小船井写真館の写真 ― 2015年04月07日 10時36分23秒
手元にある写真を見ていたら、小船井写真館の刻印のある写真が何枚かありました。
また、刻印はないものの、「小船井写真館に違いない」と思われる写真もありました。
公開の許可をいただいている写真だけ、ちょこっとご紹介。
小船井写真館というのは、霞ヶ浦、土浦の予科練の近くの阿見坂途中にあった予科練御用達の写真館です。
また、刻印はないものの、「小船井写真館に違いない」と思われる写真もありました。
公開の許可をいただいている写真だけ、ちょこっとご紹介。
小船井写真館というのは、霞ヶ浦、土浦の予科練の近くの阿見坂途中にあった予科練御用達の写真館です。

よほど居心地が良かったのか、それともお嬢さんたちが目当てだったのか、入り浸っていた予科練生もいたとかいないとか(笑)
現時点で、わたしが見た中では小船井写真館の刻印は2種類あるようです。

このタイプ。仮にタイプ1としておきましょう。

前川重美さん(9期、偵察、中攻)

古田正直さん(9期、中攻操縦)

この刻印は実物がいまも小船井家に残っています。


記念に、ノートに押させてもらいました。
写真では、この刻印の下に「STUDIO」の刻印も押されています。
もう1種類はこのタイプ。仮にタイプ2としておきましょう。
写真では、この刻印の下に「STUDIO」の刻印も押されています。
もう1種類はこのタイプ。仮にタイプ2としておきましょう。


前川重美さん(右)と9期の操縦専修生(舞鶴)。

向島重徳さん(10期、艦爆操縦)
これは池田さんのアルバムに貼られていた1枚です。
これは池田さんのアルバムに貼られていた1枚です。

写っているのはどなたか不明です。池田さんは写っていません。9期生ではないと思います。
この写真の右下にも小船井写真館のタイプ2の刻印が押してあります。
ここに写っているソファですが。
この写真の右下にも小船井写真館のタイプ2の刻印が押してあります。
ここに写っているソファですが。

池田さんのアルバムに、他にもありました、このソファ。
小船井写真館の刻印はありません。

後藤龍助さん(9期、戦闘機操縦)
久保さんのアルバムの中にも、小船井写真館の「刻印なし・ソファあり」の写真がありました。
久保さんのアルバムの中にも、小船井写真館の「刻印なし・ソファあり」の写真がありました。

久保伊勢市さん(10期、艦攻操縦)

佐藤清二さん(10期、艦爆操縦)
下にちょっと写り込んでいるソファも同じ柄です。
写真の雰囲気がいかにも小船井写真館ぽい上に、ソファの柄が同じなので、これら3枚も小船井写真館撮影だろうと思われます。
下にちょっと写り込んでいるソファも同じ柄です。
写真の雰囲気がいかにも小船井写真館ぽい上に、ソファの柄が同じなので、これら3枚も小船井写真館撮影だろうと思われます。

新居田偈さん(10期、艦爆操縦)
この写真、刻印もソファもありませんが、雰囲気が小船井写真館ぽいです。
わかりませんが。
他にも「小船井写真館では?」という写真が数枚あるのですが、今回は出さんときます。
刻印の2タイプ、どちらが古いとか新しいとかは現時点では不明です。
わたしが見た中で一番古いのは、操練43期の大澤昇次さんの写真の中に小船井写真館の刻印入り写真が3枚。
13年2月から霞ヶ浦航空隊におられたようなので、その頃の写真だと思います。
9期生10期生が霞ヶ浦に移ったのが14年3月なので、大澤さんの写真の方が古いだろう、と。
大澤さんの3枚は、タイプ1が2枚、タイプ2が1枚とすでに混在しています。
新古は不明ということで(^^;)
写真を見た感じ、刻印を何かの理由で使い分けているような感じもしません。
刻印ありと刻印なしが存在する理由も不明です。
これはあくまで好みの問題なのですが。
小船井写真館の写真、好きなんですよ~。
ちょっと斜めの座らせ方とか、ライトの当て方とか、背景とか。
実物もかっこよかったと思うのですが、どの人もとてもかっこよく写っています。
独特の雰囲気があるので、アルバムを見ていても、
「あれ? これは小船井写真館かな?」
って隅っこに目が行くようになりました(^^;)
残念ながら亡くなった予科練生も多いでしょう。
小船井写真館で撮った写真を遺影として大事にされているご遺族の方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
※画像は9期生ご遺族、久保伊勢市さん、小船井さん、雄翔館ご提供
この写真、刻印もソファもありませんが、雰囲気が小船井写真館ぽいです。
わかりませんが。
他にも「小船井写真館では?」という写真が数枚あるのですが、今回は出さんときます。
刻印の2タイプ、どちらが古いとか新しいとかは現時点では不明です。
わたしが見た中で一番古いのは、操練43期の大澤昇次さんの写真の中に小船井写真館の刻印入り写真が3枚。
13年2月から霞ヶ浦航空隊におられたようなので、その頃の写真だと思います。
9期生10期生が霞ヶ浦に移ったのが14年3月なので、大澤さんの写真の方が古いだろう、と。
大澤さんの3枚は、タイプ1が2枚、タイプ2が1枚とすでに混在しています。
新古は不明ということで(^^;)
写真を見た感じ、刻印を何かの理由で使い分けているような感じもしません。
刻印ありと刻印なしが存在する理由も不明です。
これはあくまで好みの問題なのですが。
小船井写真館の写真、好きなんですよ~。
ちょっと斜めの座らせ方とか、ライトの当て方とか、背景とか。
実物もかっこよかったと思うのですが、どの人もとてもかっこよく写っています。
独特の雰囲気があるので、アルバムを見ていても、
「あれ? これは小船井写真館かな?」
って隅っこに目が行くようになりました(^^;)
残念ながら亡くなった予科練生も多いでしょう。
小船井写真館で撮った写真を遺影として大事にされているご遺族の方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
※画像は9期生ご遺族、久保伊勢市さん、小船井さん、雄翔館ご提供