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登録証2011年02月22日 06時53分25秒

春海が、こんなんもらってきました。


登録証

このかっぱはあまりかわいくない・・・・。

春海のチョコレート2011年02月22日 20時08分43秒

2009年10月、愛媛の愛南町で紫電改引き揚げ30周年の記念イベントがあり、関西からもK上飛曹をはじめ、搭乗員の方々数名と賛助会員数名が夜行バスの強行軍で参加しました。

土日、パパが家にいるという確証が事前に取れなかったので、ジャマだなーと思いつつ春海も連れて行くことにしました。

梅田の夜行バスの乗り場でみなさんにご紹介。
甲飛13期の明坂武典さんが、
「かわいいなあ、かわいいなあ」
と春海を気に入ってくださり、道中、ずっと「春海ちゃん、春海ちゃん」と親より世話してくださいました。

行きのバスの中でお腹が空いたという春海にチョコレートマフィンをくださったり、紫電改記念館で、入口の脇に置いてあった”動く紫電改”に乗せてくださったり、飛行服コスプレをしたときもマフラーやライフジャケットの紐を直してくださいました。

春海もすっかりなついて、
「おじいちゃんの部屋に行ってくる!」
とホテルの部屋に押しかけていって居座ってゲームをしているような有様で。

帰りのバスも、明坂さんは春海の隣だったのですが、夜中、寝相が悪いために通路に落ちていた春海のブランケットを、拾って掛けてくださっていました。

愛媛から帰ってきてからも交流は続いていて、春海がお菓子を好きなことをご存じなので、よくアメちゃんなどを送って来てくださいました。

慰霊祭か戦友会かに行かれたときに手に入れられたとかで、零戦搭乗員のキューピーも、
「お母さんにと違うよ、春海ちゃんに」
と送ってきてくださいました。

春海も、絵入りのお手紙を書いたり、ローマ字表片手にメールを打って送ったり。

去年のバレンタインは(たぶん自分が食べたいと思った)ペンギンのチョコレートを送っていました。
すぐに明坂さんからお礼のメールが届き、春海も、
「わーい、喜んでもらえたー」
と大喜びしていました。

今年も、明坂さんと、同期生の仲良しのKさんとお二人の分を春海が選んで(またペンギンだった!)、メモと一緒に「送っておいて」と頼まれていました。

メモには、
「バレンタインのチョコレートを送ります。来年もまたペンギンのチョコをおくります」
と、そんな意味のことを書いていたようです。

ゴタゴタしていて、発送したのが当日の2月14日。

16日に、同期生のKさんの方から、
「お礼 帰ってきたら春海ちゃんからチョコレート届いていました・・・・ありがとう」
とメールが届きました。

その最後に、明坂さんのことが書かれてあり、「最近連絡が取れずに心配しています」と。
息子さんのところにでも行かれているのでは?
とわたしはあまり心配していませんでした。
搭乗員さんの中では一番お若い方だったし、一月前の新年会のときも、
「自分ら13期は永久食卓番」
と言われながら、会のお世話を甲斐甲斐しくされてました。
それに、なんといっても、「春海ちゃん、春海ちゃん」といつもとかわらずとてもお元気そうにされていたから。

春海に、
「チョコレート、ありがとう、ってKさんからメールが来ていたよ」
と教えたら、すぐに、
「明坂さんは?」
と。
「さあ? まだやなあ。どこか行ってはって、まだ見てないんちゃう?」
と言っておきました。


19日、夜、スイミングから帰ってきてすぐでした。
Kさんから携帯に電話。

「明坂、死んでた」
と。

一人暮らしをされていたのです。
近所の、鍵を預かっていた人が発見されたそうです。

「11日は生きとったみたいやから、そのあとの何日かで・・・・。もう葬式も終わっとってなあ」

離れて暮らしている息子さんが同期生の連絡先をご存じなかったらしく、生前はどこに行くにも一緒に行かれてたKさんですらお別れができなかったようなのです・・・・。

「そういうことやから、春海ちゃんのチョコレートも知らんままやったろうなあ」



去年、バレンタインのときに春海に届いたメール


わぁーい、ワァーイ、うれしいな!!!
可愛いペンギンさんのチョコレートが、かわいいペンギンさんの絵といっしょにとど
きました。
もうおじいちゃんだから、バレンタインでもチョコレートはもらえないとあきらめて
いたのです。
はーちゃん、本当にありがとうありがとう。

明坂武典



今年もまた、こんなメールが届くのを待っているみたいで・・・・。

春海には、亡くなられたことをまだ伝えていません。
どう伝えていいかわからないのです。



今年の新年会で、春海はまたアメちゃんをもらっていました。
阪神百貨店の紙袋にギュウギュウに詰められたアメちゃん。
「駄菓子のコーナーで集めてきたモンやから」
とニコニコしながら春海に渡してくださいました。

春海は学校から帰ってきて宿題をしながら、いまだにそれを一つずつチビチビ舐めています。
「明坂さんからもらったアメちゃん食べながらしてもいい?」
と言って。

テーブルの上の紙袋の中にはまだ半分ほどアメちゃんが残っています。
きっと明日も明後日も、帰ってきて「明坂さんのアメちゃん」を舐めながら宿題をする気でしょう。




「ゴメーーン!! オレの勘違いやった。あいつ、生きとった!」
と、Kさんから電話がかかってくるんじゃないかと思って待ち続けたのですが、とうとう今日、明坂さんの息子さんから電話がかかってきました。

やはり、現実のようです。

11日に亡くなられていたそうです。

(お葬式も終わって)帰られるときに、息子さんが、春海からのチョコレートが届いているのを見つけてくださったようです。

持ち帰って、明坂さんのご仏前にお供えしてくださっているみたい。

たぶん、天国の明坂さんは去年と同じように喜んでくれているのではないかな・・・・。



明坂さん、春海をかわいがってくださって、本当にありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。