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台南空のハトリさん2012年12月24日 19時25分04秒

友だちから、

「(台南空所属らしい)”はとり”という搭乗員を知りませんか?」

と聞かれました。
洋書にそういう名前の搭乗員が出てくるらしいのです。

ああ、ハトリさんね、知ってる、知ってる( ^o^)ノ

平林真一さん(台南空)の手記に、平林さんたちが新米搭乗員としてラバウルにやってきたときの先輩搭乗員たちの様子が描かれています。
『羽鳥兵曹をかこむようにしてはなしをきいたとき、「敵をまえにして、いま射撃しようとするときはかならずうしろをみろよ。もしうしろに敵がいたら捕捉した敵機はあきらめて、ただちに態勢をととのえなおせ」といわれた』

羽鳥兵曹、かっちょいいーーーー!(・∀・)

でも、
「ハトリって誰?(-_-;)」



石川さんの手記に、答えがありました。ラバウル時代の回想。
『吉野、吉井、菊地、米川、山崎、吉田、西澤、B26に体当たりした水津、豆六の愛称も懐かしい遠藤、ポッポで通っていた羽鳥、ちょっと考えても大勢の顔が脳裡に浮かぶ』


うん?
ポッポで通っていた羽鳥?

羽藤一志3飛曹のことじゃあないですか!?
※飛練時代

台南空で「羽」がつくヒトは羽藤さんお一人、「鳥」がつくヒトはいないので、まあ、羽藤さんのことでしょう(^_^;)

羽藤→ポッポ→(ハト)→「羽鳥」

おそらく最初は「ハトー」という音からの連想で「ポッポ」というあだ名になったのではないかと推測します。
それが年月の経過と共に、(ハトの)画像が加わって「鳥!」と、そっち方向にいっちゃった(/_・)/

って感じ?(^◇^;)



ふだんよっぽど「羽藤」と呼ばれていなかったんでしょうか(笑)
西澤さん「おい、ポッポ」
平林さん「ポッポ兵曹!」


単なる光人社の誤植であってほしいと願うばかり。