Google
WWWを検索 ひねもすを検索

9期生の容貌 【呉・舞鶴編】2014年02月11日 11時32分35秒

昨日の続きです。
「おもいで」に寄せられた容貌に関する記述。

【呉海兵団】
関明水(操縦)
「きゃしゃな」


北村彰男(偵察)
「色黒の野武士のような剽悍な」
「小粒」
「引き締まった顔」


新井正美(操縦)
「ヒゲづらでおしゃれ」
「ヒゲが濃かった」


蒲田栄作(偵察)
「背の高い」


植田竹治郎(偵察)
「小柄」


前川重美(偵察)
「女性美の顔」


鈴木松巳(操縦)
「色白のやさしい顔」


清水日出夫(操縦)
「一番小さなくせに」
「小柄な弾丸」


横山孝(操縦)
「丸顔」


藤谷周覚(操縦)
「小粒ながら」


都築国雄(操縦)
「ノッポの最右翼」


野田実(偵察)
「女学生のような柔和な顔」
「大男」
「君の皮膚は男性にはもったいないキレイなものだ」


牛王正明(偵察)
「端正な顔立ち」


岡吉郎(偵察)
「やせていたくせに」
「筋骨質で肩をいからして歩く」


山内敏昭(偵察)
「図体は大きなくせに」
「リンゴの赤さを思わす双頬」


繁富悦行(偵察)
「ノッポ」


香川数郎(操縦)
「キラリと光る奥歯」


高田忠勝(偵察)
「体は小さいが」


兼藤二郎(偵察)
「ヒゲが濃く、目のギョロリとした、仁王さまみたいなやつだった」
「ヒゲ武者のダルマさん」


加村外三(偵察)
「色白で」


【舞鶴海兵団】
皆川彰(偵察)
「美男子」


山田清(操縦)
「スラリーとした」


大西要四三(操縦)
「体の大きな割に」
「体は一番大きい方であった」


上田伴則(偵察)
「まゆが太く目玉が顔の奥の方から光っていた」




ヒゲのことを書かれている練習生が複数名いますが、集合写真からヒゲがどうだったかはちょっと判別つかないです(^^;)
山賊みたいなヒゲとか西澤さんみたいなヒゲの練習生はいないですから。みんなきれいに剃っています。剃っていても青々していたんでしょうけど、この大きさの写真からはちょっと・・・・。


蒲田さんがですね・・・・。
これだけキレイな写真があるにもかかわらず、集合写真から探し出せていないんですよ・・・・。
罰直教班長の班だったと書かれているのですが、羽藤さんの班(12班)にこの人はいないし。
11班と書かれているものもあるのですが、11班にも見当たらないし・・・・。


香川さんの「キラリと光る奥歯」も気になります。が! 集合写真では奥歯まで見えません!(笑)
「貴公子」とも書かれているので、めぞん一刻の三鷹さんみたいなイメージで探しているんですが!
↑これで見つかったら世話ない(・∀・)つーか、そんな人いない!


※画像提供、9期生ご遺族の方々、雄翔館

9期生の容貌 【佐世保編】2014年02月11日 13時28分01秒

これで最後です。佐世保海兵団所属9期生。

相変わらず口の悪い同期生がいますが、いいんです、同期生ですから。。。。




岸川正人(偵察)
「色が白くやや赤みのさした好男子」


酒村健三(偵察)
「ニキビかすの黒い顔」
「華やかだったニキビ」


川崎助男(操縦)
「きりっと引き締まった感じ」


植松繁(偵察)
「赤銅色の童顔」


久米武男(操縦)
「色浅黒く」


木原辰雄(操縦)
「クリクリまなこ」


井上三千人(偵察)
「耳の下のひだが普通の人より一つ多くあった」
「背が高いくせに」


都地肇(操縦)
「小型タンク」


植木愛雄(偵察)
「細いが」
「小柄」


杉野憲市(偵察)
「額が広くあごの角ばった」
「ややがに股」


島田直(偵察)
「端正な優男、裸になると筋骨否筋肉隆々」


古田正直(操縦)
「ゴツイまでにがっちりした」
「ガブリとした顔」


米盛朴(偵察)
「色が黒く、目玉のギョロリとしたまるでムツゴロウ」
「色黒く目玉が大きくギョロギョロしていたので人相の点では前科八犯ぐらい」


島子栄二(操縦)
「大きいお尻」


黒木勇三郎(偵察)
「この色の黒いの」


原精二(操縦)
「小柄ながら」
「スタイリストできりっとして」
「帽子のかむり方が特にうまかった」


轟木省(しっりんべん)(偵察)
「顔はニキビのあとで少し汚れていたが」


福山清武(操縦)
「剛毅な顔」


羽藤一志(操縦)
「柔和な顔」
「小柄な」


松本勝正(操縦)
「ヒットラーユーゲントと見間違う美男士」


安達繁信(操縦)
「総て大柄にできていた」
「澄んだ大きな目」


大山輝一(偵察)
「青くやせた顔」
「丸顔」


大正谷宗市(操縦)
「座っているのを見れば大男に見えるが立つとさにあらず」
「背のあまり高くない君」


岸本正好(偵察)
「小柄な」


藤島光夫(偵察)
「容貌魁偉」


井上三千人さんが「耳の下のひだが一つ多い」って書かれていますよね。
ふつうの軍帽だと耳はわりとはっきり確認できます。でも、わからないんですよ、この状態。
「耳の下のひだが一つ多い」ってどんな状態だろう?(-_-;)


植木愛雄さんが悩ましいです。
13班と、班までわかっているのに集合写真から探し出せません。
お顔は・・・・「この人?」って人がいるのですが、やせてもいないし、小柄でもない。
この容貌に関するコメントが引っかかって特定できていません、


米盛さんですが。
お顔を出していますが、別に「人相の点では前科八犯ぐらい」ってのを参考にして「この人だ!」って特定したわけではありません。
米盛さんは雄翔館に氏名入り遺影がありました。
本間さん(旧姓・石塚)も手記に写真を載せています。
この2枚をもとに集合写真からも拾っていますが、「前科八犯」はさすがに言いすぎな気がします(笑)
ふつうに「よかにせ」ですよ、米盛さん。


この「おもいで」の外見・容貌に関する記述から氏名特定することはありません。
逆に、ほかの要素から氏名特定ができてから、矛盾していないか参考にしています。



※画像提供、9期生ご遺族の方々、雄翔館

9期生の容貌 【番外編】2014年02月11日 19時32分14秒

さっき、「これで最後」と書きましたが、書いたはなから【番外】やります。

「おもいで」以外のところから拾ってきた9期生の外見に関することです。
※画像は必ずしも評されている時期とは一致しません


《本間猛『予科練の空』》
米盛朴練習生(予科練時代)
「背高く色あくまで黒く、筋骨隆々として」
「色の黒さと無骨な風貌に、みんなは有明海名産のムツゴロウの尊称を奉った」


大石芳男練習生(予科練時代)
「秀でた鼻梁、濃い眉、意志を示す黒い目、近代的マスク」


松本勝正練習生(予科練時代)
「長身と端正なマスク、鋭い眼光」


中尾鶴蔵練習生(予科練時代)
「毛深く、しかもその毛が剛毛で、色が白く、柔和な小さい目、ずんぐりした体つきがなんとなく熊を連想させ」


《吉田一『サムライ零戦記者』》
新井正美3飛曹(17年、台南空)
「額から両頬にかけて派手に吹き出たにきび」

これは、吉田さんがラエに到着早々、モレスビー攻撃で「片翼のフラップを敵弾にもぎ取られた若い搭乗員」が、「フラップなしで立派に着陸した」話を聞き、その搭乗員を飛行機のところに呼んで取材をしたという話です。
その「若い搭乗員」が9期の新井正美さんだったわけですが、フラップをもぎ取られた零戦の前に立つ新井さんの写真、『サムライ零戦記者』には掲載されていませんが残っています。
ただしひどいピンボケで、新井さんのお顔ははっきりとはわかりません。
「新井さんだろうな?」
という程度の精度です。
新井さんはカメラの方を向いていないので、もしかしたら、吉田さんが撮影している横から、誰か居合わせたほかの人が便乗して撮った写真かもしれません。




《倉町秋次『予科練外史』》
本間秀人3飛曹(17年、高雄空、回想)
「飛行服に清潔感のただよう彼は、元服したての若武者を偲ばせる少年」


野口義徳1飛曹(18年、201空)
「童顔の彼」
「地色の赤銅色が外南洋の陽に焼けて磨きがかかり頼もしい益荒男ぶりだ」


加藤哲夫1飛曹(18年、瑞鳳)
「秀でた額、ひきしまった口許、叡智を秘めたまなざし、良家の公達のような風貌」


牛王正明上飛曹(18年、702空、回想)
「形のよい頭、整った顔立ち」


前川重美上飛曹(18年、702空)
「美しい月、中秋の名月よりも澄み切った月、前川の長い睫毛が、一本一本数えられる」

野口さんは予科練時代の写真を使いましたが、『予科練外史』には18年秋に倉町先生が戦地に訪ねたときの野口さんの写真も掲載されています。
たしかに目鼻立ちもよくわからないぐらいお顔が真っ黒です。

前川さんも、ここに出した写真は予科練時代ですが、『予科練外史』にはこの「美しい月」とそう離れていない時期の前川さんの写真が掲載されています。
いろいろ写真を見た感じでは「長い睫毛、ああ・・・・なるほど」な感じです。

予科練を卒業してすでに3年、野口さんも前川さんも中堅、頼りにされる一人前の搭乗員として活躍している姿を見れて感激もひとしおだったのですが、と同時に、これらの写真が撮影されて間もなく――野口さんは数日後?、前川さんは2か月後――には戦死してしまわれるので・・・・なんとも複雑な気分になる写真でした。


※画像提供、9期生ご遺族の方々、雄翔館

お仕事2014年02月11日 20時55分37秒

今日から家でも仕事をしようと思いました。

出かけて行っている仕事とは別に、在宅での仕事もいただきました。
ありがとうございやす!!( ̄▽ ̄)

いつも仕事をしているリビングを春海が占領しているので(餅食いながら録りだめアニメを見ている)、ママはパパの部屋で。パソコンをどけて、トレース台をひっぱり出してきて作業場完成!

さて、トレースしよう!

と思ったら、道具が・・・・orz

新しいインクがかたまっていたみたいなんですが、気づかずにそれをロットリングに注入してしまいました。

描いてみたらめっちゃ薄くて。

しかも、インクが均一に出てこない。
ペン側が傷んでいるのか、インクに粉状のものが混ざってしまっているのか。
ペン先を洗浄に回して、先生に「新しいインクとロットリングが欲しいなあ(;^ω^)」とSOSメール送ってしまいました。
何たる不覚。道具の管理もできないなんて・・・・((+_+))


とりあえず今日はもう何もできないという判断で、9期生のことを書いていました。

たぶん明日から当分9期生のことはやれません。

先生も待ってはるやろうから、集中して仕事を終わらせてしまいます。