Google
WWWを検索 ひねもすを検索

今日一日・・・・(ToT)2012年01月05日 22時17分14秒

今日も6時前に起きて朝練。

9時に終わってぶらぶら帰ってきたら9時半。

生協が10時半に来ることになっていたので、それを待ってモノを受け取り。
すぐに病院に出発しました。

予約外で行ったので、あらかじめ、時間がかかります、と言われていました。

でも、あんなにかかるなんてーーーーー(ToT)

終わって病院を出たの、4時50分頃ですよ(ToT)


いつもは4時から夕飯の準備をはじめ、5時から夕飯。で、夜練に行くわけですが。

今日はもう早炊きも無理な時間だったので、コンビニで夕飯買いました(-_-)



で、結局、春海の足ですが。
足首をあっち曲げたりこっち曲げたり、レントゲン撮ったりしたのですがはっきりとした異常はなし。

「様子見てください、としか言えないですねー(^_^;)」

腫れたり、歩行困難になったときはまた来て下さい、とのことで。
ママは、医者じゃないけど、こう言われると思っていました(・ω・)


いまのところ、歩くのも、走るのも、飛ぶのも、全然平気です。
でも、やっぱり、背泳ぎのキックを打つと痛いらしく。

Sコーチにも相談したのですが。
とにかく早く通常の練習を再開させたいと。それにはどうするのがよいか。
1.数日間、完治するまで完全休養させる
2.いまのままプル練習だけでも続けさせる

どっちがいいのかと。

コーチは「2」。
「1」の方が早くは治るでしょう、とのこと。
でも、完全に休むと、休んだ分、(泳ぎの)感覚がなくなる、みたいな話でした。プルだけでも続けて練習しておいた方がいい、と。

選手は故障と付き合いながら泳ぎ続けるんだーーーみたいなお話でした。
ま、それは一流選手の場合でしょうけど。
春海はなんちゃって選手なんで、そこまでいかれたら困るわけですが。

あと、テーピング。
試合ではダメらしいですが、練習中はテーピングして、足首が余計な動きをしないように気をつけるというのも方法の一つです、とのこと。
プルオンリーとは言っても、春海クラスだとどうしても勢いで足が動いてしまうので。

練習はコレでいいとしても、来週末の記録会はどうしても全力で泳がないといけないんですよねー。さて・・・・(-_-;)




そんなこんなで、今日は一日、まったく何もできませんでした。

でも、読書がとってもはかどりました。

朝練2時間、病院6時間半、夜練2時間、全部読書の時間(笑)

1冊完読。そして2冊目に入っています。それは別記事で。

三和多美『海軍の家族 山本五十六元帥と父三和義勇と私たち』文藝春秋2012年01月05日 23時08分30秒



この本、いったん本屋で手にとって戻した本でした。

前にも書いたかも知れないけど、ママは、あまり「家族目線の手記」には関心が・・・・(-_-)

どちらかと言えば、客観的に見れる第三者が書いたモノばかり読んでいる、と思っています、自分では。

それなら、どうして結局この本を買ったのかというと。
(付)三和義勇 「山本元帥の思い出」「山本元帥とリンカーン」
これを見つけたからです。
近くでお仕えしていた三和さん目線の山本五十六さんのエピソード。
以前に同じモノを読んでいるはずですが、立ち読みしたら、
「あれ? この話、知らない」
という部分があったので、買ってしまいました。



この本、今日の朝練から読み始めて、病院の待ち時間のはじめの2時間ほどで読み終わってしまいました。

一気に読めます。
難しい本ではありません。

三和さんがテニアンで玉砕されたときに14歳だった長女の多美子さん目線の三和さんです。

あまり内容を書くとあれなので、書きませんが。
とにかく最初から涙なしには読めません。この家族の運命を知っているから。
三和さんが家族に注いだ愛を知れば知るほど泣けてきます。

独身時代に婚約中だった奥さんに送ったラブレターとか、育児日記とか、かなり意外なモノまで公開されています。

ママは冒頭に「家族目線の手記は・・・・」と書きましたが、それも間違いなくその人の一面に違いありません。その人を語る上で、欠かすことのできない一面です。
家族しか知らない三和さんの一面もあることでしょう。
この手記はお嬢さん目線の三和さん。
きっと奥さんが書かれていたらまた違った三和さんになったことでしょうけど。

もちろん、ふだんから家族目線の海軍さんの姿も関心があるのですが、その人のことを知るのに家族目線の手記から入ってしまうと、自分もその目線になってしまいそうでーー。
あとで妙な情報(?)が耳に入ると拒絶反応を起こしそうだし。

海軍軍人としての三和さんのことはよく知らないので、これ、はじめに読んで大丈夫か、と思ったのですが・・・・逆に、三和義勇大佐という人にも非常に関心が沸きました。



読み終わっていろいろ考えたことはあるのですが、結論としては、
「三和義勇さんの手記部分も興味深かったけど、お嬢さん目線の”父様・三和さん”がすばらしかった」
と。

ですから、本の副題には違和感です。
「山本五十六元帥と・・・・」なんてせずに、「父三和義勇」という部分をバーンと前面に出してきた方がよいのに・・・・と思える内容でした。
どう読んでもそれがメインです。





そして、先日、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』を観てなんだか腑に落ちなかった部分が、この本を読んでちょっと解けたような気がしました。


わたしが思っていた山本五十六像と、映画の役所五十六が乖離しているんですよね・・・・。

わたしの五十六像は、阿川さんの五十六。賛否両論あるでしょうがあれがベース。
さらに、それはわたしの中では三和さんが書いている五十六像と何らの矛盾もないです。

でも、今回の映画の五十六さんは、
「おれのとは違うんだよな~」
って感じ。

あの映画、五十六さんの個性、出ていたんですかね?(^_^;)


山本五十六という一人の男を描きたかったのか、戦争や世間というものを描きたかったのか、たぶん、わたしはそこがつかめないまま観てしまったんだと思います。


三和さんの書いている五十六さんを読んで、
「そうそう、これこれ」
って感じで、あの映画のことを思い出しました。