではわかりませんでした。
あの日はホリブンも出撃していたんですよね。もちろん、堀機かどうかもわかりませんでした。

が、背後に映った海や空はまぎれもなくあの日彼らが見た海であり、空であり。


映画やCGではなく、71年前のあの日にたしかにあった光景なのだと思ったら、何とも言えない気持ちになりました。



いまわたしの目の前にあるノートPCのこの画面でその映像を見せてもらったんです。
いまでもまだあの光景がこの画面で再現されるような・・・・。





他にもいろいろ見せてもらったのですが、どれも数十秒、1、2分ぐらいの映像でした。
短い映像ですが、いろんな情報がうつり込んでいるんです。
一時停止していろいろ解説しながら見せてくれましたが、日付、場所だけでも、それを推定するためにどれほどの時間を調査に要したか。飛行機の機種がわかり、日付場所を推定しているということは、それに乗っている搭乗員も推定できているということです。

映像それ自体もすごかったのですが、そういうものを生きた資料にできる人もすごいなあーと頭が下がりました。
わたしなんかが見てもなんのこっちゃわかりませんから。

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