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『一命』2011年10月19日 14時15分03秒

久しぶりに映画を観に行きました。

今日は『一命』。
時代劇です。三池崇史監督、市川海老蔵主演。

いやあああああ・・・・・・・・・・・・・・きつかったです。

映画そのものもきつかったのですが、映画以外もきつかったです(-_-;)

200余名の劇場に15名ほどの観客。
空いていていいわ~
ママは「前後左右に誰もいない席」と指定して席を取ったので、ゆったり~

と、思ったら、ママが着席した直後に目の前の席におっちゃんがドスン!!

「こんだけ空いてるのに、なんでそこにすわるんだよーーーー!!!!(>_<)」

おっちゃんに文句も言えないので、ママが隣にずれました(T_T)

「きつかった」のは↑この件ではなく。

15名ほどしか観客がいないのに、4回も携帯が鳴りました(怒)。
どういう客層だよっ!?
はい、みなさん、良識あるっぽい年齢層の方ばかりでしたよ。ママより年配のご夫婦とか。

①数コール鳴るも、出ず。着信音が延々鳴り続ける。
②2コールで電話に出る。その後会話(♀)。
③バイブ。静かなシーンで数回ウィーンウィーンウィーン・・・・と響き渡る。
④2コールで電話に出る。その後会話(♂)。

地元の恥をさらすようですが・・・・。なんかねー(´д`)




で、肝心の映画。

ママは映画を観る前にストーリーの把握はしていきません。
でも、評判?はちょっと探ったりします。

どこで見たのか忘れたのですが、この映画、どこか外国の映画祭での上映で、途中退席者多数、ところが終わってみたらスタンディングオーベイション・・・・みたいなことが書いてあったので、

「途中がよっぽどつまんないか、よっぽど日本人にしかわからない内容か・・・・」

と覚悟して観に行きました。

映画の最初の方で「途中退席者多数」の理由がわかりました。

グロすぎ(-_-;)

映画が始まって割とすぐのところで、グロ過ぎなシーンがあるのです。
ストーリー上、クライマックスの一場ではあるのですが、とても正視できません。
ママも、席こそ立たなかったものの、目隠ししてしまいました。

つーか、耳栓したかったです。

たぶん、スクリーンに映し出された映像もすさまじかったでしょうが(見てないからわからない)、音が超すさまじかったのです。

ネタ晴らしすると、瑛太さんが竹の脇差しで切腹するシーンなんですけどね。

時代劇のアレ系のシーンは慣れているつもりでしたが、今回はきつかったです。

気分悪くなるシーンでした。
外国人が見る(聞く?)に堪えなかった気持ちがよくわかりました。


その後、話が時間的にさかのぼって、この残虐シーンに至った理由が明かされていくわけですが・・・・。

号泣映画でした。

筋も号泣ものでしたが、満島ひかりさんの「泣き」のすごさに釣り込まれて泣かずにはいられませんでした。

たぶん、海老蔵さんも泣いていたと思うのですが、どんなんだったかまったく印象に残っていません。
満島さんの泣きはとても演技とは思えないすごさだった・・・・。

それにしても。
テーマはたぶん「生きるとは何か」「武士の面目とは?」、そういうことだと思うのですが。最後は皮肉な結末でした。

たしかに、日本人にしかわからないニュアンスがあるかもしれません。

重ーい映画でしたが、心に残る映画でしたよ。
ああいう生き方、いま思い出しても、涙が出てきます。

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