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山岸教員の日記12014年08月06日 09時41分30秒

乙9期生たちは15年11月30日に予科練を卒業し、12月1日から飛練10期生として練習機教程に進みました。
陸上機操縦班は2つにわかれ、谷田部と筑波へ。※水上機操縦はいない
偵察班は鈴鹿へ。

山岸さんは、操縦班の半分が進んだ筑波空の教員でした。

日記は16年1年間のものです。
飛練10期生が卒業する5月末までの関係箇所の公開をご遺族の方に快諾いただいたので紹介します。
とりあえず原文のまま。


1月6日
訓練開始
練習生、なかなか操縦が荒いが今日一日は休暇も了ったばかりなので黙ってゐた 操縦そのものは休暇前に較べて殆ど変らない 皆俺の言うことを良く聞いてしまって居るらしい



ここで山岸さんが書いている「練習生」は練習生全員のことではなく、受け持ち練習生のことと思われます。
昨日も書きましたが、ペア写真によると、大石芳男さん、高島巌さん、阿部健市さん、上原定夫さん(大石さんは一時期だけだったもよう)。
このあとほかの練習生の名前が出てくるので、もしかした本来、大石さんではなく、その練習生がペアの一人だったのかもしれません。



1月7日
后半単独を許した
少しも危なくはなかったがまだどうもAとTには安心出来ぬ



せっかく山岸教員がイニシャルで書いてくれているのをわたしがばらしていいのかって話ですが。
安心できぬAとTは阿部健さんと高島さんだと思われます(^^;)
危なくはなかったそうなので。
誰にでもヒナ鷲時代はあるっ。



1月8日
午前天候不良為に飛行作業は午後行なはる 風強く気流不良 練習生の単独取止めらる

夕下宿にて練習生より貰ったさざゑを馳走になる



山岸教員にさざえを献上した練習生は誰かわかりません。
担当の練習生の誰かが個人的に山岸教員に渡したのか、それとも40何名のうちの誰かが教員室に差し入れたのか。
練習生からの”付け届け”は禁止ではないんだなー(;^ω^)

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