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遺品目録2014年07月04日 18時23分17秒

「故海軍上等飛行兵曹山崎市郎平遺品明細目録」



ちょうど去年のいまごろ、念願だった山崎さんのお墓参りに連れて行ってもらい、そのとき、ご実家にも寄らしてもらい、御仏壇にも手を合わせてきました。

そのときに見せていただいたものの中にありました。遺品目録。


戦地に何を持って行っていたのか、ひとめでわかります。

三枚にわたって山崎さんの私物が書きこまれています。

トランク、御賜煙草、貯金通帳、財布、現金、印判、万年筆、時計、筆入、鉛筆、ハサミ、小刷毛、小鏡、墨、写真入、半練、折揚子、筆、皮砥石、名刺、カミソリ、千人針、硯石、書道要訣、物理、日本全図、眼鏡、葉書入、葉書、書翰文、鉄道図、日記帳、沓下釣、写真、服刷毛、インク、便箋、煙草(ケース)、扇子、小手帳、カバン、洗面袋、折揚子入、面石箱、針箱、メリヤス上下、タオル、毛メリヤス、水泳帯、日ノ丸、マフラー、チヂミシャツ上下、襦袢、袴下、風呂敷、パンツ、褌、爪切、筆立、カラー袋、パス券入    ※旧字体は新字体に それ以外はそのまま




山崎さん
※西澤さん所有




まあ、なんというか、実はこれ、けっこうショックで。

写真も何枚も見たし、自分の中では「山崎さんはこんな人」という像がつかめているつもりでいたし、お墓参りにまで連れて行ってもらいました。
でも、これを見たときほど山崎さんの実体を感じたことがなかった・・・・。

ご実家で見せてもらった中には遺品目録の品はありませんでした。
手記とか、進級辞令とか、戦死後に海軍から送られてきた書類とか、債券類はきれいにファイルされていました。


いまだにこの遺品目録を見ると涙が出てきます。
文字だけなんですけどね。

これらのひとつひとつが、山崎さんが必要があって持っていたものなのでしょう。

時代のせいなのか、わたしが娑婆の人間のせいなのか、いったい何なのかわからない品もありますが。





逆に、ここにないものも気になります。
お守り――肌身離さず持っていたんだろうな・・・・とか。
煙草――たぶん、これも持って行っていたんだろうな。





去年は暑いのを覚悟して行きましたが、行ってみたら意外と過ごしやすい気候でした。



今年は大雪で大変だったみたいだけど、また行きたいなあ。

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