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命のはかなさ2013年11月09日 18時15分54秒

夕方、トサキンに餌をあげていました。


いつも3種類あげています。

順番は、稚魚用のエサ、強力色揚げエサ(やや小粒)、普通の色揚げエサ(大人用)。
稚魚用のエサと強力色揚げエサは小さいので「パラパラ」と適当に撒いているのですが、大人用は大きいので、きんぎょの様子を見ながらあげています。

1号は体が大きいので、大人用エサでも2粒同時に口に入れることがありますが、2号は小さいので1粒ずつ。しかも食べ終わるのに時間がかかります。

食べているときは、うろうろ泳ぎまわりながらもぐもぐやっています。

食べ終わったらパッとママが覗いているところにやって来て「ちょーだいちょーだい」します。

それを見て2粒目を投下。

パクッと口に入れたらまた泳ぎに行って・・・・。

そんな感じで3粒あげています。


今日、2号に2粒目をあげて、もぐもぐしながら泳いでいる様子を見ていたときのこと。
ママがいた真下のたらいの壁に、小さな虫が止まっているのに気付きました。何だろう? 2ミリぐらいの、ハネのある黒っぽい丸っこい虫でした。

最初水際にあったので、あの子らが食べ忘れている強力色揚げエサが浮いているのかと思いました。大きさが似ていたので。

見ていたら、つつつとたらいの壁をよじ登ってきました。

「あ、虫だ。水を飲みに来たんだな」

ふと見ると、2号が2粒目を食べ終わったらしく、ママのところに「ちょーだい」しながらよちよちと泳いできました。

なんということでしょう!

さっきの虫が、つつつとまた水際に降りていきました。

「あ゛っ!( ゚Д゚)」

と思う間もなく、虫の姿が消えました。

2号が食っちまいました(T_T)

一瞬の出来事でした。




きんぎょも何匹も死なせました。
人間と違って、一度病気になるとウソみたいにあっけなく死んでしまいます。
ま、本当は「あっけなく」なくて、自分としては精いっぱい救命に努力したつもりであるのですが。


そんなきんぎょよりさらに「あっけなく」。
虫が1匹、死んでしまいました。

夏は平気で蚊を叩きますよ。

でも、蚊には悪いけど、あまり憐れみを感じたことはありません。


今日は目の前でわたしのペットの2号が、水を飲みに来ただけの虫(別に悪さはしなかろう)を丸呑みしちゃったのをみて、なんだかとてもその虫に憐れみを感じてしまいました。

生きるために水を飲みに来た虫が、次の瞬間にはきんぎょのエサに。

春海と二人で、虫さんの冥福を祈るのでした。

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